新型コロナウイルス感染拡大による経済・供給網への影響
FY2020に初出。13回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q3。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2024対処有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、株式相場や為替相場の乱高下の中でも、賃上げの浸透や自動車生産の回復を背景とした堅調な個人消費に支えられ、緩やかな持ち直しが続いています。」
感染症拡大による経済活動への影響から、国内経済は自動車生産回復等を背景に緩やかな持ち直しへ移行した。 - FY2023対処有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動への影響は回復傾向をたどってきましたが、高インフレと金融引き締めにより回復のペースが鈍化しております。」
新型コロナウイルス感染拡大による経済活動への影響は回復傾向とされた一方、高インフレと金融引き締めが新たな回復鈍化要因として示された。 - FY2023-Q4対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染の収束や経済活動の正常化に伴い、個人消費を中心に緩やかな持ち直しが続いています。」
新型コロナウイルス感染の収束と経済活動の正常化に伴う国内経済の持ち直しが記載され、従来の感染拡大による経済・供給網への影響から改善方向へ変化した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「プリント配線板向けの水溶性防錆剤タフエースを中心とする電子化学材料は、上海ロックダウンや半導体市場の調整等を受けて伸び悩みました。」
新型コロナウイルス関連の上海ロックダウンが、半導体市場の調整とともに電子化学材料の伸び悩みという事業影響として実際に現れた。 - FY2022悪化有価証券報告書
「年明けからのオミクロン株の感染急拡大以降、ワクチン接種の遅れや自動車産業を中心とする生産制約の影響等により、緩慢な回復に留まりました。」
オミクロン株の感染急拡大、ワクチン接種の遅れ、自動車産業を中心とする生産制約により、回復が緩慢にとどまった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「しかし年末からのオミクロン株の感染拡大や、資源高や円安を背景とした物価上昇による消費者マインドの悪化、半導体不足等の供給制約の影響が広がりをみせ、先行き不透明感が高まっています。」
ワクチン接種や緊急事態宣言解除による持ち直しの動きの一方、オミクロン株の感染拡大が新たな感染症関連リスクとして示された。 - FY2022-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、断続的に発出されてきた緊急事態宣言に伴い個人消費が抑制され、持ち直しの動きは緩やかなものとなりましたが、9月30日以降の宣言解除や行動制限緩和により今後、回復の加速が期待されます。」
緊急事態宣言による個人消費抑制は続いたが、宣言解除・行動制限緩和により回復加速が期待されるとの記載に変化した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一部地域における3度目の緊急事態宣言を受けて個人消費が弱含む等、新型コロナウイルスの感染拡大状況に左右される不安定な動きが続きました。海外経済においては、米国、中国を中心に、経済活動の段階的再開や各種の景気対策による回復の加速が鮮明で、ユーロ圏もワクチン接種の進展により持ち直しの動きがみられる一方、変異株による感染再拡大の兆候もあり、依然予断を許さない状況が続いています。」
国内では3度目の緊急事態宣言と個人消費の弱含みが続き、海外では回復が加速する一方、変異株による感染再拡大の兆候が示された。 - FY2021悪化有価証券報告書
「海外経済においては、米国、中国を中心として、経済活動の段階的再開や各種の景気対策による回復加速が期待されますが、ワクチン接種の遅滞や変異株の流行、財政出動の拡大に伴うインフレ懸念等、様々なリスクを孕んだ状況が続いています。」
感染症リスクについて、ワクチン接種の遅滞、変異株の流行、財政出動拡大に伴うインフレ懸念が新たな具体的リスクとして示された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「足元の感染者数の急拡大を受けた緊急事態宣言の再発出などにより、再び経済活動が収縮するリスクがあります。海外経済においても、米国、欧州等の広い地域においてコロナウイルス感染拡大に歯止めがかかっておらず、回復ペースは鈍化するものと考えられます。」
感染者数の急拡大と緊急事態宣言の再発出により、国内経済活動が再び収縮するリスクが示された。海外でも感染拡大が続き、回復ペースの鈍化が見込まれるとの記載に変化した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う内外経済の先行き不透明感が強く、投資を先送りとする傾向が強まるなど様子見基調が続いており、住宅着工や設備投資が弱含む中で、壁材、エクステリアともに低調に推移しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による投資先送り、住宅着工・設備投資の弱含みが、壁材・エクステリアの低調な販売実績として継続して現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う建設工事の遅延が続き、住宅着工や設備投資が弱含む中で、壁材、エクステリアともに低調に推移しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による建設工事の遅延、住宅着工・設備投資の弱含み、建材販売の低調化が実際の事業実績として現れた。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞が世界規模で進行しており、総需要の急減に加え、サプライチェーンや国際金融市場にも深刻な影響を与えています。」
新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停滞、総需要急減、サプライチェーン・国際金融市場への影響が、独立したリスクとして初めて明示された。