電子部品・デバイス市場の需要急減
FY2016に初出。34回の記載のうち14回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019-Q1。直近の記載は2026-08-12。
ラサ工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。66社中43社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに32社。
- 2026-08-12対処決算
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、化合物半導体市況が堅調に推移したことから赤リン、インジウム、酸化ホウ素は増収となり、ガリウムはスポット販売もあり増収となりました。」
化合物半導体市況の堅調推移を背景に、電子材料事業の売上高及びセグメント利益が前年同期比で増加した。 - FY2026対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、化合物半導体市況が堅調に推移し、赤燐、インジウムは増収、ガリウムはスポット販売もあり大きく増収となりました。」
前年度までの半導体市況悪化による需要減少に対し、化合物半導体市況が堅調に推移し、電子材料事業の売上高は前年同期比52.1%増となった。 - 2026-05-14対処決算
「このような状況のなか、化成品事業では、引き続き半導体市況が海外を中心に堅調に推移し、回復基調にあると見ており、業績は増収増益を予想しております。」
半導体市況について、海外を中心に堅調推移と回復基調を示し、電子材料事業でも増収増益となった。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、化合物半導体市況が堅調に推移し、インジウムは増収、ガリウムはスポット販売もあり大きく増収となりました。この結果、当セグメントの売上高は、11億48百万円(前年同期比61.6%増)となりました。」
前年度まで顕在化していた半導体市況悪化・需要減少について、化合物半導体市況の堅調推移を背景にインジウム・ガリウムが増収となり、電子材料事業の売上高は前年同期比61.6%増となった。影響は改善方向に変化している。 - FY2025対処有価証券報告書
「回復基調にある半導体市況の下、半導体向け高純度品は好調に推移し、販売数量の増加により増収となりました。」
前年度まで顕在化していた半導体市況悪化について、回復基調への転換と高純度品の販売数量増加が記載され、影響は改善方向に変化している。ただし電子材料事業では製品別に減収も残っている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、回復傾向にある半導体市況の影響から、赤燐や酸化ホウ素、インジウムの販売数量が増加し、増収となりました。」
前年度まで顕在化していた半導体市況悪化・需要減少について、回復傾向にある市況を背景に赤燐、酸化ホウ素、インジウムの販売数量が増加し、影響は改善方向に変化している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「燐酸などの燐系製品につきましては、半導体向け高純度品が半導体市況の悪化を受け、販売数量の減少により大幅な減収となりました。」
半導体市況の悪化が高純度燐酸の販売数量減少と大幅な減収として通期業績に実際に影響した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「燐酸などの燐系製品につきましては、半導体向け高純度品が半導体市況の悪化を受け、販売数量の減少により大幅な減収となりました。 化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウム等は半導体市況の悪化を受け、販売数量の減少により大幅な減収となりました。」
半導体市況の悪化が、高純度燐酸、ガリウム、インジウム等の販売数量減少と大幅な減収として実際の業績に影響した。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「燐酸などの燐系製品につきましては、半導体向け高純度品が半導体市況の悪化を受け、販売数量の減少により大幅な減収となりました。 化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウム等は半導体市況の悪化を受け、販売数量の減少により大幅な減収となりました。」
半導体市況の悪化が、高純度燐酸、ガリウム、インジウム等の販売数量減少と大幅な減収として実際の業績に影響した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「燐酸などの燐系製品につきましては、半導体向け高純度品が半導体市況の悪化を受け、販売数量の減少により大幅な減収となりました。」
半導体市況の悪化が販売数量の減少と高純度品の大幅な減収として実際に業績へ影響した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、需給が緩和したことや赤燐事故の影響により、減収となりました。」
電子部品・デバイス市場の需給緩和が実際の減収として現れ、赤燐事故の影響も重なって電子材料事業の売上高が8.3%減少した。 - FY2023-Q3製品別の好調と事故影響による減収が併存有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム及びインジウムは堅調に推移し、赤燐は事故の影響により減収となりました。」
電子材料関連では、ガリウム・インジウムが堅調に推移した一方、赤燐は事故の影響で減収となり、製品別の影響の分化が続いている。 - FY2023-Q2製品別の好調と事故影響による減収が併存有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、赤燐は事故の影響により減収となりましたが、ガリウム、インジウム及び塗布剤は好調に推移しました。」
電子材料市場関連では、ガリウム・インジウム・塗布剤が好調に推移した一方、赤燐は事故の影響で減収となり、製品別の影響の分化が続いている。 - FY2023-Q1製品別の好調と減収が併存有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、インジウム、酸化ホウ素は光通信市場の拡大を背景に増収となり堅調に推移しましたが、赤燐は減収となりました。タッチパネル等に用いられる塗布剤につきましては、テレワーク関連需要で出荷数量が伸び増収となりました。」
光通信市場の拡大を背景にインジウム・酸化ホウ素が増収となり、塗布剤もテレワーク関連需要で増収となった一方、赤燐は減収となり、電子材料事業全体の売上高は前年同期比9.7%減となった。 - FY2022対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、5G通信インフラ向け等の需要増加もあり、ガリウムが伸長し、赤燐、インジウムなどが堅調に推移し、増収となりました。」
電子部品・デバイス市場の需要急変リスクは引き続き開示されているが、5G通信インフラ向け等の需要増加により、ガリウム、赤燐、インジウムなどは増収・堅調に推移した。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「電子工業向け高純度品が国内外共に堅調に推移しました。一般品及び二次塩類等は、前期の需用低迷から回復し増収となりました。」
前期まで顕在化していた電子部品・デバイス関連の需要低迷について、高純度品の堅調推移と一般品・二次塩類の回復が示され、影響は改善方向に変化している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「燐酸などの燐系製品につきましては、半導体業界が、活況を呈するなか、電子工業向け高純度品が国内外共に堅調に推移しました。一般品及び二次塩類等は、前期の低迷から回復傾向にあり増収となりました。」
半導体業界の活況、高純度品の堅調推移、一般品・二次塩類の回復傾向が記載され、前期まで顕在化していた電子部品・デバイス関連需要の影響は改善方向に変化している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループは、化成品事業の半導体製造工程向けの高純度燐酸、電子材料事業の化合物半導体向け高純度無機素材など、電子部品・デバイス市場向け製品を販売しておりますが、電子部品・デバイス市場は環境の変化により、しばしば需要の急激な増減が起こる場合があります。」
電子部品・デバイス市場の需要急変リスクを引き続き主要リスクとして開示している。一方、当年度は次世代通信インフラ向け需要などを受け電子材料事業が増収となった。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、高純度赤燐、ガリウム、インジウムなどが堅調に推移しており、増収となりました。」
前期まで顕在化していた電子部品・デバイス関連の市況・需要低迷に対し、高純度赤燐、ガリウム、インジウムなどが堅調に推移し、改善方向が継続している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムなどが堅調に推移し、赤燐も持ち直しが進みました。また、高純度ホウ酸も大幅な増収となりました。」
前期まで顕在化していた電子部品・デバイス関連の市況・需要低迷に対し、ガリウム、インジウム等が堅調に推移し、赤燐も持ち直した。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウム、酸化ホウ素は増収となり堅調に推移しました。」
前期まで顕在化していたガリウム・インジウム等の市況・需要低迷について、当第1四半期は主要品目が増収・堅調に推移し、影響が改善方向に変化した。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、移動体通信向け需要の落ち込みからガリウムが大幅な減収となり、インジウム、赤燐、酸化ホウ素も減収となりました。」
電子部品・デバイス関連の需要落ち込みが、移動体通信向けガリウムの大幅減収やインジウム等の減収として実際に発生した。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムの市況の低迷が続き、ユーザー需要の減少から減収となりました。」
電子部品・デバイス関連の市況低迷とユーザー需要減少が、電子材料事業の売上高27.2%減、セグメント利益90.8%減として実際に業績へ影響した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムの市況が年明け以降低迷し続けていることなどから減収となり、損益も大幅に悪化しました。 この結果、当セグメントの売上高は、3億82百万円(前年同期比24.7%減)、セグメント利益は、9百万円(前年同期比89.4%減)となりました。」
電子部品・デバイス関連の市況低迷が、ガリウム・インジウムの減収と電子材料事業の大幅な減益として実際に発生した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「しかしながら、半導体市況の冷え込み、保護貿易主義の動き、中国経済構造改革の行方、欧州のブレグジットの行方などのリスクは大きいものがあり、経済の先行きは読み難く、企業経営環境には先行き強い不透明感があります。」
半導体市況の冷え込みが経営環境上の大きなリスクとして明示され、従来の市況回復・需要増の記載から再び悪化方向へ変化している。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムともに、販売単価の回復と、顧客需要の増加により増収となりました。」
ガリウム・インジウムについて、従来の市況低迷から販売単価の回復と顧客需要の増加へ改善した状況が続いている。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムの販売単価の大幅な回復と需要の増加により増収となりました。」
従来のガリウム・インジウムの市況低迷に対し、販売単価の大幅な回復と需要増加が記載され、電子材料市場の影響は改善方向に変化している。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムの販売単価が市況の回復により改善したことから増収となりました。」
従来のガリウム・インジウムの市況低迷に対し、市況回復による販売単価の改善が記載されている。 - FY2018-Q3ガリウム増収とインジウム販価低迷が併存有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、高純度ガリウムの販売数量の増加により大幅な増収となりました。インジウムは、販売数量は増加しましたが販価低迷から若干の増収に止まりました。」
高純度ガリウムは販売数量増により大幅な増収となった一方、インジウムは販売数量が増加しても販価低迷により増収幅が限定された。 - FY2018-Q2ガリウム販売増とインジウム市況低迷が併存有価証券報告書
「化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、高純度ガリウムの販売数量が増加したことから、大幅な増収となりました。インジウムは、数量は伸びたものの市況の低迷からほぼ横這いで推移しました。」
高純度ガリウムは販売数量増により大幅な増収となった一方、インジウムは数量が伸びても市況低迷により横ばいで、製品別の影響の違いが続いている。 - FY2018-Q1半導体需要の強さとガリウム市況低迷が併存有価証券報告書
「また、半導体向けの電子工業向高純度品は、国内外共に関連産業の需要が旺盛であったことから、引き続き好調に進展し増収となりました。」
半導体向け高純度品の需要は旺盛である一方、電子材料事業ではガリウム・インジウムの市況低落が続いており、製品別に影響が分かれている。 - FY2017-Q3製品別に影響が分化有価証券報告書
「電子工業向高純度品については、国内外の半導体関連ユーザーの操業が引き続き堅調に推移していることから、大幅に増収となりました。化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、期央以降に金属市況の低迷に底打ち感が出てきたものの、依然高純度ガリウムは需要の低迷が続いており減収となりました。」
半導体関連ユーザー全体では高純度品が大幅増収となる一方、高純度ガリウムの需要低迷は続いており、電子材料市場の影響が製品別に分かれている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「高純度ガリウムの需要並びに市況の低迷が続いており減収となりました。」
電子材料事業で高純度ガリウムの需要・市況低迷が実際に続き、減収要因となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「電子部品・デバイス市場の環境の変化により、需要の急激な減少などが起こった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
半導体向け高純度燐酸や化合物半導体向け素材への市場依存を記載。