海外事業における為替・経済・政治リスク
FY2016に初出。24回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
レンゴーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。117社中72社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに46社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「海外関連事業につきましては、欧州における自動車産業の低迷の影響により重量物段ボールの採算が悪化し、減収減益となりました。この結果、当セグメントの売上高は209,092百万円(同98.1%)、営業損失は1,628百万円(前期は4,931百万円の営業利益)となりました。」
欧州自動車産業の低迷が重量物段ボールの採算悪化と営業損失1,628百万円として現れ、海外経済・事業運営リスクの影響が一段と深刻化した。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「海外関連事業につきましては、欧州における自動車産業の低迷の影響により重量物段ボールの採算が悪化し、減収減益となりました。この結果、当セグメントの売上高は98,305百万円(同90.1%)、営業利益は147百万円(同3.6%)となりました。」
欧州自動車産業の低迷という海外経済環境のリスクが、重量物段ボールの採算悪化と営業利益147百万円、前年同期比3.6%という実績に現れた。 - FY2025悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度の当社グループの海外売上比率は21.7%であります。」
海外売上比率が前年度の21.3%から21.7%へ上昇し、海外事業および為替・各国経済・政治等への売上面のエクスポージャーが拡大した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「海外関連事業については、連結子会社が増加したことにより増収となったが、欧州において重量物包装事業の採算が悪化したこと等により減益となった。この結果、当セグメントの売上高は109,072百万円(同111.6%)、営業利益は4,056百万円(同96.5%)となった。」
海外子会社の増加で増収となった一方、欧州重量物包装事業の採算悪化により減益となり、海外事業に伴う経済・事業運営リスクが実績に現れた。 - FY2024悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度の当社グループの海外売上比率は21.3%である。」
海外売上比率が前年度の20.1%から21.3%へ上昇し、海外事業および為替・各国経済等への売上面のエクスポージャーが拡大した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度の当社グループの海外売上比率は20.1%である。」
海外売上比率が20.1%となり、従来の11.8%から海外事業への売上依存度・為替等のエクスポージャーが拡大した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「海外関連事業については、新型コロナウイルス感染症拡大によって落ち込んだ需要が、回復傾向となったことにより、増収増益となった。この結果、当セグメントの売上高は90,564百万円(同143.5%)、営業利益は3,606百万円(同180.4%)となった。」
感染症拡大に伴う海外需要低迷の影響が緩和し、海外関連事業は増収増益となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「海外関連事業については、新型コロナウイルス感染症拡大により落ち込んだ需要の回復を受けて、増収増益となった。この結果、当セグメントの売上高は58,833百万円(同143.8%)、営業利益は2,374百万円(同234.6%)となった。」
感染症拡大で落ち込んだ海外需要が回復し、海外関連事業は売上高・営業利益とも前年同期を上回ったため、海外需要リスクの影響が緩和した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「海外関連事業については、新型コロナウイルス感染症拡大によって落ち込んだ需要が、回復傾向となったことにより、増収増益となった。この結果、当セグメントの売上高は28,609百万円(同132.4%)、営業利益は1,126百万円(同194.5%)となった。」
感染症拡大で落ち込んだ海外需要が回復傾向となり、海外関連事業は増収増益となったため、直前期に顕在化していた海外需要リスクの影響が緩和している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「海外関連事業については、連結子会社が増加したことにより増収となったが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要低迷の影響を受け、減益となった。この結果、当セグメントの売上高は63,104百万円(同14.3%増)、営業利益は1,999百万円(同22.5%減)となった。」
海外事業の拡大による増収の一方、世界的な感染症拡大に伴う需要低迷が営業利益22.5%減として現れ、海外事業リスクの影響が続いている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「海外関連事業については、連結子会社が増加したことにより増収となったが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要低迷の影響を受け、減益となった。この結果、当セグメントの売上高は40,906百万円(同14.2%増)、営業利益は1,012百万円(同34.1%減)となった。」
海外事業の拡大による増収の一方、世界的な感染症拡大に伴う需要低迷が営業利益34.1%減として現れ、海外事業リスクの影響が拡大した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「海外関連事業については、連結子会社が増加したことにより増収となったが、中国における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う段ボール製品の需要低迷の影響を受け、減益となった。この結果、当セグメントの売上高は21,605百万円(同14.9%増)、営業利益は579百万円(同29.2%減)となった。」
海外事業における中国の経済・感染症リスクが、段ボール製品の需要低迷と営業利益29.2%減として実際に発生した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループは、中国、東南アジア並びにヨーロッパを成長市場と位置づけ、板紙・紙加工関連事業、軟包装関連事業、重包装関連事業を展開している。海外進出に対し、当社グループは、リスクを十分に検討したうえで投資の意思決定を行っているが、海外における事業活動については、為替変動リスク、自然災害・疫病等のリスクあるいは国ごとにさまざまな経済的、政治的リスクが存在しており、これらの顕在化により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。なお、当連結会計年度の当社グループの海外売上比率は11.8%である。」
海外展開地域が欧州を含む範囲に広がり、為替・経済・政治リスクに加えて自然災害・疫病リスクも明示された。海外売上比率は11.8%である。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「海外関連事業については、中国における需要低迷等により、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は55,222百万円(同0.9%減)、営業利益は2,580百万円(同1.0%減)となった。」
中国需要の低迷が、海外関連事業の売上高0.9%減、営業利益1.0%減として実際に現れている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「海外関連事業については、中国における需要の低迷等により、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は35,826百万円(同2.5%減)、営業利益は1,536百万円(同9.1%減)となった。」
中国需要の低迷が、海外関連事業の売上高2.5%減、営業利益9.1%減として現れ、前四半期の増収から影響が広がっている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「海外関連事業については、連結子会社が増加したことにより増収となったが、中国における需要の低迷等により、減益となった。この結果、当セグメントの売上高は18,809百万円(同5.8%増)、営業利益は818百万円(同12.1%減)となった。」
中国における需要低迷が海外関連事業の営業利益12.1%減として実際に現れている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループは、中国、東南アジアを成長市場と位置づけ、板紙・紙加工関連事業、軟包装関連事業、重包装関連事業を展開している。海外進出に対し、当社グループは、リスクを十分に検討したうえで投資の意思決定を行っているが、海外における事業活動については、為替変動リスク、あるいは国ごとにさまざまな経済的、政治的リスクが存在しており、これらの顕在化により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。」
海外事業の拡大方針とともに、為替、各国の経済・政治リスクを引き続き記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、中国、東南アジアを成長市場と位置づけ、板紙・紙加工関連事業、軟包装関連事業、重包装関連事業を展開している。海外進出に対し、当社グループは、リスクを十分に検討したうえで投資の意思決定を行っているが、海外における事業活動については、為替変動リスク、あるいは国ごとにさまざまな経済的、政治的リスクが存在しており、これらの顕在化により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。」
海外展開を拡大する一方、為替、各国の経済・政治リスクを引き続き記載している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「海外関連事業については、円高の進行による為替の影響もあり減収となったが、軟包装事業が堅調に推移したこと等により、減収増益となった。」
円高の進行による為替影響が海外関連事業の売上高12.9%減として引き続き現れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「海外関連事業については、円高の進行による為替の影響もあり減収となったが、軟包装事業が堅調に推移したこと等により営業黒字となった。この結果、当セグメントの売上高は11,680百万円(同17.0%減)、営業利益は227百万円(前年同期は営業損失135百万円)となった。」
円高進行による為替影響が海外関連事業の売上高17.0%減として引き続き現れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「海外関連事業については、売上高は円高進行による為替の影響もあり減収となったが、軟包装事業が堅調に推移したこと等により、営業黒字となった。」
円高進行による為替影響が海外関連事業の減収として現れている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、中国、東南アジアを成長市場と位置づけ、板紙・紙加工関連事業を中心に事業を展開している。海外進出に対し、当社グループは、リスクを十分に検討したうえで投資の意思決定を行っているが、海外における事業活動については、為替変動リスク、あるいは国ごとにさまざまな経済的、政治的リスクが存在しており、これらの顕在化により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。」
成長市場として海外展開を進める一方、為替、経済、政治面のリスクを明示している。