国内景気・競争激化による製品需要と市況の悪化
FY2016に初出。27回の記載のうち15回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q1。直近の記載はFY2026。
レンゴーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より8年早い。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「板紙業界におきましては、包装形態の変更や軽量化の継続等により、生産量は前年を下回りました。段ボール業界におきましては、物価高による節約志向の定着や記録的猛暑の影響等により、生産量は前年をやや下回りました。紙器業界におきましては、食品向けが低調であったこと、ギフト関連市場の縮小が続いたことから、生産量は前年を下回りました。」
包装形態の変更・軽量化、物価高、猛暑、食品需要低迷、ギフト市場縮小などにより、板紙・段ボール・紙器の生産量前年割れが実際に発生した。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「板紙業界におきましては、消費者マインドの弱含みや低調な輸出により、生産量は前年を下回りました。段ボール業界におきましては、日用品向けや通販・宅配分野の需要が底堅く推移したものの、天候不順等により青果物向けが低迷したことなどから、生産量は前年をやや下回りました。紙器業界におきましては、食品や日用品向けが堅調に推移しましたが、物価上昇による嗜好品の買い控えやギフト関連市場の縮小が引き続きみられたため、生産量は前年を下回りました。重包装業界におきましては、農業・石油化学関連の需要が減少し、生産量は前年を下回りました。」
輸出、青果物、嗜好品・ギフト、農業・石油化学関連などの需要低迷が、複数製品の生産量前年割れとして実際に現れている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「板紙業界におきましては、輸出が低調に推移したものの、堅調な国内需要に支えられ、生産量は前年並みとなりました。段ボール業界におきましては、天候不順により青果物向けの需要が低迷した一方、飲料を含む加工食品向けが好調に推移し、生産量は前年並みとなりました。紙器業界におきましては、ギフト関連市場の縮小が引き続き見られるものの、人流の増加により土産物や地域特産品の包装需要が堅調に推移し、生産量は前年並みとなりました。」
国内需要は食品・加工食品、人流関連などが支える一方、輸出、青果物、ギフトなどは低調で、需要の分野別分化が続いている。 - FY2025-H1分野別に需要が分化有価証券報告書
「板紙業界においては、個人消費の一部に足踏み感はみられたものの、景気の持ち直しの動きに支えられ、生産量は前年並みとなった。 段ボール業界においては、天候不順により青果物向けは低迷したが、幅広い分野で需要が底堅く推移したことにより、生産量は前年並みとなった。 紙器業界においては、ギフト関連市場の縮小は続いているが、人流増に伴う需要やPOPなどの展示品、販促物向けの回復により、生産量は前年並みとなった。 軟包装業界においては、インバウンドやイベント需要の回復により、生産量は前年を上回った。 重包装業界においては、石油化学関連の需要が減少し、生産量は前年を下回った。」
板紙・段ボール・紙器は概ね前年並み、軟包装は増加した一方、重包装は石油化学関連需要の減少で前年割れとなり、需要動向が分野別に分かれている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「板紙製品については、段ボール需要の減少により、生産量は2,427千t(同96.2%)となった。段ボール製品については、幅広い分野で需要が低迷し、生産量は段ボール4,217百万㎡(同97.3%)、段ボール箱3,531百万㎡(同97.9%)となった。」
段ボール需要の減少と幅広い分野の需要低迷が、板紙・段ボール・段ボール箱の生産量前年割れとして数値化された。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「重包装関連事業については、石油化学関連需要の減少により、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は33,614百万円(同98.2%)、営業利益は834百万円(同91.1%)となった。」
石油化学関連需要の減少が重包装関連事業の売上高98.2%、営業利益91.1%という減収減益として実際に現れている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「板紙業界においては、段ボール需要の減少、低調な輸出も相まって、生産量は前年を下回った。段ボール業界においては、食品や通販・宅配分野は堅調に推移したものの、幅広い分野で需要が低迷し、生産量は前年を下回った。紙器業界においては、ギフト商品をはじめとする需要減により、生産量は前年を下回った。重包装業界においては、石油化学関連需要の減少により、生産量は前年を下回った。」
食品・通販・宅配向けなど一部需要が堅調な一方、板紙、段ボール、紙器、重包装で需要減少や生産量前年割れが実際に発生している。 - FY2023対処有価証券報告書
「これらに対し当社グループでは、安定した需要が見込まれる食品向けの受注に加えて、特定業種における需要の減少等の影響を相対的に低減させるべく、幅広い業種の取引先と良好な関係を構築するよう努めるとともに、より付加価値の高いパッケージづくりを通じて、提案型営業を推進することで競争力を高め、リスクの最小化に努めている。」
食品向け需要の確保、取引先業種の分散、付加価値包装と提案型営業による需要・市況リスクへの対応策を明示した。 - FY2023-Q2国内需要の回復と重包装需要減少の併存有価証券報告書
「段ボール業界においては、工業製品、電気・機械器具向けは低迷したものの、食品や通販・宅配分野で好調を維持したことにより、生産量は前年並みとなった。重包装業界においては、中国景気の後退等の影響を受けて、石油化学関連の需要が減少し、生産量は前年を下回った。」
食品・通販・宅配などの需要が支える一方、工業製品向けや石油化学関連の重包装需要は低迷しており、需要動向の分野別のばらつきが続いている。 - FY2022-Q3需要回復と一部需要減少の併存有価証券報告書
「重包装関連事業については、業務用食品関連の需要減および原料価格の上昇等により、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は31,725百万円(同97.8%)、営業利益は1,341百万円(同89.4%)となった。」
全体では景気悪化後の需要回復が示される一方、重包装関連では業務用食品関連の需要減少が減収減益として現れ、国内需要動向が一様ではない。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「板紙業界においては、景気の持ち直しの動きに支えられ、生産量は前年を上回った。段ボール業界においては、工業製品、電気・機械器具向けが堅調に推移するとともに、食品や通販・宅配など幅広い分野で好調を維持したことにより、生産量は前年を上回った。」
景気持ち直しや食品・通販・宅配等の需要に支えられ、板紙・段ボールの生産量が前年を上回るなど、国内需要・市況リスクの影響が緩和した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「板紙・紙加工関連事業については、販売量が増加し、増収増益となった。この結果、当セグメントの売上高は110,826百万円(同105.0%)、営業利益は8,299百万円(同118.0%)となった。」
前年の景気悪化局面から需要が回復傾向となり、板紙・紙加工関連事業では販売量増加と増収増益が数値化されている。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「板紙・紙加工関連事業については、食品や通販・宅配向けなどの需要に底堅さは見られるものの、景気悪化の影響により減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は328,194百万円(同4.7%減)、営業利益は22,986百万円(同12.8%減)となった。」
景気悪化による需要・市況リスクが、板紙・紙加工関連事業の売上高4.7%減、営業利益12.8%減として続いている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「板紙・紙加工関連事業については、食品や通販、宅配向けなどの需要に底堅さはみられるものの、新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気悪化の影響により減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は212,055百万円(同6.4%減)、営業利益は13,070百万円(同18.5%減)となった。」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気悪化が、板紙・紙加工関連事業の売上高6.4%減、営業利益18.5%減として影響した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「板紙・紙加工関連事業については、食品や通販・宅配向けなどの需要に底堅さは見られるものの、景気悪化の影響により減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は105,590百万円(同6.3%減)、営業利益は7,036百万円(同14.4%減)となった。」
景気悪化による需要・市況リスクが板紙・紙加工関連事業の売上高6.3%減、営業利益14.4%減として現れ、影響が数値化された。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「板紙業界においては、自然災害などによる需要減により、生産量は前年を下回った。」
需要減少リスクが、自然災害等による板紙生産量の前年割れとして通期で現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「重包装関連事業については、樹脂製品の販売量が減少したこと等により、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は30,329百万円(同2.7%減)、営業利益は1,198百万円(同6.0%減)となった。」
需要減少リスクが、樹脂製品の販売量減少、重包装関連事業の売上高2.7%減、営業利益6.0%減として実際に現れている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「板紙業界においては、長梅雨の影響などによる需要減により、生産量は前年を下回った。」
天候不順などによる需要減少が板紙業界の生産量前年割れとして現れている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「重包装関連事業については、樹脂製品の販売量が減少したこと等により、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は9,770百万円(同5.5%減)、営業利益は416百万円(同24.6%減)となった。」
需要減少リスクが、樹脂製品の販売量減少および重包装関連事業の減収減益として実際に現れている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「重包装業界においては、農業関連需要の減少により、生産量は前年を下回った。」
需要減少リスクが、農業関連需要の減少と重包装業界の生産量減少として通期でも実際に現れた。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「重包装業界においては、農業関連の需要減により、生産量は前年を下回った。」
需要減少リスクが、農業関連需要の減少と重包装業界の生産量減少として実際に現れている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「重包装業界においては、原子力発電所事故関連の除染作業終了にともなうコンテナバッグ需要の減少などにより、生産量は前年を下回った。」
需要減少リスクが、除染作業終了に伴うコンテナバッグ需要の減少と重包装関連事業の減収減益として現れた。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「重包装関連事業については、除染用コンテナバッグの需要が減少したことにより、減収減益となった。」
需要減少リスクが引き続き発生し、重包装関連事業の売上高は29,515百万円、営業利益は1,424百万円となり、それぞれ前年同期比1.7%減、31.4%減となった。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「重包装関連事業については、除染用コンテナバッグの需要が減少したことにより、減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は19,694百万円(同2.0%減)、営業利益は914百万円(同33.4%減)となった。」
需要減少リスクが、除染用コンテナバッグの需要減少と重包装関連事業の減収減益として実際に発生している。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「重包装関連事業については、除染用コンテナバッグの需要が減少したこと等により、減収減益となった。」
需要減少リスクが、除染用コンテナバッグの需要減少および重包装関連事業の減収減益として実際に現れている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの主力製品である板紙、段ボール製品は、国内の景気動向の影響を大きく受ける。景気後退による需要の減少、競争の激化等による市況の悪化要因により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。」
国内景気、需要減少、競争激化による市況悪化のリスクを引き続き記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの主力製品である板紙、段ボール製品は、国内の景気動向の影響を大きく受ける。景気後退による需要の減少、競争の激化等による市況の悪化要因により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。」
主力製品の需要が国内景気や競争環境に左右されるリスクを記載している。