原燃料購入価格の上昇
FY2016に初出。41回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019-Q1。直近の記載は2026-10-14。
岡山製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。6社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- 2026-10-14再掲決算
「2027年5月期の業績予想につきましては、需要の動向や板紙製品市況等不透明な要素が多いことから、2026年7月14日の決算短信で公表した業績予想を変更しておりません。」
2027年5月期の通期業績予想は、前回の下方修正後の数値から変更されていない。 - FY2026対処有価証券報告書
「古紙価格は前事業年度比3.6%減少し、利益にはプラスの寄与をしました。次に、LNG価格については、販売量すなわち生産量の減少に伴い、LNG使用量は前事業年度比で2.6%減、調達価格(単価)が前事業年度比10.3%減のため、LNG購入総額では12.6%の減少となり、当事業年度の利益にはプラスの寄与をしました。」
古紙価格およびLNG調達価格が低下し、LNG購入総額も12.6%減少したため、原燃料価格上昇による利益圧迫は前期より緩和された。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「古紙価格は前事業年度比8.0%上昇し、減益の要因となりました。LNG使用量は前事業年度比で2.5%増、調達価格(単価)が前事業年度比2.9%増のため、LNG購入総額では5.6%の増加となり、当事業年度の減益要因のひとつとなりました。」
古紙価格が8.0%上昇し、LNG使用量・単価・購入総額も増加した。原燃料価格上昇が営業利益の38.6%減少を含む減益要因として実績に表れた。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「しかしながら、原料古紙の仕入れ価格が上昇し、製品の運送費も高騰していることから、大きく減益となりました。 この結果、当中間会計期間の売上高は5,966百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益は637百万円(前年同期比36.2%減)、経常利益は697百万円(前年同期比33.6%減)、中間純利益は483百万円(前年同期比33.6%減)となりました。」
原料古紙の仕入れ価格上昇と運送費高騰が実際に発生し、営業利益は前年同期比36.2%減となった。原燃料・調達コスト上昇による収益圧迫が再び強く表れている。 - FY2024対処有価証券報告書
「LNG使用量は前事業年度比で1.2%増とほぼ横ばいで、調達価格が前事業年度比22.2%の下落のため、LNG購入総額では21.3%の減少となり、当事業年度の増益に寄与しました。」
LNG使用量はほぼ横ばいだったが、調達価格が22.2%下落し、購入総額が21.3%減少したため、原燃料価格上昇による利益圧迫は前期より緩和された。一方、古紙調達価格は高い水準で推移した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「また、原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準にはありますが、価格改定の効果等により大きく増益となりました。」
古紙・LNG価格は高い水準にあるものの、製品価格改定の効果等により原燃料価格上昇による利益への影響は緩和され、営業利益は前年同四半期比284.6%増となった。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「また、原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準にはありますが、価格改定の効果等により大きく増益となりました。」
古紙・LNG価格は高い水準にあるものの、製品価格改定の効果等により原燃料価格上昇による利益への影響は当四半期累計期間において緩和された。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「また、原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準にはありますが、価格改定の効果により増益となりました。」
古紙およびLNG価格はなお高い水準にある一方、製品価格改定の効果により原燃料価格上昇の利益への影響は当四半期において緩和された。 - FY2023悪化有価証券報告書
「LNG使用量は生産の減少に伴い前事業年度比で3.5%の減少となったものの、調達価格が前事業年度比71.0%の上昇のため、LNG購入総額では65.0%の増加となり、当事業年度の利益を大きく下押ししました。」
LNG調達価格が71.0%上昇し、購入総額も65.0%増加した。原燃料価格高騰分を製品価格改定で吸収できず、利益を押し下げた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「また、板紙の原料である古紙及び主な燃料であるLNGの単価が上昇し、利益を圧迫することが見込まれたため、前期に実施した製品価格改定の浸透に努めましたが、コスト上昇をカバーするには至りませんでした。」
古紙およびLNGの単価上昇が続き、製品価格改定の浸透によってもコスト上昇をカバーできなかった。板紙事業のセグメント利益は前年同四半期比24.8%減となり、原燃料価格上昇リスクが利益に継続して表れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「また、板紙の原料である古紙及び主な燃料であるLNGの単価が上昇し、利益を圧迫することが見込まれたため、前期に実施した製品価格改定の浸透に努めましたが、コスト上昇をカバーするには至りませんでした。」
古紙およびLNGの単価上昇が続き、前期の製品価格改定の浸透によってもコスト上昇をカバーできず、原燃料価格上昇リスクが利益に実際に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「また、板紙の原料である古紙及び主な燃料であるLNGの単価が上昇し、利益を圧迫することが見込まれたため、前期に実施した製品価格改定の浸透に努めましたが、コスト上昇をカバーするには至りませんでした。」
古紙およびLNGの単価上昇が実際に発生し、製品価格改定の浸透によってもコスト上昇をカバーできず、利益を圧迫した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「LNG使用量は生産の回復に伴い前事業年度比で7.5%の増加となり、調達価格が前事業年度比30.1%の上昇のため、LNG購入総額では39.9%の増加となりました。」
LNG使用量、調達価格および購入総額がそれぞれ増加し、原燃料価格上昇による利益圧迫が強まった。原燃料価格高騰を受け、営業利益は前期比16.6%減となった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「一方、板紙の原料となる古紙は、引き続き需給がタイトで仕入価格が上昇しています。また、主な燃料であるLNGの単価は大きく上昇を続けています。」
古紙の需給逼迫と仕入価格上昇、LNG単価の大幅な上昇継続が記載され、原燃料価格上昇リスクが前四半期からさらに強まっている。原燃料価格高騰により板紙事業の利益も圧迫された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「板紙の原料である古紙は、経済活動の停滞による古紙発生の減少や東南アジアへの輸出増加により需給がタイトになり仕入価格が上昇しています。また、主な燃料であるLNGの単価も上昇を続けています。」
古紙の需給逼迫と仕入価格の上昇、LNG単価の上昇継続が実際に発生し、原燃料価格上昇リスクが顕在化している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「板紙の原料である古紙は、経済活動の停滞による古紙発生の減少や東南アジアへの輸出増加により需給が引き締まりつつあります。また、主な燃料であるLNGの単価は上昇傾向にありますが、当第1四半期累計期間においては、想定の範囲内に収まりました。」
古紙需給の引き締まりとLNG単価の上昇傾向が記載され、原燃料購入価格・調達環境のリスクは強まっている。ただし、LNG単価は当四半期には想定範囲内であった。 - FY2021対処有価証券報告書
「LNG使用量は前事業年度並みでしたが、調達価格が前事業年度比16.6%の下落のため、LNG購入総額では16.8%の減少となりました。」
古紙価格は安定して推移し、LNG調達価格は16.6%、購入総額は16.8%低下したため、原燃料価格上昇による収益圧迫は前期より緩和した。一方、古紙需給は引き締まりつつある。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「利益面では、昨年から引続き原料古紙価格及び主な燃料であるLNGの価格が安定しているものの、減収の影響により前年同四半期と比べ減益となりました。」
原料古紙価格とLNG価格の安定が続き、原燃料価格上昇による収益圧迫は強まっていない。一方、減収が減益要因となった。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「利益面では、昨年から引続き原料古紙価格及び主な燃料であるLNGの価格が安定しているものの、減収の影響により前年同四半期と比べ減益となりました。」
原料古紙価格およびLNG価格の安定が続いており、原燃料価格上昇による収益圧迫は強まっていない。一方、減収が減益要因となった。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「利益面では、昨年から引続き原料古紙価格及び主な燃料であるLNGの価格が安定しているものの、減収の影響により前年同四半期と比べ減益となりました。」
原料古紙価格とLNG価格の安定が続いており、原燃料価格上昇による収益圧迫は強まっていない。 - FY2020対処有価証券報告書
「当期におきましては、中国向け輸出が減少した結果国内流通量が安定したこともあり、古紙価格は期を通じて安定して推移し、前事業年度比マイナス13.8%で、利益を押し上げる要因となりました。次に、LNG価格についても、新型コロナウイルスの影響もあって世界的なエネルギー需要が減少し、前期と比較し調達価格が下がりました。前事業年度比マイナス4.6%でしたが、生産量減少にともなうLNG使用量減少もあり、LNG購入総額では11.2%の減少となりました。」
古紙価格とLNG価格が低下し、LNG購入総額も11.2%減少したため、原燃料価格上昇による収益圧迫は前期より緩和した。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「原料古紙価格、主な燃料であるLNGの価格ともに安定していることから、前年同四半期と比べ増益となりました。」
原料古紙価格とLNG価格の安定が続き、原燃料価格上昇による収益圧迫は当四半期も強まっていない。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「利益面では、板紙製品価格の改定が浸透して販売数量の減少に比して減収が小幅に抑えられたこと及び原料古紙価格、主な燃料であるLNGの価格ともに安定していることから、前年同四半期と比べ増益となりました。」
原料古紙価格とLNG価格がともに安定し、原燃料価格上昇による収益圧迫は当四半期も抑えられている。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「利益面では、原料古紙価格が安定し、主な燃料であるLNGの価格も下落傾向にあることから、前年同四半期と比べ増益となりました。」
原料古紙価格が安定し、LNG価格も下落傾向となったため、原燃料価格上昇による収益圧迫は当四半期には緩和した。 - FY2019対処有価証券報告書
「当期におきましては、原料古紙価格高騰のピークはあったものの、通期でみれば前事業年度比1.2%の上昇にとどまりました。次に、LNG価格については、前事業年度比15.4%の上昇でしたが、使用量削減の効果もあり、LNG購入総額では13.0%の上昇にとどまりました。」
古紙価格とLNG価格の上昇は実際に発生したが、価格改定の浸透と使用量削減により、営業利益は752百万円まで増加し、前期の収益圧迫影響は緩和された。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における経営成績については、インターネット通信販売など電子商取引の普及や好景気を受けた活発な荷動きにより、当社の主要製品である段ボール原紙(中芯原紙)の販売は堅調で、中国向け輸出の影響により原料古紙価格は不安定であったものの、製品価格改定が浸透したこと等から増収増益となりました。」
原料古紙価格は不安定であったが、製品価格改定の浸透により原燃料価格の影響を受けながらも増収増益となった。原料価格リスク自体は残るものの、収益への影響は前期より緩和している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「中国向け輸出の増加により原料古紙価格が高騰したものの、製品価格改定が浸透したこと等から増収増益となりました。」
中国向け輸出の増加を背景に原料古紙価格の高騰が実際に発生した。一方、製品価格改定の浸透により、原料価格上昇の影響を吸収し、増収増益となっている。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「利益面では、燃料価格は上昇傾向にあるものの、原料古紙価格は前年同四半期を大きく下回ったことから、大幅な増益となりました。」
燃料価格は上昇傾向にある一方、原料古紙価格が前年同四半期を大きく下回り、原燃料価格上昇による収益圧迫は前年度より緩和した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「これは、前事業年度比で原料古紙価格の上昇率が11.1%、燃料価格の上昇率が14.6%に対して板紙製品価格の上昇率が9.3%に留まったことによるものであります。」
原料古紙価格11.1%、燃料価格14.6%の上昇に対し製品価格上昇は9.3%にとどまり、コスト上昇を価格改定で吸収できない状況が数値化されている。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における板紙業界におきましては、海外の需要増により原紙の原料となる古紙価格が高騰し、原紙メーカーである当社を取り巻く経営環境は非常に厳しいものとなりました。 しかしながら、板紙事業におきましては、製品価格の改定の効果もあり売上高は増加したものの、原料価格高騰によるコスト高の影響を完全に吸収するには至らず、大幅な減益となりました。」
海外需要増を背景とする古紙価格高騰が続き、製品価格改定によっても原料価格高騰によるコスト高を完全には吸収できず、大幅な減益が発生している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における板紙業界におきましては、海外の需要増により原紙の原料となる古紙価格の高騰を受け、原紙メーカーである当社を取り巻く経営環境は非常に厳しいものとなりました。 しかしながら、板紙事業におきましては、製品価格の改定の効果もあり売上高は増加したものの、原料価格高騰によるコスト高の影響を吸収するには至らず、大幅な減益となりました。」
海外需要増を背景とする古紙価格高騰が実際に発生し、製品価格改定ではコスト高を吸収できず、営業損失156百万円など大幅な減益につながった。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における板紙業界におきましては、海外の需要増により原紙の原料となる古紙の価格が高騰したことを受け、原紙メーカーである当社を取り巻く経営環境は非常に厳しいものとなりました。 しかしながら、板紙事業におきましては、製品価格の改定の効果もあり売上高は増加したものの、原料価格高騰によるコスト高の影響を吸収するには至らず、大幅な減益となりました。」
海外需要増を背景に古紙価格が高騰し、環境が『非常に厳しい』と表現されている。製品価格改定では原料価格高騰によるコスト高を吸収できず、大幅な減益が発生した。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「利益面では、原料古紙の価格が、当期後半に著しく上昇し、原料費が前年比7.9%増となりました。」
原料古紙価格の著しい上昇と原料費の前年比7.9%増加が実際に発生し、営業利益の大幅減益要因となった。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「板紙事業につきましては、燃料費等の減少にもかかわらず、原材料費の著しい増加により減益となりました。」
原材料費の著しい増加が実際に発生し、燃料費等の減少にもかかわらず板紙事業の減益要因となった。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「しかし、利益面では、燃料費等の減少により、増益となりました。」
原燃料価格上昇リスクについて重要な変更はないとされる一方、燃料費等の減少が引き続き増益要因として記載されている。 - FY2017-Q1燃料費等の減少有価証券報告書
「しかし、利益面では、燃料費等の減少により、増益となりました。」
原燃料価格上昇リスクについて重要な変更はないとされる一方、当四半期は燃料費等の減少が増益要因として記載されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社が購入する原燃料価格に関しては、主原料の古紙は中国・アジア地域と国内需給動向によって、主燃料の産業用ガスは国際市況によってそれぞれ価格が変動し、購入価格が上昇した場合には、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
板紙業界では原料古紙価格の高止まりが続いた一方、当年度の利益面では燃料価格の下落が寄与したと記載されている。