国内需要の減少と市況価格の下落
FY2016に初出。40回の記載のうち17回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-10-14。
岡山製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- 2026-10-14対処決算
「当事業関連では、販売数量はほぼ前年同四半期並みだったものの、製品価格改定が寄与し、売上高は2,431百万円(前年同四半期比3.3%増)、セグメント利益は237百万円(前年同四半期比12.2%増)となりました。」
板紙販売数量は前年同期並みで、国内需要減少による数量面の悪化は当四半期には拡大していない。 - FY2026悪化有価証券報告書
「国内板紙需要は力強さに欠け、その影響で第2四半期以降輸出の割合が増加する等販売構成にも変化があったことから、販売数量が前期比1.0%減、売上高は9,823百万円(前事業年度比3.6%減)と減収となりました。」
国内板紙需要の弱さが続き、板紙販売数量は前期比1.0%減、売上高は3.6%減となった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「国内板紙需要は力強さに欠け、その影響で第2四半期以降輸出の割合が増加する等販売構成にも変化があったことから、販売数量が前年同期比1.5%減、売上高は4,889百万円(前年同期比6.4%減)、セグメント利益は490百万円(前年同期比24.6%減)となりました。」
国内板紙需要の弱さが続き、販売数量は前年同期比1.5%減、売上高は6.4%減、セグメント利益は24.6%減となった。 - FY2025悪化有価証券報告書
「実質所得の伸びが物価上昇に追いつかないことから個人消費が力強さに欠け、国内板紙需要は前年をわずかに下回るペースで推移しました。」
景気回復基調の一方で、実質所得が物価上昇に追いつかず国内板紙需要が前年をわずかに下回った。板紙販売数量は前期比0.6%増となったが、国内需要減少リスクは継続している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「板紙の販売数量は概ね前年並みで推移し、製品価格も維持していることから売上高は増収となりました。」
板紙販売数量は前年同期比0.9%増と前年並みを確保し、過去に表れていた需要減少の影響は当中間会計期間には弱まっている。ただし、需要が大きく伸長したとの記載ではない。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社の主要製品である段ボール原紙他板紙の国内販売量は、物価上昇による消費の抑制等の影響で需要が減退し、販売数量は減少しました。」
物価上昇による消費抑制等を背景に板紙需要が減退し、板紙販売数量は前期比3.1%減少した。国内需要減少リスクが通期実績に継続して表れている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退したことで販売数量が前年同四半期比3.5%減少しました」
物価上昇による消費抑制等を背景に板紙需要の減退が続き、板紙販売数量が前年同四半期比3.5%減少した。国内需要減少リスクが実績に継続して表れている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「物価上昇による消費の抑制等の影響で段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退し、販売数量は減少しました」
物価上昇による消費抑制を背景に板紙需要が減退し、板紙事業の販売数量は前年同四半期比4.4%減少した。国内需要減少リスクが実績に表れている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「物価の高騰等による景気の減速により板紙の需要は減少しましたが、価格改定の浸透により売上高は増収となりました。」
物価高騰等による景気減速を背景に板紙需要が減少し、板紙事業の販売数量は前年同四半期比5.2%減少した。需要減少リスクが実績に表れている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「後半は物価の高騰等による景気の減速により需要は減少し、先行きは不透明となっています。」
板紙販売数量は前期比4.5%減となり、国内需要の減少が通期実績に表れた。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症についてはウィズコロナの社会経済活動への移行が進む中、国内景気は緩やかに持ち直しておりますが、消費者物価の上昇等の影響により、直近では段ボール原紙を中心とした板紙の需要はやや弱含みであります。」
国内景気は持ち直している一方、消費者物価上昇等を背景に板紙需要が直近でやや弱含みとなった。板紙販売数量も前年同四半期比4.0%減少しており、国内需要減少リスクが再び実績に表れている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症はウィズコロナの社会経済活動への移行が進む中、国内景気は緩やかに持ち直し、段ボール原紙を中心とした板紙の需要も概ね堅調に推移しました。」
国内景気の持ち直しと板紙需要の概ね堅調な推移が記載され、国内需要減少リスクの影響は前期より緩和している。一方、得意先構成の変化により板紙販売数量は減少した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「2022年7月以降の新型コロナウイルスの感染拡大第7波の影響が懸念されましたが、段ボール原紙を中心とする板紙の需要は概ね堅調に推移しました。」
感染拡大第7波への懸念は示されたものの、板紙需要は概ね堅調に推移し、国内需要減少リスクの影響は抑えられている。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社の主要製品である段ボール原紙他板紙の国内販売量は前年から大きく回復しました。」
新型コロナウイルス感染症による景気悪化の影響が緩和され、板紙国内販売量が前年から大きく回復した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における経営成績につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による景気悪化の影響が緩和され、段ボール原紙を中心とした板紙の需要も持ち直しつつあります。当社におきましても板紙販売数量は前期から大きく増加しました。」
景気悪化の影響が緩和され、板紙需要が持ち直し、板紙販売数量も前年同四半期比8.9%増加した。国内需要減少リスクの影響は前四半期より弱まっている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「国内の経済活動全般が回復し、段ボール原紙を中心とした板紙の需要も持ち直しつつあります。当社におきましても板紙販売数量は前期から大きく増加しました。」
国内需要の回復により、板紙販売数量が前年同四半期比11.6%増加した。従来の需要減少の影響は当四半期に弱まっている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「板紙輸出の数量を増やし、一定の生産効率の維持と売上、利益の確保に努めました。」
国内板紙需要は伸び悩んでいるが、輸出数量の増加により板紙販売数量は前年同四半期比16.0%増加し、需要減少の影響を一部補っている。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国内の産業活動全般が停滞し、それに伴って段ボール原紙を中心とした板紙の需要が大きく落ち込みました。」
国内需要の減退が継続し、売上高は前事業年度比6.3%減、板紙事業売上高は7.0%減となった。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「2020年から続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による需要の減退により、引き続き全国の段ボール生産量は前年対比で減少しています。その影響もあり、当社の板紙売上高は前年同四半期と比べ8.8%減少しました。」
段ボール需要の減退が続き、板紙売上高が前年同四半期比8.8%減少した。国内需要減少リスクが実績に継続して表れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「2020年に入り新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による需要の減退で、全国の段ボール生産量は前年対比で3%以上減少しています。その影響もあり、当社の板紙販売数量は6.4%減少しました。」
国内段ボール需要の減退が数値化され、全国の段ボール生産量が前年対比3%以上、当社の板紙販売数量が6.4%減少した。国内需要減少リスクが実績に表れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響から産業全般の段ボール他梱包用資材の需要が伸び悩み、紙管原紙、中芯原紙は共に販売数量が減少しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による梱包用資材需要の伸び悩みが実際に発生し、板紙事業の販売数量は前年同四半期比9.7%減少した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社の事業分野別売上高は、板紙事業9割弱、美粧段ボール事業1割強の構成で推移しております。いずれの事業も内需型であり、国内景気の影響を大きく受けます。国内景気の後退による需要の減少や市況価格の下落が生じた場合には、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
国内需要減少リスクが継続し、段ボール生産面積の減少と新型コロナウイルス感染症の影響により板紙販売数量は前事業年度比95.6%となった。美粧段ボールでも青果物向け売上高85.4%、通信機器向け82.5%となり、需要低迷が実績に表れている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における経営成績については、国内経済の減速に伴い、1%前後の成長を続けてきた段ボール生産面積が2019年は前年比でマイナスとなり、当社の主要製品である段ボール原紙(中芯原紙)の販売数量は減少しました。美粧段ボール事業における売上の減少もあり、前年同四半期と比べ若干の減収となりました。」
国内経済の減速を背景に、段ボール生産面積が2019年に前年比マイナスへ転じ、中芯原紙の販売数量と美粧段ボール事業の売上が減少した。板紙事業の販売数量は前年同四半期比3.8%減、美粧段ボール事業の売上高は4.6%減となり、需要減少リスクが実績に表れている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「梅雨が長引き気温の低い時期が長く続いたことから、飲料向け等で段ボール製品の需要が伸び悩み、中芯原紙の販売数量は減少しました。美粧段ボール事業における売上の減少もあり、前年同四半期と比べ若干の減収となりました。」
天候要因により段ボール製品需要が伸び悩み、中芯原紙の販売数量が減少した。板紙事業の販売数量は前年同四半期比4.9%減、売上高は1.4%減、美粧段ボール事業の売上高は6.3%減となり、需要減少の影響が数値化されている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「梅雨が長引き気温の低い時期が長く続いたことから、飲料向け等で段ボール製品の需要が伸び悩み、中芯原紙の販売数量は減少しました。美粧段ボール事業における売上の減少もあり、前年同四半期と比べ若干の減収となりました。」
前年度第1四半期に見られた需要の高まりから状況が反転し、天候要因による段ボール製品需要の伸び悩み、中芯原紙の販売数量減少、美粧段ボールの売上減少が発生した。 - FY2019対処有価証券報告書
「板紙業界におきましては、インターネット通信販売など電子商取引の普及や好景気を受けた活発な荷動きにより、段ボール原紙の需要は堅調でした。」
青果物向けなど一部製品では販売減少が生じたが、段ボール原紙需要は堅調で、板紙売上高は前期比10.6%増、美粧段ボール売上高も10.8%増となった。国内需要減少リスクの影響は全体として弱まっている。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「○板紙事業 当事業関連では、販売数量が前年同四半期比1.1%増加し、製品価格改定も浸透したため、売上高は6,569百万円(前年同四半期比11.7%増)、セグメント利益は570百万円(前年同四半期はセグメント利益11百万円)となりました。 ○美粧段ボール事業 当事業関連では、主力の通信機器関連品が順調に推移し、売上高は937百万円(前年同四半期比10.7%増)、セグメント損失は14百万円(前年同四半期はセグメント損失35百万円)となりました。」
板紙の販売数量・売上高が増加し、美粧段ボールでも主力の通信機器関連品が順調に推移した。前期まで表れていた国内需要減少の影響は当四半期累計では弱まっている。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における経営成績については、インターネット通信販売など電子商取引の普及や好景気を受けた活発な荷動きにより、当社の主要製品である段ボール原紙(中芯原紙)の販売は堅調で、」
段ボール原紙の販売が堅調となり、板紙事業の販売数量は前年同四半期比2.5%増加した。前期まで表れていた国内需要の弱さや市況価格下落の影響は、当四半期累計では弱まっている。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における経営成績については、インターネット通販や飲料向け等、段ボール製品の需要の高まりや、前期から取り組んできました製品価格改定の影響で増収となりました。」
段ボール製品の需要が高まり、板紙事業の販売数量は前年同四半期比2.6%増、美粧段ボール事業でも主力の通信機器関連品が順調に推移した。国内需要減少・市況価格下落の影響は当四半期には弱まっている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「主力の通信機器関連品の減少により、売上高は1,140百万円(前期比4.4%減)、セグメント損失は37百万円(前期は10百万円の損失)となりました。」
美粧段ボール事業で主力の通信機器関連品が減少し、売上高が前期比4.4%減、セグメント損失が37百万円となった。需要減少リスクが通期業績に現れている。 - FY2018-Q3第3四半期の事業別需要動向更新有価証券報告書
「板紙事業におきましては、第2四半期以降は製品価格の改定の効果で売上高が増加したものの、原料価格高騰によるコスト高の影響を完全に吸収するには至らず、大幅な減益となりました。 また、美粧段ボール事業におきましては、主力の通信機器関連品の減少により、減収減益となりました。 ○板紙事業 当事業関連では、販売数量は微増にとどまりましたが、製品価格値上げの影響もあり、売上高は5,883百万円(前年同四半期比9.9%増)となりました。 ○美粧段ボール事業 当事業関連では、主力の通信機器関連品の減少により、売上高は847百万円(前年同四半期比9.2%減)となりました。」
板紙は販売数量が微増し、価格改定により売上高が前年同四半期比9.9%増となった一方、美粧段ボールは主力の通信機器関連品の減少により売上高が9.2%減となった。需要減少リスクは事業間で異なる動きを示している。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「○板紙事業 当事業関連では、販売数量は減少しましたが、製品価格値上げの影響もあり、売上高は3,889百万円(前年同四半期比6.3%増)となりました。 ○美粧段ボール事業 当事業関連では、主力の通信機器関連品が減少したことにより、売上高は612百万円(前年同四半期比12.2%減)となりました。」
板紙の販売数量が減少し、美粧段ボールでは主力の通信機器関連品の減少により売上高が前年同四半期比12.2%減となり、需要減少の影響がより大きく数値化されている。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「○板紙事業 当事業関連では、販売数量は微減でしたが、製品価格値上げの影響もあり、売上高は1,843百万円(前年同四半期比2.4%増)となりました。 ○美粧段ボール事業 当事業関連では、主力の通信機器関連品等の減少により、売上高は364百万円(前年同四半期比3.0%減)となりました。」
板紙の販売数量が微減し、美粧段ボールでは主力の通信機器関連品等が減少した。国内需要の弱さが前面化した一方、製品価格は値上げにより下落していない。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「板紙事業におきましては、中芯原紙、紙管原紙ともに販売数量は前年と比較してわずかに増加しましたが、製品価格が下落しました。その結果、売上高は7,162百万円(前期比2.1%減)となりました。」
販売数量は微増した一方、製品価格の下落が実際に発生し、板紙事業の売上高は前年同期比2.1%減少した。国内需要の減少というより、当期は市況価格下落の発生が明確に記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当事業関連では、販売数量は増加しましたが、製品価格の下落により、売上高は5,351百万円(前年同期比2.0%減)となりました。」
販売数量が増加する一方、製品価格の下落により板紙事業の売上高が前年同期比で減少しており、市況価格リスクが引き続き表れている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「板紙事業におきましては、需要は引き続き弱含みであり、厳しい環境で推移しています。しかし、利益面では、燃料費等の減少により、増益となりました。 当事業関連では、販売数量は増加しましたが、製品価格が下落したことにより、売上高は3,658百万円(前年同期比1.3%減)となりました。」
板紙需要の弱含みと製品価格下落が続いており、国内需要・市況価格リスクが引き続き表れている。一方、美粧段ボールでは主力の通信機器関連品が増加した。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「板紙事業におきましては、需要は引き続き弱含みであり、厳しい環境で推移しています。当事業関連では、販売数量が増加しましたが、製品価格の下落により、売上高は1,799百万円(前年同期比2.4%減)となりました。当事業関連では、主力の通信機器関連品等の減少により、売上高は375百万円(前年同期比6.3%減)となりました。」
事業等のリスク欄では重要な変更なしとされている一方、経営成績分析では需要の弱含み、製品価格の下落、美粧段ボールの主力関連品の減少および各事業の売上高減少が実際に記載されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社の事業分野別売上高は、板紙事業約8割、美粧段ボール事業約2割の構成で推移しております。いずれの事業も内需型であり、国内景気の影響を大きく受けます。国内景気の後退による需要の減少や市況価格の下落が生じた場合には、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
板紙約8割、美粧段ボール約2割の内需型構成を示している。当年度は国内出荷数量・販売数量の減少も記載されている。