アルミ電解コンデンサ用セパレータへの依存
FY2016に初出。10回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
ニッポン高度紙工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より7年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。49社中13社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに23社。
- FY2026対処有価証券報告書
「特定品目の需要動向が全体に及ぼす影響を極小化できるよう、需要拡大が見込まれる機能材等を拡販するとともに、新たな事業の創出をはかることで、業績の安定に努めてまいります。」
主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータへの依存に対し、機能材の拡販に加えて新規事業創出も対応策として明示した。 - FY2024再掲有価証券報告書
「高い市場シェアを有する主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上高が、当連結会計年度の売上高全体に占める割合は約8割であり、世界の需要動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。需要拡大が見込まれる機能材等を拡販することで、業績の安定に努めてまいります。」
主力品への売上依存度は引き続き約8割であり、機能材等の拡販によって業績安定を図る対応を継続した。 - FY2023再掲有価証券報告書
「高い市場シェアを有する主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上高が、当連結会計年度の売上高全体に占める割合は約8割であり、世界の需要動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。需要拡大が見込まれる機能材等を拡販することで、業績の安定に努めてまいります。」
主力品への売上依存度はなお約8割であり、機能材等の拡販によって業績安定を図る対応を継続した。 - FY2021対処有価証券報告書
「高い市場シェアを有している主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が、当連結会計年度の売上高全体に占める割合は約8割であり、世界の需要動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。需要拡大が見込まれる電池用セパレータを拡販することで、業績の安定に努めてまいります。」
主力品への依存度は約8割で高止まりしている一方、電池用セパレータの拡販によって業績安定を図る対応を明示した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「高い市場シェアを有している主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が、当連結会計年度の売上高全体に占める割合は約8割であり、世界の需要動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
アルミ電解コンデンサ用セパレータの売上依存度が前年度の63.4%から約8割へ上昇し、依存度の高まりを示した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループ主要製品のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が売上高全体に占める割合は、当連結会計年度は63.4%で、前連結会計年度は62.1%であります。」
アルミ電解コンデンサ用セパレータへの売上依存度が62.1%から63.4%へ上昇し、特定事業への依存が再び高まった。 - FY2017後退有価証券報告書
「当社グループ主要製品のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が売上高全体に占める割合は、当連結会計年度は62.1%で、前連結会計年度は74.0%であります。」
アルミ電解コンデンサ用セパレータへの売上依存度は74.0%から62.1%へ低下した。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「コンデンサ用セパレータにつきましては、中国の景気停滞の影響により海外向けは低調である一方、車載用やスマートフォン関連機器などの低圧品向け、汎用インバータおよびエアコン用インバータなどの白物家電用の中高圧品向けが堅調に推移しました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,125百万円(前年同四半期比194百万円、3.9%増)の実績となりました。」
中国景気停滞による海外向け低調が継続する一方、車載・スマートフォン関連および白物家電向けが堅調となった。主力製品の売上高は前年同期比3.9%増となった。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「当社主力製品であるコンデンサ用セパレータは、景気の減速している中国を中心とするアジア地域での需要が弱く、低調に推移しました。コンデンサ用セパレータにつきましては、拡大が期待される車載用の低圧品向けが好調であったことに加え、国内においてエアコンなど白物家電用の中高圧品向けの需要が回復しつつある一方、中国の景気減速の影響により産業機器用などの中高圧品向けが低調でありました結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,517百万円(前年同四半期比33百万円、1.3%減)の実績となりました。」
中国を中心とするアジア地域の需要低迷が主力製品の販売に実際に影響し、コンデンサ用セパレータ売上高が前年同期比1.3%減となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループ主要製品のアルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が売上高全体に占める割合は、当連結会計年度は74.0%で、前連結会計年度は71.7%であります。当社グループはアルミ電解コンデンサ用セパレータについて高い市場シェアを有していることから、世界の需要動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
主要製品の売上構成比を74.0%と示し、世界需要の変動による業績影響をリスクとして記載した。