EC事業における利益重視の展開
FY2018-Q1に初出。14回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018。直近の記載はFY2024。
システムインテグレータがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。15社中6社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに4社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「当事業年度においては、前事業年度から事業化した「Adobe Commerce」の開発プロジェクトが複数進捗しました。しかしながら、新規受注獲得に向け、アフターコロナを含めた昨今の市場環境の変化や顧客要望の多様化への対応が遅れておりました。以上の結果、売上高は713,565千円(前期比22.1%減)、セグメント利益は172,342千円(前期比46.0%減)となりました。」
E-Commerce事業ではAdobe Commerceの案件が進捗する一方、新規受注獲得と市場変化への対応遅れにより売上高22.1%減、セグメント利益46.0%減となった。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に活況で、当社のE-Commerce事業も計画を上回るペースで進捗しています。以上の結果、E-Commerce事業の当第3四半期累計期間の売上高は1,009,176千円(前年同四半期比73.5%増)、営業利益は370,820千円(前年同四半期比176.5%増)と大幅な増収増益となりました。」
収益性重視のEC事業について、計画超過の進捗と売上高・営業利益の大幅増加という具体的な進展を記載している。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「当社は20年以上もECサイト構築事業を行ってきたノウハウを生かして、大規模ECサイトの構築を強みとしており、高い成功率を武器に収益性の高いビジネスを展開しています。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に活況で、当社のE-Commerce事業も計画を上回るペースで進捗しています。」
20年以上のノウハウと高い成功率を基盤とした収益性重視の展開について、計画超過の進捗と大幅な増収増益を伴う具体的な実績を記載している。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「当社は20年以上もECサイト構築事業を行ってきたノウハウを生かして、大規模ECサイトの構築を強みとしており、高い成功率を武器に収益性の高いビジネスを展開しています。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に堅調で、当社のE-Commerce事業も計画を上回るペースで進捗しています。以上の結果、E-Commerce事業の当第1四半期累計期間の売上高は328,078千円(前年同四半期比95.2%増)、営業利益は133,312千円(前年同四半期比686.1%増)となり、大幅な増収増益となりました。」
ECサイト構築のノウハウと高い成功率を収益性の高い事業展開に結びつける方針について、巣ごもり需要を背景に計画超過の進捗と売上高95.2%増、営業利益686.1%増という具体的な実績を記載している。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「当第3四半期会計期間では、前年同四半期比15.0%増の売上高となり、稼働率の回復により売上総利益率も前年同四半期比1.8ポイントの上昇となっています。」
E-Commerce事業について、稼働率の回復に伴い第3四半期会計期間の売上総利益率が前年同期比1.8ポイント上昇したという、利益率改善の具体的な進展を記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「また、一昨年より実施している開発手法の見直しや業務改善の取り組みが奏効し、営業利益率を年々向上させることに成功して、利益率の高いビジネスに変革しています。」
開発手法の見直し・業務改善により営業利益率を年々向上させ、利益率の高い事業へ変革したとの説明を継続している。 - FY2020前進有価証券報告書
「また、昨年より実施している開発手法の見直しや業務改善の取り組みが奏効し、営業利益率を年々向上させることに成功して、利益率の高いビジネスに変革しています。今後は、他事業にも同様の取り組みを展開し、全事業においても利益率の改善に取り組んでいく方針です。」
E-Commerce事業について、営業利益率の年々の向上と高利益率ビジネスへの変革を成果として記載し、同じ取り組みを他事業・全事業へ展開する方針を示している。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「また、昨年より実施している開発手法の見直しや業務改善の取り組みが奏効し、利益率の高いビジネスにすることができています。今後は、他事業にも同様の取り組みを展開し、全事業においても利益率の改善に取り組んでいく方針です。」
EC事業で開発手法の見直し・業務改善が奏功し利益率の高い事業にできたと記載し、同様の取り組みを他事業・全事業へ展開する方針を示している。 - FY2020-Q1後退有価証券報告書
「市場の拡大につれて競争が激化して採算悪化に陥る同業他社が多い中、20年以上もECサイト構築事業を行ってきたノウハウを生かして、大規模なECサイトを着実に稼働して売上を増やす技術力が評価されています。」
長年のノウハウと技術力への言及は継続しているが、従来の「着実に利益を上げることを重視した事業展開」という利益重視の明示表現は再掲されていない。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「競争が激化して採算性悪化に陥る同業他社が多い中、20年以上もECサイト構築事業を行ってきているノウハウを生かして、大規模なECサイトを着実に稼働して売上を増やす技術力が評価されています。」
競争激化を踏まえ、長年のECサイト構築ノウハウと大規模サイトを稼働させる技術力により、売上・利益を確保する展開を継続している。 - FY2018前進有価証券報告書
「当社もその影響を受けてここ数年伸び悩んでいましたが、当期は「コア事業に注力」という原点回帰方針が功を奏してV字回復できました。20年以上もECサイト構築事業を行ってきているノウハウを生かして大型開発案件を次々と成功させ、着実に利益を上げることができた1年になりました。」
利益重視の方針について、コア事業への原点回帰、大型開発案件の成功、V字回復、営業利益189.4%増という具体的な成果が記載されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「その影響で採算性悪化に陥る同業他社が多い中、20年以上もECサイト構築事業を行ってきているノウハウを生かして、着実に利益を上げることを重視した事業展開を行っています。」
競争激化を踏まえ、長年のECサイト構築ノウハウを生かして利益を重視する方針を再掲している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「その影響で採算性悪化に陥る同業他社が多い中、20年以上もECサイト構築事業を行ってきているノウハウを生かして、着実に利益を上げることを重視した事業展開を行っています。」
競争激化を踏まえ、長年のECサイト構築ノウハウを生かして利益を重視する方針を再掲している。 - FY2018-Q1初出有価証券報告書
「競争が激化して採算性悪化に陥る同業他社が多い中、20年以上もECサイト構築事業を行ってきているノウハウを生かして、着実に利益を上げることを重視した事業展開を行っています。」
競争激化を踏まえ、ECサイト構築の長年のノウハウを生かして利益確保を重視する方針を明示している。