海外三大市場での成長と営業利益率10%以上の体制
FY2017-Q1に初出。36回の記載のうち17回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018-Q1。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。73社中13社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに10社。
- FY2026海外は増収増益も米国・中国の苦戦と地域差が継続有価証券報告書
「これらの結果、当該セグメントの売上収益は684億68百万円(前期比1.8%増)となりました。営業利益は、4億88百万円(前期比16.5%増)となりました。」
海外全体では増収増益となったが、米国は減収・営業損失、中国も減収・営業損失であり、三大市場すべてで営業利益率10%以上を達成したとは記載していない。 - FY2026-H1海外は増収も営業減益となり地域差が継続有価証券報告書
「これらの結果、当該セグメントの売上収益は351億17百万円(前年同期比1.6%増)となりました。営業利益は22億70百万円(前年同期比18.4%減)となりました。」
海外事業は売上収益が増加した一方、営業利益は減少した。三大市場で営業利益率10%以上を達成したとの記載はない。 - FY2025前進有価証券報告書
「これらの結果、邦貨換算ベースでの当該セグメントの売上収益は672億37百万円(前期比0.8%減)となりました。営業利益は、米国・中国の不振とBravissimo Group買収にかかる一時的な影響、中国の構造改革費用などを計上した結果、4億59百万円(前期はのれんの減損損失等により51億45百万円の営業損失)となりました。」
海外事業は減収ながら、前期の営業損失から4億59百万円の営業利益へ転換した。ただし、三大市場で営業利益率10%以上を達成したとの記載ではない。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「2024年9月にワコールヨーロッパを通じて、英国のBravissimo Group Limited(以下、Bravissimo Group)を買収いたしました。Bravissimo Groupは、自社ブランドの「Bravissimo」を中心に、ワコールヨーロッパや他社ブランドのインナーウェアと水着などを扱う直営店を英国で25店舗展開するほか、自社のウェブサイトを運営しております。」
海外三大市場での成長に向け、英国で直営店25店舗と自社ECを持つBravissimo Groupを買収した。海外事業は売上収益が前年同期比1.4%減だった一方、営業損益は前年同期の50億23百万円の損失から27億83百万円の利益へ改善した。 - FY2024前進有価証券報告書
「営業損益は、IO社の事業撤退・清算に伴うワコールインターナショナル(米国)に係るのれんの減損損失などの計上(77億95百万円)が影響し、51億45百万円の営業損失(前期は73億97百万円の営業損失)となりました。」
海外事業は営業損失が前期の73億97百万円から51億45百万円へ縮小した。ただし、三大市場で営業利益率10%以上を達成したとは記載していない。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「これらの結果、ワコールヨーロッパ、ワコールインターナショナル(米国)では現地通貨ベースで減収となりましたが、主要通貨が円安に推移したことが寄与し、邦貨換算ベースでの当該セグメントの売上収益は503億8百万円(前年同期比1.0%増)と増収となりました。営業損益は、IO社の事業撤退・清算に伴うワコールインターナショナル(米国)に係るのれんの減損損失などの計上(73億96百万円)が影響し、53億50百万円の営業損失(前年同期は80億44百万円の営業損失)となりました。」
海外事業は現地通貨ベースでは減収だった一方、邦貨換算売上は1.0%増となり、営業損失は前年同期の80億44百万円から53億50百万円へ縮小した。ただし、営業利益率10%以上の目標達成には至っていない。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「これらの結果、邦貨換算後の当該セグメントの売上収益は350億28百万円(前年同期比0.2%減)となりました。各社が現地通貨ベースで減収となりましたが、主要通貨が円安に推移したことが寄与し、前年同期並みの水準となりました。営業損益は、減収影響に加え、IO社の事業撤退・清算に伴いワコールインターナショナル(米国)に係るのれんの減損損失などの計上が影響し、50億23百万円の営業損失(前年同期は15億52百万円の営業利益)となりました。」
海外事業は円安により邦貨換算売上が前年同期並みとなった一方、現地通貨ベースでは各社が減収となり、IO社の事業撤退・清算に伴う減損損失などで営業利益から営業損失へ転じた。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「これらの結果に加えて、主要通貨が円安に推移したことから、邦貨換算後の当該セグメントの売上収益は188億36百万円(前年同期比3.5%増)となりました。営業利益は、増収効果に加え、中国ワコールの黒字回復やIO社の赤字幅縮小などが寄与し、18億87百万円(前年同期比38.0%増)となりました。」
海外事業は売上収益が3.5%増、営業利益が38.0%増となった。中国ワコールの黒字回復とIO社の赤字幅縮小が寄与したが、三大市場すべてで営業利益率10%以上を達成したとの記載ではない。 - FY2023悪化有価証券報告書
「営業損益は、売上低迷による中国ワコールの営業損失やワコールインターナショナル(米国)における減損損失の計上が響き、73億97百万円の営業損失(前期は20億55百万円の営業利益)となりました。」
海外事業は通期で営業利益から73億97百万円の営業損失へ転じ、米国の減損損失と中国の営業損失が収益性目標に対する悪化として現れた。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「これらの結果に加えて、主要通貨が円安に推移したこともあり、邦貨換算後の当該セグメントの売上収益は497億92百万円(前年同期比11.9%増)となりました。営業損益は、感染症影響を強く受けた中国ワコールが営業損失となったことに加え、ワコールインターナショナル(米国)における減損損失(101億9百万円)の計上もあり、80億44百万円の営業損失(前年同期は18億6百万円の営業利益)となりました。」
海外事業は円安により売上収益が増加したものの、中国の営業損失と米国の減損損失により、営業利益から80億44百万円の営業損失へ悪化した。 - FY2023-Q2欧州好調と米国・中国の苦戦による増収減益が併存有価証券報告書
「ワコールヨーロッパは、英国や欧州の行動制限の解除によりスイムウェアの販売が好調に推移したことに加え、ボディニュートラル(自分の体型に対する感じ方を、そのままに受け入れるという考え方)のトレンドの高まりを背景にした「Elomi」ブランドの伸長が寄与し、増収となりました。一方、ワコールインターナショナル(米国)は、前年同期に感染症影響から回復したことの裏返しに加え、インフレとその抑制のための金利上昇に伴う消費者マインドの悪化もあり、低調な推移となりました。」
海外事業は売上収益が前年同期比12.1%増となったものの、営業利益は31.9%減となった。欧州の増収と米国・中国の苦戦が併存している。 - FY2023-Q1欧州増収と米国・中国の苦戦が併存有価証券報告書
「ワコールヨーロッパは、英国および欧州における消費マインドの高まりを背景に、インナーウェア・スイムウェアが好調に推移した結果、大幅な増収となりました。ワコールインターナショナル(米国)は、前年同期に感染症影響から急回復したことの裏返しに加え、先行きの不透明感を懸念した消費マインドの低下もあり、低調な推移となりました。中国ワコールは、感染症拡大に伴う行動規制の影響を受け、大幅な減収となりました。」
海外事業は欧州が好調を維持する一方、米国は消費マインド低下、中国は行動規制の影響を受けて苦戦した。海外全体では売上収益が12.1%増となったが、営業利益は33.6%減となっている。 - FY2022前進有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントは、欧米の売上が伸長したことから、売上高は596億78百万円(前期比44.3%増)、営業利益は23億51百万円(前期は26億3百万円の営業損失)と大幅な増収増益となりました。」
海外事業は売上高が44.3%増加し、営業損益が営業損失から23億51百万円の営業利益へ転換した。三大市場すべてで営業利益率10%以上を達成したとは記載されていない。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は444億54百万円(前年同期比50.8%増)、営業利益は20億2百万円(前年同期は22百万円の営業損失)となりました。」
海外事業は売上高が前年同期比50.8%増、営業利益が前年同期の営業損失から20億2百万円の黒字へ転換した。海外三大市場で営業利益率10%以上を達成したとの記載ではない。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は323億79百万円(前年同期比66.5%増)、営業利益は26億63百万円(前年同期は2億55百万円の営業損失)となりました。」
海外事業は売上高が前年同期比66.5%増、営業利益は前年同期の営業損失から26億63百万円の黒字に転換した。米国、欧州、中国の各地域でECや実店舗の回復が進んでいる。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は160億85百万円(前年同期比107.8%増)、営業利益は20億58百万円(前年同期は10億4百万円の営業損失)となりました。」
海外事業は前年同期の営業損失から営業利益へ転換し、営業利益率は12.8%となった。米国14.8%、欧州14.0%に対し、中国は9.1%であり、三大市場すべてで常時10%以上を達成したことまでは示していない。 - FY2021-Q3累計減収減益と第3四半期会計期間の黒字化が併存有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、感染症の拡大に伴う各国店舗の臨時休業に加え、円高による影響(△6億72百万円)もあり、298億48百万円(前年同期比21.7%減)となりました。営業損益は、83百万円の営業損失(前年同期:26億27百万円の営業利益)となりました。なお、当第3四半期連結会計期間の営業損益は、ワコールインターナショナル(米国)の赤字幅の縮小などが寄与し、2億4百万円の営業利益(前年同期:3億96百万円の営業損失)となり黒字を確保しました。」
海外事業は第3四半期累計では売上高21.7%減、営業損失83百万円となったが、第3四半期会計期間では2億4百万円の営業利益に転じた。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、感染症の拡大に伴う各国店舗の臨時休業に加え、円高による影響(△4億39百万円)もあり、前年同期に比べて27.7%の減少となりました。営業損益は、2億87百万円の営業損失(前年同期:30億23百万円の営業利益)となりました。」
海外事業は売上高が27.7%減少し、営業利益も前年同期の30億23百万円から2億87百万円の営業損失へ転じた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、感染症の拡大影響に伴う各国政府のロックダウン(都市封鎖)措置や店舗の臨時休業の影響に加え、円高による影響(△2億54百万円)もあり、前年同期に比べて42.3%の減少となりました。営業損益は、10億27百万円の営業損失となりました。」
海外事業は売上高が前年同期比42.3%減少し、営業損失10億27百万円となった。三大市場を含む海外成長・収益性目標に対する実績が悪化している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「営業利益は、「IO社」の買収影響によるワコールインターナショナル(米国)の減益に加え、タイの材料会社の有形固定資産の減損損失を7億69百万円計上したことから、前期に比べ67.4%の減少となりました。」
海外事業は売上高が4.8%減、営業利益が67.4%減となり、IO社買収後の損失、タイ材料会社の減損、欧米の販売低迷などが重なった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、為替換算による押し下げの影響に加え、受注減少に伴うタイの材料会社の売上不振が影響し、前年同期に比べ5%の減少となりました。営業利益は、「IO社」の買収などによるワコールインターナショナル(米国)の減益が響き、前年同期に比べ36%の減少となりました。」
海外事業は売上高が前年同期比5%減、営業利益が36%減となり、三大市場での成長と収益性向上の目標に対して実績が悪化した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、米国の既存事業やタイの材料会社が苦戦したことに加え、為替換算による影響もあり、前年同期に比べ5%の減少となりました。営業利益は、下記の主要3子会社の減益が響き、前年同期に比べ21%の減少となりました。」
海外事業は売上高5%減、営業利益21%減となり、海外成長と収益性向上の目標に対して実績が悪化した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、前年同期に比べ8%の減少となりました。邦貨換算後の営業利益は21%減少しました。」
海外事業は米国・ヨーロッパの苦戦などにより売上高が8%減、営業利益が21%減となり、海外成長目標に対して当四半期の実績は悪化した。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「中国ワコールの現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ9%増加しました。春節、婦人節、七夕節などの需要期の販促強化が奏功し購買客数が増加した結果、百貨店の店頭販売額は2%増加しました。また、他社ECを通じた売上高は広告の追加投入や物流体制の増強と合わせて、需要期の販売強化を図ったことにより47%伸長しました。」
海外事業は売上高399億24百万円、営業利益41億6百万円で、それぞれ前年同期比1.5%増、4.4%増となった。中国の売上高9%増、他社EC売上47%増が成長をけん引した。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「中国ワコールの現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ11%増加しました。…また他社ECを通じた売上高は、同じく需要期の販売プロモーションが好調だったことなどから54%伸長しました。」
海外事業は売上高288億21百万円、前年同期比3.9%増、営業利益38億41百万円、同7.6%増となった。中国の売上高11%増、他社EC売上54%増が寄与した。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「海外事業では、自社ECの展開国拡大、他社ECにおける通常価格での販売強化と並行して、百貨店、直営店でのサービス向上を進めております。・売上高 147億28百万円(前年同期比 2.6%増)・営業利益 23億45百万円(前年同期比 6.3%増)」
海外事業ではEC展開・通常価格販売・店舗サービス向上を進め、セグメント売上高は前年同期比2.6%増、営業利益は6.3%増となった。ただし、三大市場での営業利益率10%以上の達成を明示したものではない。 - FY2018前進有価証券報告書
「海外はECを通じた販売が好調だったほか、実店舗においても欧米と中国の既存店が堅調に推移し、前期を7%上回りました。」
海外売上高は前期比7.2%増、営業利益は26.1%増となった。米国営業利益率11%、欧州営業利益率9%、中国営業利益率5%も記載している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「海外はECを通じた販売が好調に推移したほか、欧米と中国の既存店も堅調で前年同期を8%上回りました。」
海外事業ではEC販売と欧米・中国の既存店が寄与し、売上高が前年同期比8%増となった。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「海外は、米国ではECを通じた販売がけん引し好調に推移したこと、ヨーロッパでは英国、ユーロ圏ともに競争力の高いブランド、水着が順調に成長を続けたこと、中国では商況の改善を受けて需要期の催事販売が大きく伸びたことから、前年同期を8%上回りました。」
海外事業で米国EC、欧州ブランド・水着、中国の催事販売が伸び、売上高は前年同期比8%増となった。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「海外事業においては、欧米やアジア地域間の事業連携、EC市場対応力の強化、中国やASEANの商品供給拠点での品質・コスト競争力向上に対する取り組みを開始しております。」
海外事業の成長に向け、地域間連携、EC対応、供給拠点の品質・コスト競争力向上に着手した。海外事業の売上高は前年同期比10.2%増となった。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「海外事業のさらなる成長」
海外事業の成長を中期経営計画の基本方針として再確認している。アメリカ・ヨーロッパは堅調、中国は前年並みに留まり、為替の影響で邦貨換算売上は減少した。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「平成29年3月期をスタートとする中期経営計画においても中期方針として、(2)海外事業の更なる成長」
海外事業のさらなる成長という方針を再掲している。実績面ではアメリカ・ヨーロッパの需要回復基調と、中国の伸び悩み・円高影響を併記している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「海外事業においては、アメリカ・ヨーロッパ・中国の三大市場において盤石な経営基盤を築き、常時10%以上の営業利益率を挙げられる体制を目指しております。」
米国・欧州・中国を三大市場と位置付け、営業利益率10%以上を明示している。