地政学リスク・海外金融政策・関税懸念による景気および為替変動
FY2018-Q2に初出。20回の記載のうち16回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q3。直近の記載は2026-07-13。
アクサスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。134社中104社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに75社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間のわが国の経済は、米国による高関税政策や、ベネズエラ、イランへの攻撃等、緊迫した国際情勢を背景に、円安の進行やガソリン、食料品等の生活必需品の物価高等の影響により消費者の生活防衛意識が高まっております。」
米国の高関税政策やベネズエラ・イランへの攻撃等を新たな国際情勢の不安要因として明示し、円安・物価高と結び付けて消費環境への影響を記載している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「国外においては、インフレと金融不安による信用収縮が実体経済の下押し圧力となっていること等により世界的な景気後退懸念が強まっております。」
インフレ、金融不安、信用収縮による世界的な景気後退懸念を継続して記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、インフレと金融不安による信用収縮が実体経済の下押し圧力となっていること等により世界的な景気後退リスクが広がっております。」
インフレと金融不安による信用収縮が、世界的な景気後退リスクとして新たに明示された。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(令和5年9月1日から令和6年5月31日まで)のわが国の経済は、インフレと金融不安による信用収縮が実体経済の下押し圧力となっていることや米国大統領選の不透明感等により世界的な景気後退リスクが広がっております。」
インフレと金融不安による信用収縮、米国大統領選の不透明感が、世界的な景気後退リスクの要因として新たに明示された。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(令和5年9月1日から令和6年2月29日まで)のわが国の経済は、ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化、不動産市況低迷による中国経済の減速や米国大統領選の不透明感等により世界的な景気後退リスクが広がっております。」
ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化、中国の不動産市況低迷・経済減速、米国大統領選の不透明感が、世界的な景気後退リスクとして新たに明示された。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(令和5年9月1日から令和5年11月30日まで)のわが国の経済は、米欧各国の中央銀行による金融引き締めや中東情勢の緊迫化等により世界経済の減速懸念が強まっております。」
米欧各国の金融引き締めと中東情勢の緊迫化が、世界経済の減速懸念を強める要因として新たに明示された。 - FY2023悪化有価証券報告書
「米中をはじめとする2国間関係やロシア・ウクライナ情勢を巡る多国間関係等、国際的な地政学リスクが高まり、戦争・紛争が発生した場合、取引先や物流に影響を及ぼす事象が発生する等、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
地政学リスクについて、米中関係やロシア・ウクライナ情勢を明示し、戦争・紛争による取引先・物流への影響を主要リスクとして整理した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のわが国の経済は、米欧中央銀行による急激な金融引き締め等の影響や先行きが見えないウクライナ危機等により世界景気の減速懸念が強まっております。」
米欧中央銀行の急激な金融引き締めと長期化するウクライナ危機が、世界景気の減速懸念として明示されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(令和4年9月1日から令和4年11月30日まで)のわが国の経済は、急速なインフレを抑えるため各国の中央銀行が相次いで政策金利を引き上げたことや、長期化するロシアのウクライナ侵攻の影響により、エネルギーや食料品等の高騰が顕著に表れており、世界経済の後退リスクが広がっております。」
各国の政策金利引き上げ、ウクライナ侵攻の長期化、エネルギー・食料品価格の高騰が、世界経済の後退リスクとして具体化している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「令和4年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻の影響等による原油価格・原材料価格の高騰や、中国政府による都市封鎖等の厳しいゼロコロナ政策の影響等により工業生産が落ち込み、サプライチェーン(供給網)が混乱し、各国の物価上昇の圧力が高まっております。」
ウクライナ侵攻、中国のゼロコロナ政策、原油・原材料価格高騰、サプライチェーン混乱が国際情勢・景気の不透明要因として具体化した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のわが国の経済は、中国における不動産市場の変調、米国等各国の金融引き締めへの警戒感等による世界的な景気減速やウクライナ問題等、国際情勢の先行きへの不安が一層強まっております。」
前回の主要リスク開示では独立記載がなかったが、国際情勢の不安要因として中国不動産市場、各国の金融引き締め、ウクライナ問題を新たに明示している。 - FY2021削除有価証券報告書当年度の経営環境及び主要な事業等のリスクでは、前回まで記載されていた地政学リスク、海外金融政策、関税懸念を独立したテーマとして記載していない。
- FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(令和元年9月1日から令和元年11月30日)のわが国の経済は、米中貿易摩擦の長期化や英国の欧州連合(EU)離脱問題等、国際情勢の先行きに不透明感を増すなか、令和元年10月の消費税増税や、記録的な大雨や強風で東日本の広域に甚大な自然災害をもたらした台風の影響等により、一時的に消費の停滞が見られました。」
米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題を含む海外情勢の不透明感が続く状況を再掲し、消費税増税と自然災害による一時的な消費停滞も記載している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間のわが国の経済は、米中貿易摩擦の激化や、英国の欧州連合(EU)離脱問題、また、米国によるイラン産原油の全面禁油等、海外情勢への先行き不透明感が強まるなか」
米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題に加え、米国によるイラン産原油の全面禁輸が海外情勢の不透明要因として明示された。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦を背景にした中国経済の減速や、英国の欧州連合(EU)離脱の動きが迷走する等、海外情勢に対する懸念が高まるなか」
従来の米中貿易摩擦・地政学リスクに加え、中国経済の減速と英国のEU離脱をめぐる不透明感が海外情勢への懸念として明示された。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(平成30年9月1日から平成30年11月30日)のわが国の経済は、米中貿易摩擦の激化等により景気先行きの不透明感が高まりながらも、国内景気は緩やかな拡大を続けております。」
前回までの地政学リスク・関税懸念に加え、米中貿易摩擦の激化が景気先行きの不透明要因として明示された。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「米国の関税政策の変更による貿易摩擦や朝鮮半島及び中東の政情不安を要因とする地政学リスク等への警戒感が一層強まる一方で」
米国の関税政策変更による貿易摩擦が明示され、地政学リスクへの警戒感も一層強まったと記載されている。 - FY2018-Q2初出有価証券報告書
「欧州の政治情勢や朝鮮半島及び中東の政情不安等を要因とする地政学リスクへの警戒感が一段と強まるなか、国内景気は海外経済の回復と金融緩和等の要因により緩やかな拡大を続けております。しかしながら直近では、米国における金融緩和の出口戦略の模索や関税引き上げの懸念等からリスク回避の動きが進み、円高株安傾向に変化しております。」
欧州、朝鮮半島、中東の政情不安、米国金融政策の転換や関税引き上げ懸念が、景気・株価・為替の変動要因となる事業環境として初めて独立したスレッドに追加した。