商品・原材料価格の変動リスク
FY2016に初出。33回の記載のうち29回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2026。
ニチレイがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。55社中38社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに17社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「一方、原材料や円安による調達コストの急激な上昇を受け、価格改定の動きが継続しました。」
原材料価格や円安による調達コスト上昇が継続しており、価格改定や生産効率向上によって対応している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「営業利益は、食品事業での原材料・仕入価格などのコストアップが影響し、営業利益は183億7百万円(前期比7.0%の減益)、経常利益は187億70百万円(前期比9.1%の減益)となりました。」
原材料・仕入価格などのコストアップが当中間期にも実際に発生し、営業利益7.0%減、経常利益9.1%減の要因となった。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における当社グループの売上高は、主力の加工食品事業や低温物流事業が伸長し、3,472億8百万円 (前期比4.5%の増収)となりました。利益面では、原材料・仕入価格などのコストアップが続くなか、販売拡大や海外関係会社の業績が寄与し、営業利益は196億84百万円(前期比13.1%の増益)、経常利益は206億41百万円(前期比13.7%の増益)となりました。」
原材料・仕入価格などのコストアップが中間期にも継続して発生した。一方、販売拡大や海外関係会社の業績寄与により、営業利益は13.1%増となった。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「国産鶏肉相場は高止まりの状態が継続し、国産豚肉は国内で発生した家畜の疾病による影響で相場は不安定に推移しました。輸入品は、円安の影響などにより調達価格は上昇傾向で推移しました。」
畜産品の相場高止まり・不安定化と円安による輸入調達価格上昇が継続して発生した。一方、販売価格改定や調達方法見直しにより畜産事業は増益となった。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面では、円安影響や原材料・仕入価格などのコスト上昇に対応し、価格改定や収益改善の施策を進めたことなどにより、営業利益は297億86百万円(前期比17.8%の増益)となりました。」
円安や原材料・仕入価格の上昇が実際に継続している一方、価格改定や収益改善施策により連結営業利益は増益となった。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「利益面では、円安などによる原材料・仕入価格やエネルギーコスト上昇に対応し、価格改定や業務改善を進めたことなどにより、営業利益は173億98百万円(前期比18.3%の増益)、経常利益は181億60百万円(前期比21.0%の増益)となりました。」
円安による原材料・仕入価格の上昇が実際に継続している。価格改定や業務改善により影響に対応し、連結営業利益は18.3%増となった。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「営業利益は、原材料・仕入価格やエネルギーコストが上昇する中、価格改定の効果や業務改善を進めたことなどにより、営業利益は79億24百万円(前期比18.7%の増益)となりました。」
原材料・仕入価格の上昇が実際に継続している。価格改定や業務改善により影響の一部を吸収し、グループ営業利益は増益となった。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「世界的に水産品への需要は高い水準を維持しているなか、水産資源の逼迫や急速な円安により、産地価格や物流費が高騰し調達価格に影響を及ぼしました。」
水産資源逼迫、円安、産地価格・物流費の高騰が実際の調達価格に影響している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「営業利益は、海外子会社の業績が伸長しましたが、原材料コストやエネルギーコストなどの高騰が響き、全体では252億88百万円(前期比1.8%の減益)となりました。」
原材料コストおよびエネルギーコストの高騰が実際に発生し、グループ営業利益の減益要因となっている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「営業利益は、海外子会社の業績が伸長しましたが、原材料コストやエネルギーコストなどの高騰が響き、全体では147億9百万円(前期比8.2%の減益)となりました。」
原材料コストおよびエネルギーコストの高騰が実際に発生し、グループ営業利益の減益要因となっている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「営業利益は、海外子会社の業績が伸長しましたが、原材料・仕入れコストや電力コストなどの高騰が響き、全体では66億77百万円(前期比5.3%の減益)となりました。」
原材料・仕入れコストおよび電力コストの高騰が実際に発生し、グループ営業利益の減益要因となっている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「地政学リスクなどの影響で今後ますます調達環境が厳しくなることが予測される中、適正な価格改定やローコスト化などの収益構造改革の推進、また持続可能なサプライチェーンの確立が大きな課題と捉えております。」
原材料・水産品等の価格上昇に加え、地政学リスクによる調達環境のさらなる悪化を見込み、価格改定・ローコスト化・サプライチェーン確立を課題としている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「営業利益は、新型コロナウイルス感染拡大に起因する労働力不足から、タイの生産拠点で稼働が低下したことに加え、原材料・仕入コストの上昇などにより減益となりました。」
原材料・仕入コストの上昇が加工食品事業の減益要因として実際に発生しており、商品・原材料価格変動リスクが継続して業績に影響している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「営業利益は、新型コロナウイルス感染拡大に起因する労働力不足から、タイの生産拠点で稼働が低下したことに加え、原材料・仕入コストの上昇などにより減益となりました。」
原材料・仕入コストの上昇が加工食品事業の減益要因として実際に発生している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「営業利益は、新型コロナウイルス感染拡大に起因する労働力不足から、タイの生産拠点で稼働が低下したことに加え、原材料・仕入コストの上昇や広告宣伝費の増加などもあり減益となりました。」
原材料・仕入コストの上昇が加工食品事業の減益要因として実際に発生し、商品・原材料価格変動リスクが継続して業績に影響している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「世界的に水産品への需要は高い水準を維持しており、調達環境は厳しさを増しています。」
水産品の世界需要が高水準で調達環境が厳しさを増しているほか、穀類相場高騰による飼料価格上昇や疾病による国産鶏肉の供給不安も記載され、価格・調達リスクが深まっている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「供給量が増加した国産鶏肉の相場は軟調に推移しました。また国内外で発生した家畜の疾病による影響により、豚肉の相場は国産品・輸入品ともに不安定に推移しました。」
畜産品の相場変動が実際に発生し、国産鶏肉相場の軟調推移と豚肉相場の不安定化が減収・減益要因となった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「「えび」を中心に採算性重視の販売を徹底したことで減収となりましたが、中食・外食向けの加工品の販売が寄与し、増益となりました。」
水産品の市況・調達環境を背景に採算性重視の販売が実際に行われ、えびを中心とする販売減収につながっている。畜産事業でも輸入豚肉の慎重な買付や国産鶏肉相場の軟調推移が減収・減益要因となった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「中食・外食向けの最適な加工度での商品提供や、海外販売の拡大に取り組んだものの、「えび」を中心に採算性重視の販売に注力したことや、「たこ」の国内市況が悪化したことなどにより、減収・減益となりました。」
水産品の市況悪化が実際に発生し、「たこ」の国内市況悪化等が水産事業の減収・減益要因となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「中食・外食向けの最適な加工度での商品提供や、海外販売の拡大に取り組んだものの、「えび」を中心に採算性重視の販売に注力したことや、「たこ」の市況が悪化したことなどにより、減収・減益となりました。」
水産品の市況悪化が実際に発生し、「たこ」の市況悪化等が水産事業の減収・減益要因となった。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「海外における水産品の需要の高まりを背景に、一部商材の輸入品価格が高騰するなか、消費者の低価格志向は根強く、収益確保は厳しい状況が続きました。」
水産品の輸入価格高騰と低価格志向が実際の事業環境として続き、水産事業の調達コスト増加による減益につながっている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「また、「えび」「貝類」の利益率は改善したものの、「たこ」「魚卵」の調達コスト増加を吸収できず減益となりました。」
水産品の調達コスト増加が実際に発生し、水産事業の減益要因となった。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「また、「えび」「貝類」の利益率は回復しつつあるものの、「たこ」「魚卵」の調達コストが増加したことにより減益となりました。」
水産品の調達コスト増加が実際に発生し、水産事業の減益要因となった。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「安定的な収益確保をめざし中食・外食向けに最適な加工度での商品提供に取り組んだものの、「えび」の取扱いの減少や、「たこ」「魚卵」の調達コストが増加したことにより減収・減益となりました。」
水産品の調達コスト増加が当第1四半期にも実際に発生し、水産事業の減収・減益要因となった。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「外食・中食向け商材の販売拡大に努めたことや、「たこ」「魚卵」の取扱いが伸長したことなどにより増収となりましたが、円安の影響で「えび」の調達コストが増加したことにより減益となりました。」
円安によるえびの調達コスト増加が水産事業の減益要因として引き続き実際に発生している。水産事業の営業利益は前年同期比54.8%減となった。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「外食・中食向け商材の販売拡大に努めたことや、「たこ」「魚卵」の取扱いが伸長したことなどにより増収となりましたが、円安の影響で「えび」の調達コストが増加したことなどから減益となりました。」
円安によるえびの調達コスト増加が実際に発生し、水産事業の減益要因となった。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「外食・中食向け商材の販売拡大に努めたことや、「たこ」「魚卵」の取扱いが伸長したことなどにより増収となりましたが、円安の影響で「えび」の調達コストが増加したことや、「貝類」の販売を絞り込んだことなどから減益となりました。」
円安によるえびの調達コスト増加が、水産事業の減益要因として実際に発生している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「水産資源の減少や海外における堅調な需要を背景に、水産物全般の調達コストが高止まりで推移するなか、国内消費者の食に対する低価格志向は根強く、国内消費は低迷が続きました。」
水産資源減少・海外需要を背景とする調達コスト高止まりが当期の事業環境として実際に発生している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「水産品全般に産地価格が高値で推移するなか、外食・中食向けの販売を強化し安定利益の確保に努めた結果、「たこ」などの販売が伸長したことや、調達拠点を多様化した「えび」の利益率が改善し、増収・増益となりました。」
水産品の産地価格高止まりが第3四半期累計期間にも継続して発生している。販売強化や調達拠点の多様化により増収・増益となった。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「水産品全般に産地価格が高値で推移するなか、外食・中食向けの販売を強化し安定利益の確保に努めた結果、「たこ」などの販売が伸長したことや、調達拠点を多様化した「えび」加工品の利益率が改善し、増収・増益となりました。」
水産品の産地価格高止まりが実際に発生しているが、販売強化や調達拠点の多様化により増収・増益となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「このように、商品や原材料等の価格変動は、当社グループの業績に重要な影響を与える可能性があります。」
水産物の需給・漁獲高、畜産物の輸入停止・セーフガード、原油・穀物市況を要因として挙げている。