顧客嗜好の変化と競争激化による売上・収益性低下
FY2017に初出。13回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
カゴメがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。15社中10社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに3社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「「野菜生活100」シリーズは、価格改定後の販売数量が減少したことにより、減収となりました。」
価格改定後の販売数量減少が、主力ブランド「野菜生活100」の減収として現れている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「飲料カテゴリーは、トマトジュースにおいて、血圧・コレステロールが気になる健康関心層に加え、美容関心層の新規ユーザーを獲得したことにより、好調に推移しました。」
健康飲料市場の顧客嗜好・競争への対応として、美容関心層を含む新規ユーザーを獲得し、飲料カテゴリーが好調に推移した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「飲料カテゴリーは、トマトジュースにおいて、血圧・コレステロールが気になる健康関心層に加え、美容関心層の新規ユーザーを獲得したことにより、好調に推移しました。」
健康飲料市場の顧客嗜好・競争への対応として、美容関心層の新規ユーザーを獲得し、飲料カテゴリーが好調に推移した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「「野菜生活100」シリーズは、価格改定による買い控え等により、減収となりました。」
価格改定による買い控えが主力ブランド「野菜生活100」の減収として引き続き現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「「野菜生活100」シリーズは、価格改定による買い控えにより、減収となりました。」
価格改定による買い控えが主力ブランド「野菜生活100」の減収として顕在化した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「野菜摂取ニーズに対応した商品の増加に伴う競争の激化により、主力ブランドである「野菜生活100」の売上が2021年度を割り込む状況となりました。」
健康飲料市場の競争激化と顧客意識の変化が、主力ブランドの売上減少として実際に現れた。その後、情報発信・プロモーション変更により第3四半期以降は前年同期超の水準まで回復したとも記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループ収入のかなりの部分は、変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする激しい競争に晒されています。」
顧客嗜好の変化と競争激化による売上・収益性低下のリスクを引き続き開示している。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「「野菜生活100」シリーズは、健康飲料カテゴリーとの競争が激化する中で、「野菜生活100 アップルサラダ」などターゲットを明確にした新商品の投入などにより、前年並みの売上収益となりました。」
健康飲料カテゴリーとの競争激化は続くものの、ターゲットを明確にした新商品投入により、野菜生活100の売上収益は前年並みとなった。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「「野菜生活100」シリーズは、本年3月26日発売の新商品「野菜生活100 アップルサラダ」が堅調に推移しておりますが、その他の健康飲料の伸長に伴う野菜飲料領域の縮小等により、200ml紙容器の販売が減少しました。」
他の健康飲料の伸長に伴う野菜飲料領域の縮小と、200ml紙容器商品の販売減少が実際の業績として現れている。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループ収入のかなりの部分は、変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする激しい競争に晒されています。」
顧客嗜好の変化と激しい競争により、魅力的な商品・サービスを提供できない場合の売上低迷・収益性低下をリスクとして初めて体系的に記載している。