輸入為替変動による仕入コスト・業績への影響
FY2017に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
エービーシー・マートがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。67社中43社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2025再定義有価証券報告書
「これら輸入商品の大半が米ドル決済であり、年間1.5億から2億ドル程の外貨需要があります。米ドルが1円円安になった場合、仕入原価が1.5億円から2億円増加します。輸入為替につきましては、仕入コストの安定化を図ることを目的として為替予約等を締結する場合がありますが、為替相場が大きく変動した場合、売上総利益に影響を与える可能性があります。なお、現在、為替予約の締結は行っておりません。」
輸入為替エクスポージャーが年間1.5億~2億ドル、1円円安時の仕入原価増加が1.5億~2億円と範囲で示され、現在は為替予約を締結していないことも明記された。 - FY2023引き上げ有価証券報告書
「これら輸入商品の大半が米ドル決済であり、年間2億ドル程の外貨需要があります。米ドルが1円円安になった場合、仕入原価がおよそ2億円増加します。」
輸入為替エクスポージャーが、前年度の「年間1億ドル超・1円円安で約1億円増加」から「年間約2億ドル・約2億円増加」へ記載上拡大した。 - FY2022後退有価証券報告書
「これら輸入商品の大半が米ドル決済であり、年間1億ドル超の外貨需要があります。米ドルが1円円安になった場合、仕入原価がおよそ1億円増加します。」
輸入為替リスクの感応度について、前期記載の年間約2億ドル・1円円安で約2億円増加から、年間1億ドル超・約1億円増加へ記載が変化し、数値化されたエクスポージャーが縮小した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「これら輸入商品の大半が米ドル決済であり、年間2億ドル程の外貨需要があります。米ドルが1円円安になった場合、仕入原価がおよそ2億円増加します。輸入為替につきましては、仕入コストの安定化を図ることを目的として為替予約等を締結する場合がありますが、為替相場が大きく変動した場合、売上総利益に影響を与える可能性があります。」
輸入為替リスクについて、年間約2億ドルの外貨需要と、1円円安の場合に仕入原価が約2億円増加する感応度が新たに数値化された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「輸入為替につきましては、仕入コストの安定化を図ることを目的として為替予約等を締結する場合がありますが、為替相場が大きく変動した場合、売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。」
米ドル決済を中心とする輸入為替リスクと、為替予約等による仕入コスト安定化策が継続して記載されている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「これら輸入商品の大半が米国ドル決済となっております。輸入為替につきましては、仕入コストの安定化を図ることを目的として為替予約等を締結する場合がありますが、為替相場が大きく変動した場合、売上総利益に影響を及ぼす可能性があります。」
米ドル決済を中心とする輸入為替リスクと、為替予約等による仕入コスト安定化策が継続して記載されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループの輸入商品の大半が米国ドル決済となっております。輸入為替につきましては、仕入コストの安定化を図ることを目的として為替予約等を締結する場合がありますが、為替レートが急激に変動した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
米ドル決済を中心とする輸入為替リスクと、為替予約等による仕入コスト安定化策が再掲されている。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループの輸入商品の大半が米国ドル決済となっております。輸入為替につきましては、為替予約等により仕入コストの安定化を図っておりますが、為替レートが急激に変動した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
輸入商品の大半が米ドル決済であり、為替予約等による安定化策を講じつつも、急激な為替変動をリスクとしている。