米など原材料価格と物流コストの上昇
FY2016に初出。34回の記載のうち14回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q3。直近の記載は2026-08-10。
岩塚製菓がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。100社中64社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに43社。
- 2026-08-10悪化決算
「原料米需給の影響に加え、包装資材やエネルギー価格の高騰が顕在化、人件費や物流費を含め製造コストが上昇しているものと見られ、各社収益確保に向けて腐心する厳しい事業環境となっております。」
原料米に加えて包装資材、エネルギー、人件費、物流費の上昇を挙げ、製造コスト上昇の範囲を具体化している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「原料米そのものの価格の高止まりや調達環境の不透明さが大きな負担となるなか、その他原材料、エネルギーコストの増加や人件費・物流費等のコストアップが避けられない」
原料米の価格高止まり・調達不透明に加え、その他原材料、エネルギー、人件費、物流費の上昇を挙げ、コスト環境の厳しさが継続している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「また、人件費や物流費が増加傾向にあるなか、主原料の米を筆頭に原材料価格の上昇が顕著となり、コスト面において厳しさが増す環境となっております。原料米については価格高騰に加え安定調達が容易でなくなることも懸念され、事業環境はかつてない厳しさになるものと見られております。」
人件費・物流費の増加、原材料価格の顕著な上昇に加え、原料米の高騰と安定調達難への懸念を挙げ、コスト環境の厳しさが増している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「原料米の価格高騰と供給量不足の解消が見通せないなど、原料米の安定確保が極めて大きな課題となっており、かつてない厳しい事業環境になるものと考えております。」
原料米について、価格高騰に加えて供給量不足の解消が見通せないとされ、原材料コスト・調達リスクが一段と深刻化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「一方で、昨年夏の猛暑・天候不順による国産米不足と価格の高騰に加え、輸入米の高騰から原材料の安定調達が困難となるなど製造コストの上昇が見込まれております。」
国産米不足・価格高騰に加えて輸入米も高騰し、原材料の安定調達が困難となる状況を記載している。原材料価格・供給リスクが従来より具体化している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「しかし、製造コストにおいて原材料費の高止まりに加え人件費や物流費の増加が見込まれるなど厳しさが続いており、各社とも採算維持に重きを置いた施策を進めているものと見られます。」
原材料費の高止まりに加え、人件費・物流費の増加見込みを挙げ、コスト上昇と採算維持の難しさが続くと記載している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「製造部門では、原材料費や電力費および減価償却費が高止まりする一方、燃料費は補助政策の恩恵を受け低下、労務費も合理化投資の効果が表れ健闘しており、製造原価全体としては僅かながら改善傾向を示しております。」
原材料費・電力費・減価償却費の高止まりは続くものの、燃料費の低下と合理化投資による労務費低減により、製造原価全体は僅かながら改善傾向となっている。 - FY2024-Q1燃料費低下と電力・副資材高騰の併存有価証券報告書
「製造部門では、原材料や燃料、電力費などのコストアップ要因のなかで、燃料費については価格激変緩和補助政策により確実に低下しているものの、電力費は騰勢傾向が続いており、原材料においては包材等副資材の上昇が当社商品の値上げ効果を相殺、製造原価の低減を限定的なものとしております。」
燃料費は補助政策により低下した一方、電力費と包材等の副資材費は上昇し、値上げ効果を相殺して製造原価の低減を限定的としている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「原材料や燃料費等の製造コストが高止まったままであり、価格転嫁が追い付かず採算面で厳しい事業環境が続いているため、自助努力では凌ぎきれないとして二次の価格改定を打ち出さざるを得ない状況となっております。」
原材料・燃料費等の高止まりと価格転嫁の遅れによる採算悪化が継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「一方で、原材料や燃料費等の製造コストは高止まったままであり、価格転嫁が追い付かない状況下、特に採算面において厳しい事業環境が続いております。」
原材料・燃料費などの製造コスト高止まりと、価格転嫁の遅れによる採算面の厳しさが引き続き記載されている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「一方で、世界的な資源・エネルギー価格の高騰や円安の進行等から、原材料や燃料費等が軒並み大幅に値上がりし、価格転嫁もままならないなか、採算面において極めて厳しい事業環境となっております。」
資源・エネルギー価格高騰と円安により原材料・燃料費が軒並み大幅に上昇し、価格転嫁が進まないため採算環境が極めて厳しいと記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「また、原材料や燃料および物流費等が軒並み大幅に高騰しており、価格転嫁の遅れもあって、各社の採算が大きく悪化しているものと見られるなど、極めて厳しい事業環境となっております。」
原材料・燃料・物流費の上昇が「軒並み大幅」とされ、価格転嫁の遅れによる採算悪化も加わって、コスト上昇リスクの深刻化を記載している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「この結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、年度前半における昨年の特需の反動減の影響は限定的となってきているものの、価格競争の激化、原材料・燃料費の高騰が顕著に現れており、固定費負担増も大きく、引き続き前年同期間比減収減益となりました。」
原材料・燃料費の高騰と固定費負担増が実際の減収減益要因として現れ、営業損失203百万円を計上している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「この結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、昨年の特需の反動減の影響は徐々に薄まってきているものの、価格競争の激化、原料資材の高騰、固定費負担増等から、前年同期間比減収減益となりました。」
原料資材の高騰が価格競争や固定費負担増とともに実際の減収減益要因として記載されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「加えて食用油など原材料の値上がり等のコスト高も顕在化しており、厳しい事業環境が続くものと見られます。」
食用油など原材料の値上がりによるコスト高が実際に顕在化したと記載している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「原材料動向では、原料米の価格は落ち着いてきておりますが、それ以外の副原料、包装資材や燃料等は総じてコストアップ要因となっております。」
原料米以外の副原料、包装資材、燃料等のコスト上昇が実際の経営環境として発生している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「製造部門では、新工場の稼働準備を行うなかで省人化を進め、原材料・資材等のムダの排除や物流体制の整備強化などのコスト低減対策、主力商品を主体とする集中生産や品質の安定化に継続して取り組むことで、製造原価低減に努めてまいりました。」
原材料・資材や物流に関するコスト要因への対応として、ムダの排除、物流体制整備、集中生産などによる製造原価低減を継続している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「また、引き続き原材料や物流費等のコスト高への対応も必要であり、先行き楽観できない状況が続くものと見られます。」
原材料・物流費等のコスト高が引き続き実際の事業環境として発生しており、対応継続が必要と記載している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「当社グループは、原材米・副材料等の材料高や物流費の上昇等を吸収するため、生産品目の絞込みや生産人員の平準化等に注力し」
原材料・副材料・物流費の上昇が実際のコスト要因として続いており、生産品目の絞り込み、人員平準化、積載方法の見直しで吸収を図った。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「米菓業界におきましては、総合スーパー・百貨店の停滞やコンビニエンスストアの飽和感があるなか廉価なドラッグストアやディスカウントストアが伸長、流通構造の変化に伴い価格競争が一層激しさを増しており、原材料や物流費等のコストアップ要因が大きく、厳しい事業環境が続いております。」
原材料・物流費等のコストアップが実際の事業環境として続いており、製造品目の集中や積載方法の見直しによって吸収を図っている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「米菓業界におきましては、原材料や物流費等のコストアップが響いているなか、消費増税前にあって価格競争が一段と激化するなど低価格路線が鮮明になってきており、厳しい事業環境が続いております。」
原材料費・物流費等のコストアップが実際に業績環境へ影響していると記載している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「製造部門では、原料資材費、物流費等のコストアップ要因を吸収すべく、前期からの生産品目の絞込みや人繰りの平準化等を一層推し進め、生産効率の向上に注力してまいりました。」
原料資材費・物流費等のコスト上昇が実際の経営環境として続いており、生産効率向上による吸収を進めている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「米菓業界におきましては、原料米、包装資材や物流費等のコストアップ要因が顕在化し価格競争がいっそう激しくなるなか、」
原料米、包装資材、物流費等のコスト上昇が顕在化し、価格競争の激化とともに実際の業績環境へ影響している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における業績は、価格競争激化や燃料費等の製造費用が高騰するなか、値上の浸透や新商品の投入に努め、足元では回復傾向が見られるものの、売上高176億69百万円(前年同四半期比2.7%減)、営業利益1億49百万円(前年同四半期比32.5%減)」
価格競争と燃料費等の製造費用高騰が実際の業績環境として続き、売上高・営業利益の減少に表れている。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、昨年のジャガイモ不足による米菓スナックへの需要増加の反動や災害的な猛暑の影響などにより減収を余儀なくされ、物流費や燃料費等が高騰するなか減益となりました。」
物流費・燃料費等の高騰が実際に発生し、需要反動や猛暑とともに減益要因となった。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、米菓市場が伸び悩むなか主原材料の価格高騰に伴う値上げの浸透遅れもあって、当第1四半期連結累計期間の売上高は58億40百万円(前年同四半期比4.0%減)、営業利益は3百万円(前年同四半期比96.8%減)となりました。」
主原材料価格の高騰が続き、値上げの浸透遅れも加わって、営業利益が前年同四半期比96.8%減となるなど、収益への影響がさらに大きく表れている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高につきましては、237億92百万円(前連結会計年度比3.3%増)となったものの、販売促進費や原材料、運送費の高騰等から減益を余儀なくされ、営業利益は66百万円(前連結会計年度比82.4%減)」
原材料費・運送費の高騰が販売促進費の増加とともに実際の減益要因となり、営業利益は前年同期比82.4%減の6,603万円となった。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は181億62百万円(前年同四半期比4.1%増)となりましたが、損益面におきましては、原材料費、物流コストの上昇やキャンペーン費用など販売費が増加したこと等により営業利益が2億21百万円(前年同四半期比39.0%減)となったほか、」
原材料費・物流コストの上昇が実際の費用増として発生し、キャンペーン費用などとともに営業利益の前年同期比39.0%減に影響したと記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調にあるものの、外国経済における景気の下振れによる経済不安や為替リスクを抱え、景気の回復に足踏みが見られるなど、厳しい経営環境が続いております。」
外国経済の下振れ、為替リスク、景気回復の足踏みを含む外部環境の不透明感を再掲している。リスク欄では重要な変更はないとしている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「英国のEU離脱問題が国内の金融及び株式市場に大きな不安を与え、急激な為替変動を招く等、先行きの不透明感が一層強まる状況となりました。」
為替変動を含む外部環境の不透明感を既存のコスト・市場環境リスクに関連して再掲している。原材料費・物流費への具体的影響額は示していない。 - FY2016初出有価証券報告書
「主原料である米をはじめとする原材料は、天候その他の要因により仕入価格が大きく変動するリスクを負っており、その変動により経営成績に影響を与える可能性があります。」
原材料価格の変動に加え、円安による輸入原材料コストや物流コストの上昇も懸念事項として挙げている。