天候・需給・為替による原材料調達価格変動リスク
FY2018に初出。24回の記載のうち15回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2027-H1。
モロゾフがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。64社中45社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに21社。
- FY2027-H1悪化有価証券報告書
「カカオやナッツの仕入価格の上昇を中心とした原材料価格高騰」
従来のカカオ等の原材料価格上昇に加え、ナッツの仕入価格上昇も明示され、原材料コスト上昇が利益に実際に影響している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「売上原価は、工場の人員体制の最適化に努めるとともに一部商品の設計変更や価格改定に取り組みましたが、カカオを中心とした原材料価格高騰の影響を受けた結果、対売上高比率は51.7%となり、前連結会計年度より2.5ポイント上昇いたしました。」
原材料価格の高騰がカカオを中心に続き、設計変更や価格改定等を講じたものの、売上原価率が2.5ポイント上昇した。 - 2026-03-13悪化業績予想の修正
「新工場の稼働に伴う減価償却費の増加、原材料価格の継続的な上昇、最低賃金上昇による人件費の増加などのコストアップ要因が見込まれます。」
原材料価格の高騰が継続する見通しに加え、新工場稼働に伴う減価償却費や最低賃金上昇による人件費増加も見込んでいる。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「カカオを中心とした原材料価格の高騰、賃金の引上げによる人件費の増加、輸送費用の上昇や昨年、船橋の物流機能を外部委託に完全移行したことに伴う諸費用の計上」
カカオを中心とした原材料価格の高騰が続き、賃金・輸送費の上昇や物流機能の外部委託移行に伴う費用も利益を圧迫する要因となった。 - FY2025悪化有価証券報告書
「また、カカオを中心として原材料価格が大幅に上昇を続け、電気・ガス等のエネルギーや物流のコストも増加しており、売上原価率は上昇を続けております。/カカオを中心とした原材料価格の急激な上昇や、賃金の引上げによる人件費の増加、輸送費用の上昇や船橋物流センター移転に伴う諸費用計上などにより」
卵の供給制限による販売休止の影響が解消した一方、カカオを中心とする原材料価格の急激な上昇、エネルギー・物流コスト上昇が続き、調達価格変動リスクの圧力が強まった。 - FY2025-H1卵の供給制限は緩和する一方で原材料価格上昇が継続有価証券報告書
「原材料価格のさらなる高騰やエネルギー価格の高止まりによる物価上昇を背景に消費マインドの冷え込みがみられるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。/昨年は卵の供給制限により販売を休止していた商品を本年は通常通り販売できたことなどにより」
卵の供給制限により販売休止していた商品を通常販売できた一方、原材料価格のさらなる高騰とエネルギー価格の高止まりが記載されており、調達リスクの構成要素に緩和と悪化が併存している。 - FY2025-Q1対処有価証券報告書
「昨年は卵の供給制限により販売を休止していた商品を本年は通常通り販売できたことなどにより」
前年に販売休止の要因となった卵の供給制限について、本年は対象商品を通常通り販売できたと記載しており、供給制約の影響が一部低減している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「洋生菓子につきましても、卵の供給制限により一部商品の販売休止などの影響はあったものの、カスタードプリンについては商品供給量の確保に努めるとともに、卵の使用量が少ないシーズンプリンやチーズケーキ等を積極的に販売いたしました。」
卵の供給制限による一部商品の販売休止が続く一方、供給量確保と卵使用量の少ない商品の販売による対応を再確認している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「洋生菓子につきましても、卵の供給制限により一部商品の販売休止等の影響はあったものの、カスタードプリンについては商品供給量の確保に努めるとともに、卵の使用量が少ないシーズンプリンやチーズケーキ等を積極的に販売いたしました。」
卵の供給制限による一部商品の販売休止が続く一方、供給量確保と卵使用量の少ない商品への切り替えによる対応を再確認している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「洋生菓子につきましても、卵の供給制限により一部商品の販売休止等の影響はあったものの、カスタードプリンについては商品供給量の確保に努めるとともに、卵の使用量が少ないシーズンプリン等を積極的に販売いたしました。」
卵不足が供給制限や一部商品の販売休止として実際の販売に影響しており、原材料調達リスクが具体化している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「鳥インフルエンザの影響による卵の供給逼迫、原材料価格やエネルギー価格の高騰による物価上昇など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
従来の原材料価格変動リスクに加え、鳥インフルエンザによる卵の供給逼迫とエネルギー価格高騰が顕在化し、調達・コスト上昇圧力が強まっている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「一方で損益面では、原材料価格が大幅に上昇するとともに、物流関連費用の増加などのコストアップ要因が見込まれます。」
原材料価格の大幅上昇に加えて物流関連費用の増加が見込まれるとし、調達価格・コスト上昇圧力を引き続き強く示している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「原材料価格の急上昇により売上原価は徐々に上昇しつつあるものの、まだその影響は限定的であることもあり」
原材料価格の急上昇が売上原価の上昇として実際に現れていると記載しており、調達価格変動リスクの圧力が続いている。一方、現時点で影響は限定的としている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「原材料価格やエネルギー価格の高騰などによる物価上昇」
原材料価格の上昇に加えてエネルギー価格の高騰と物価上昇が明示され、調達・コスト上昇リスクの圧力が強まっている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「損益面につきましては、原材料費は増加したものの」
原材料価格変動リスクについて、原材料費の増加が当四半期の実績として発生したことを記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「一方で損益面では、原材料価格が大幅に上昇するとともに、物流関連費用の増加などのコストアップ要因が見込まれます。」
原材料価格の大幅な上昇と物流関連費用の増加が見込まれると記載され、原材料調達価格変動リスクの圧力が強まっている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社の使用する原料は、主に農産物であり、天候不順、自然災害による収穫量の増減、需給状況などにより仕入価格が変動する可能性があります。輸入原料の場合には、為替変動によっても仕入価格が変動する可能性があります。」
農産物の天候・需給、輸入原料の為替、原油価格による包装材料価格の変動リスクと、調達先多様化等による対応を再確認している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「売上原価は、原材料費の上昇、西神工場の焼菓子ライン再構築に伴う減価償却費の増加などにより、対売上高比率は51.6%と前事業年度より0.4ポイント上昇いたしました。」
天候・需給・為替等による原材料価格変動リスクについて、原材料費の上昇が実際に発生し、売上原価率の上昇要因となったと記載している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「原材料費が上昇傾向にあることや」
農産物等の原材料価格が変動する可能性として従来記載されていたリスクについて、原材料費が実際に上昇傾向にあると記載されている。 - FY2018初出有価証券報告書
「当社の使用する原料は、主に農産物であり、天候不順、自然災害による収穫量の増減、需給状況などにより仕入価格が変動する可能性があります。輸入原料の場合には、為替変動によっても仕入価格が変動する可能性があります。」
農産物原料の収穫量・需給、輸入原料の為替、原油価格による容器・包装材料価格の変動と、調達不安をリスクとして記載している。