海外経済の下振れと英国のEU離脱による先行き不透明感
FY2017-Q2に初出。27回の記載のうち17回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2026。
ニッテンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。21社中18社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに8社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果で景気回復を支えることが期待されているものの、金融資本市場の変動の影響やアメリカの通商政策の動向、中東情勢の影響等、先行きが不透明な状況が続いております。」
国内経済の回復期待を示す一方、金融資本市場の変動、米国の通商政策、中東情勢を新たな不透明要因として挙げている。 - 2026-05-13悪化決算
「当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果で景気回復を支えることが期待されているものの、金融資本市場の変動の影響やアメリカの通商政策の動向、中東情勢の影響等、先行きが不透明な状況が続いております。」
海外経済・国際情勢に関する不透明要因として、アメリカの通商政策と中東情勢を引き続き挙げている。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間のわが国経済は、雇用や所得環境の改善により緩やかに回復しておりますが、米国の通商政策の影響や、物価上昇継続による個人消費の低下が懸念される等、先行きは不透明な状況となっております。」
従来の海外経済・国際情勢の不透明感に加え、米国の通商政策と物価上昇継続による個人消費低下への懸念を新たな不透明要因として挙げている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、インバウンド需要の回復等により経済活動が正常化へ向かう一方、海外景気の下振れや中東地域をめぐる情勢、国内の物価上昇等により、先行き不透明な状況が続いております。」
経済活動の正常化が進む一方、海外景気の下振れ、中東情勢、国内物価上昇を新たな不透明要因として挙げ、外部経済環境のリスク要因を具体化している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用や所得環境の改善により緩やかに回復しておりますが、世界的な金融引き締めの影響や中国経済の先行き懸念、物価上昇等の課題があり、先行きは不透明な状況となっております。」
緩やかな国内回復を示す一方、世界的な金融引き締め、中国経済の先行き懸念、物価上昇を新たな不透明要因として挙げている。 - FY2024-Q1感染症分類変更による正常化と資源高による不透明感の併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが変更されたことで経済活動が正常化へ向かう一方、円安やウクライナ情勢等の影響に伴う資源価格や原材料価格の高騰等により、先行き不透明な状況が続いております。」
感染症法上の位置付け変更による経済活動の正常化を示す一方、円安やウクライナ情勢等に伴う資源・原材料価格高騰により、先行き不透明感が続くと記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナへの移行の下で、感染症対策と経済活動の両立による持ち直しが期待されておりますが、長期化するウクライナ情勢の影響等による原材料やエネルギー価格の高騰、急激な為替変動等、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
ウィズコロナへの移行による経済回復への期待を示す一方、長期化するウクライナ情勢、原材料・エネルギー価格高騰、急激な為替変動による不透明感が続くと記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、ウィズコロナの新たな段階への移行が進むなか緩やかに持ち直しておりますが、世界的な物価高騰やエネルギーの供給不安等の課題があり、先行きは不透明な状況が続いております。」
感染症影響の一部緩和が示される一方、世界的な物価高騰とエネルギー供給不安が新たな不透明要因として明示されている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、ワクチン接種等の効果や海外経済の改善があるものの、ウクライナ情勢等の影響に伴う原材料やエネルギー価格上昇の影響等、先行きが非常に不透明な状況となっております。」
従来の感染症・海外経済の不透明感に加え、ウクライナ情勢等による原材料・エネルギー価格上昇を新たな不安定要因として記載している。 - FY2022-Q3回復兆しと変異株による下振れ懸念の併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が急速に進んだことにより経済活動が回復する兆しが見られましたが、新たな変異株の感染拡大により下振れリスクへの懸念が高まり、依然として先行き不透明な厳しい経済状態にあります。」
ワクチン接種による経済活動の回復兆しを示す一方、新たな変異株による下振れリスクを挙げ、厳しく不透明な経済状態が続くと記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、全世界に広がっている新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続いており、個人消費や輸出の一部に持ち直しが見られるものの、先行きは不透明であります。海外経済は日本以上に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、しばらくは回復する見込がない状況です。」
感染症により国内経済の厳しい状況と海外経済の回復見込みの乏しさが続く一方、国内の個人消費・輸出には一部持ち直しがみられると記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言等が出されたことにより、経済活動の制限は継続し、個人消費も弱い動きとなっており、先行き不透明な状況が続いております。」
緊急事態宣言等による経済活動の制限、個人消費の弱さ、先行き不透明感が引き続き示されている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、長期に亘る新型コロナウイルス感染症の影響下にて、各種政策の効果や海外経済の改善などもあり、一部持ち直しの動きもあるものの、感染症の再拡大による個人消費の低迷や企業収益の減少等もあり、依然として先行き不透明な厳しい状態にあります。」
政策効果や海外経済の改善による一部持ち直しを認めつつ、感染症の再拡大、個人消費の低迷、企業収益の減少により厳しい不透明な経済環境が続くと記載している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、全世界に広がっている新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続いており、個人消費や輸出の一部に持ち直しが見られるものの、先行きは不透明であります。海外経済は日本以上に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、しばらくは回復する見込がない状況です。」
新型コロナウイルス感染症により国内経済は厳しい状況が続き、海外経済は日本以上の影響を受け、しばらく回復が見込めないと記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、景気は大きく下振れしており、企業業績や雇用環境の悪化、さらには感染拡大の懸念が景気の先行きを一段と不透明にしている状況です。」
海外経済・政策動向等による従来の不透明感に加え、新型コロナウイルス感染症により景気が大きく下振れし、企業業績・雇用環境も悪化していると記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復が続いておりましたが、3月に入ると、新型コロナウイルス感染症の影響により、景気が大幅に下押しされる状況となりました。今後も感染症の影響が続くことが懸念され、先行きは不透明な状況となっております。」
従来の海外経済・政策不透明感に加え、新型コロナウイルス感染症による景気の大幅な下押しと先行き不透明感を記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続きましたが、消費税率引き上げによる影響や、中東・中国をはじめとする海外経済の不確実性など、先行き不透明な状況が続いております。」
先行き不透明感が継続するなか、中東・中国をはじめとする海外経済の不確実性を新たな不安定要素として挙げている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いているなか、個人消費もゆるやかに持ち直しており、企業収益も改善傾向で推移しております。しかし、消費税が本年10月から引き上げになり、台風などの自然災害が続き、輸出も弱含みに推移しており、経済への影響が懸念されております。海外経済はアメリカの景気が回復し、ユーロ圏の景気もゆるやかに回復しておりますが、米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱などの不安定要素が増しており、先行き不透明な状況が続いております。」
消費税引上げ、台風などの自然災害、輸出の弱含みに加え、米中貿易摩擦や英国のEU離脱を不安定要素として挙げ、経済環境の不透明感が続くと記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が着実に続き、緩やかな回復基調となりました。しかし、米中貿易摩擦や英国のEU離脱が世界経済に与える影響などが懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
米中貿易摩擦と英国のEU離脱の影響を含む海外経済・国際情勢の不透明感が継続していると記載している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「海外経済では米国や欧州の景気が回復している一方、米中貿易摩擦や中国経済の失速、英国のEU離脱問題の影響など不安定要素が増しており、先行き不透明な状況が続いております。」
従来の海外経済・国際情勢の不透明感に加え、米中貿易摩擦と中国経済の失速を挙げ、不安定要素が増していると記載している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調となりましたが、アメリカ等の保護主義的な政策による貿易摩擦懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
従来の海外経済・国際情勢の不透明感に加え、アメリカ等の保護主義的政策による貿易摩擦懸念を挙げている。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「海外経済では米国や欧州の景気が回復している一方、米国の政策動向や東アジア地域での地政学的リスクの影響など不安定要素が増しており、先行き不透明な状況が続いております。」
米国の政策動向に加え、東アジア地域の地政学的リスクを挙げ、不安定要素が増していると記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「海外経済ではアメリカやユーロ圏の景気が回復している一方、イギリスのEU離脱や国際情勢の緊迫化など不安定要素が増しており、先行き不透明な状況が続いております。」
英国のEU離脱や国際情勢の緊迫化を含む海外経済・国際情勢の不透明感が継続していると記載している。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調となりましたが、米国の政策不透明感や世界的な地政学的リスクの高まりなどもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
米国の政策不透明感に加え、世界的な地政学的リスクの高まりを挙げ、先行き不透明な経済環境が継続していると記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境に改善が見られ、景気は緩やかな回復基調が続いておりますが、個人消費への波及にはやや遅れが見られ、また、国際情勢は英国のEU離脱や米国新政権による政策の動向など不安定な要素があり、先行き不透明な状況が続いております。」
英国のEU離脱や米国新政権の政策動向を含む海外経済・国際情勢の不透明感を引き続き記載している。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調が続いておりますが、中国経済の減速、米国新政権による政策の動向等、海外経済の不確実性は高まり、先行き不透明な状況が続いております。」
中国経済の減速や米国新政権の政策動向を要因として、海外経済の不確実性が高まったと記載している。 - FY2017-Q2初出有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年9月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いているなか、個人消費も底堅い動きをしておりますが、企業収益の改善は足踏み状態であり、海外経済も中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気は下振れとなっており、英国がEU離脱を決定するなど不安定感が増し、先行き不透明な状況が続いております。」
企業収益の改善停滞、海外経済の下振れ、英国のEU離脱決定などを、先行き不透明感を高める経済環境として初めてスレッド化した。