原料甜菜の収量・糖分・品質の天候依存
FY2016に初出。31回の記載のうち15回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
ニッテンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より8年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。12社中8社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「ビートパルプは、2025年産原料てん菜の収量減少に伴う減産により、販売数量、売上高ともに前期を下回りました。」
原料てん菜の収量減少が2025年産ビートパルプの減産、販売数量および売上高の減少として顕在化している。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「ビート糖は、海外粗糖相場の下落の影響を受け販売価格は下落したものの、ビート糖生産量が回復したことにより原料糖の販売量が増加したことから、売上高は前年同期を上回りました。」
原料てん菜・ビート糖生産に関する従来のリスクが残る一方、ビート糖生産量が回復し、原料糖の販売量が増加したと記載している。 - FY2025対処有価証券報告書
「ビート糖は、販売価格は上昇したものの、2023年の猛暑等による前年度産原料てん菜の低糖分により砂糖生産量が大きく減少したため、売上高は前期を下回りました。また、依然として製造原価が高止まりしていることに加え、製品在庫に対する棚卸資産評価損が増加し、営業利益を圧迫しました。」
前年度産てん菜の低糖分による影響は残る一方、当年度産原料てん菜は前年度を上回る数量・品質を確保したと記載しており、原料面の状況には一部改善がみられる。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「ビート糖は、販売価格が上昇したものの、昨年の猛暑等による原料てん菜の低糖分により砂糖生産量が大きく減少したため、売上高は前年同期を下回りました。」
猛暑等による原料てん菜の低糖分と砂糖生産量の大幅減少が実際に発生し、ビート糖の売上高減少として表れている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「昨年の原料てん菜は、猛暑等により著しく低糖分となり、収量・品質に影響を受けました。」
猛暑等による原料てん菜の著しい低糖分、収量・品質への影響が当年度にも実際に発生し、砂糖生産量の減少や製造コスト増加につながっている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「砂糖事業の売上高は、菓子、外食向け等の需要回復に加え、販売価格の上昇もあって、前年同期比11.4%増の36,095百万円となりましたが、昨年の猛暑等により原料となるてん菜が著しく低糖分となったことに加え、エネルギーコストの高止まりの影響もあり、509百万円の営業損失(前年同期は520百万円の営業損失)となりました。」
猛暑等により原料てん菜が著しく低糖分となり、砂糖事業の営業損失要因として実際に表れている。天候による収量・糖分・品質リスクが顕在化した。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料甜菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「昨年の原料てん菜は、特に十勝地方において夏場の高温多雨により生育が停滞し、収量・品質に影響を受けました。」
高温多雨により原料てん菜の生育停滞、収量・品質への影響が実際に発生したと記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料甜菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「対処すべき課題」及び「事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随又は関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料甜菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「対処すべき課題」及び「事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随又は関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料てん菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料てん菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2022対処有価証券報告書
「昨年の原料てん菜は、生育前半に少雨が続き干ばつの影響が心配されましたが、その後の降雨で回復し、高品質原料を確保することができました。」
少雨・干ばつの懸念はあったものの、その後の降雨で生育が回復し、高品質原料を確保したと記載している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料甜菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随または関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料甜菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「対処すべき課題」及び「事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随または関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。」
原料甜菜の生産状況が砂糖事業およびグループ業績に影響するリスクを引き続き開示している。 - FY2020対処有価証券報告書
「2019年産の原料てん菜による製糖作業は、10月中旬より開始いたしました。昨年の原料てん菜は、5月に強風による被害が発生したものの、その後、好天となったことから生育が回復し、高品質原料を確保することができました。」
強風被害は発生したものの、その後の好天により生育が回復し、高品質原料を確保したと記載しており、当該年度の天候影響は緩和されている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、砂糖の国際価格の変動や、WTO(世界貿易機関)・EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)等、様々な国境措置の帰趨に大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、砂糖の国際価格の変動や、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)等、様々な国境措置の帰趨に大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、砂糖の国際価格の変動や、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)等、様々な国境措置の帰趨に大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)における農業交渉、さらにはTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加問題の帰趨など、国際的な政策変動にも大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)における農業交渉、さらにはTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加問題の帰趨など、国際的な政策変動にも大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「平成29年産原料甜菜は収量および糖分が向上し、産糖量は大幅に増加する見込みですが、増産となるビート糖は制度上一般向け販売とはならず、採算的に厳しい原料糖となるため、当四半期末在庫にかかるたな卸資産評価損を計上しております。」
平成29年産原料甜菜では収量・糖分が向上し、前年までの天候等による原料面の悪化は緩和したと記載している。一方、増産分の販売制約と在庫評価損が発生している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「ビート糖は、前年同期に比べ国内砂糖市況の上昇に伴い販売価格は上昇しましたが、平成28年産糖の大幅な生産の落ち込みから、原料糖の販売量が大きく減少し、販売量、売上高とも前年同期を下回りました。」
平成28年産糖の大幅な生産落ち込みが原料糖の販売量・売上高の減少として当四半期にも影響したと記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)における農業交渉、さらにはTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加問題の帰趨など、国際的な政策変動にも大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。当四半期に新たな天候被害の発生は記載されていない。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「平成28年度の主産地十勝管内の気象状況は、5月の風害、6月から7月の異常低温と降雨による日照不足が続きました。8月末には相次ぐ台風の直撃や襲来により畑地流出、冠水が長期間にわたって発生しました。9月には長引く秋雨前線の影響により曇天が続き、その結果、原料甜菜は、生育不良、病害発生、登熟不振となり、原料集荷および製糖作業においても難渋し、コスト上昇を招きました。」
異常低温、日照不足、台風、長雨により、原料甜菜の生育不良・病害・登熟不振と集荷・製糖作業の困難、コスト上昇が実際に発生したと記載している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、海外砂糖市況の堅調な推移による販売価格の上昇により、前年同期比3.7%増の31,300百万円となり、セグメント利益は、平成28年産原料甜菜の収量の低下や品質の劣化がみられたものの、販売価格の上昇に加え、コスト低減に努め、前年同期比75.2%増の545百万円となりました。」
原料甜菜について、収量の低下と品質の劣化が実際にみられたと記載しており、従来の収量・糖分・品質変動リスクが顕在化している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)における農業交渉、さらにはTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加問題の帰趨など、国際的な政策変動にも大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を引き続き示している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「ビート糖事業は、天候に大きく左右されることはもとより、WTO(世界貿易機関)、EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)における農業交渉、さらにはTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加問題の帰趨など、国際的な政策変動にも大きく影響を受ける状況となっており、今後予想される厳しい企業環境を見据え、財務体質の強化と事業基盤の拡大を図っていかなければなりません。」
原料甜菜・ビート糖事業が天候に左右されるとの認識を再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「ビート糖の原料である原料甜菜は、農産物のため、生産量、糖分、品質は天候に大きく左右され、その結果、工場の操業度等に影響を与え、ビート糖部門の収益は、大幅に変動する可能性があります。」
原料生産と工場操業、収益の変動要因として天候を挙げている。