海外・国内砂糖市況の変動と販売価格への影響
FY2018-Q2に初出。24回の記載のうち10回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2026。
ニッテンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「砂糖事業の売上高は、46,694百万円(前期比8.9%増)となりましたが、販売価格の下落の影響により2,557百万円の営業損失(前期は1,598百万円の営業損失)となりました。」
販売数量回復等により増収となった一方、販売価格下落により砂糖事業の営業損失が1,598百万円から2,557百万円へ拡大している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「海外市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり期初18.89セントで始まり、サトウキビ最大産地であるブラジルの生産が順調でありインドやタイでも同様の見通しから9月には15セント台前半まで下落し、16.06セントで当中間連結会計期間を終えました。ビート糖は、海外粗糖相場の下落の影響を受け販売価格は下落したものの、ビート糖生産量が回復したことにより原料糖の販売量が増加したことから、売上高は前年同期を上回りました。砂糖事業の売上高は前年同期比18.5%増の24,173百万円となりましたが、販売価格の下落と採算の厳しい原料糖販売の増加により、309百万円の営業損失(前年同期比は747百万円の営業利益)となりました。」
海外粗糖相場の下落が販売価格の下落につながり、採算の厳しい原料糖販売の増加も重なって、砂糖事業が前年同期の747百万円の営業利益から309百万円の営業損失へ転じている。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「海外市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり期初22.65セントで始まり、主要生産国であるブラジルの豊作観測から一時17セント台まで下落しましたが、その後、ブラジルとインドで降雨量が不足し、来シーズンの作柄への懸念が強まり、22.65セントで当中間連結会計期間を終えました。 一方、国内市況につきましては、期初249円~251円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まり、そのまま当中間連結会計期間を終えました。」
海外粗糖相場は期中に下落後に上昇し、国内砂糖市況は249~251円で推移するなど、市況変動と販売価格への影響を引き続き開示している。 - FY2024対処有価証券報告書
「国内市況につきましては、期初227円~229円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まりましたが、海外粗糖相場上昇の影響を受け、7月に239円~241円に上昇、さらには1月に249円~251円に上昇し、そのまま当期を終えました。」
国内砂糖市況が上昇し、販売価格上昇により砂糖事業は増収となった。価格低迷による従来の影響は緩和しているが、製造コスト高により営業損失は残っている。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「砂糖事業の売上高は、菓子、外食向け等の需要回復に加え、販売価格の上昇もあって、前年同期比11.4%増の36,095百万円となりましたが、昨年の猛暑等により原料となるてん菜が著しく低糖分となったことに加え、エネルギーコストの高止まりの影響もあり、509百万円の営業損失(前年同期は520百万円の営業損失)となりました。」
需要回復と販売価格上昇により砂糖事業は増収となり、営業損失も前年同期の520百万円から509百万円へ縮小している。価格低迷による影響は一部緩和しているが、低糖分とエネルギーコスト高止まりによる損失は残っている。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「一方、国内市況につきましては、期初227円~229円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まりましたが、海外粗糖相場上昇の影響を受けて、7月に239円~241円に上昇し、そのまま当第2四半期連結累計期間を終えました。 砂糖事業の売上高は前年同期比8.7%増の23,261百万円となり、販売価格の上昇により損益が改善し、営業利益は前年同期比62.3%増の1,413百万円となりました。」
海外相場の上昇を受けて国内砂糖市況と販売価格が上昇し、砂糖事業の営業利益が前年同期比62.3%増となったため、価格低迷による影響は当四半期に緩和している。 - FY2024-Q1砂糖相場高騰による販売価格上昇と棚卸資産評価損の併存有価証券報告書
「砂糖事業の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んでいる砂糖の販売数量が回復傾向にあること、及び砂糖相場高騰に伴う販売価格の上昇により、前年同期比10.2%増の11,755百万円となりましたが、棚卸資産評価損計上の影響が大きく、71百万円の営業損失(前年同期は289百万円の営業利益)となりました。」
砂糖相場高騰に伴う販売価格上昇と販売数量回復により増収となった一方、棚卸資産評価損が大きく、砂糖事業は前年同期の営業利益から営業損失へ転じている。 - FY2023対処有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、42,818百万円(前期比13.2%増)となりましたが、エネルギーコストの増加の影響が大きく、243百万円のセグメント損失(前期は331百万円のセグメント損失)となりました。」
販売価格上昇と需要回復により増収となり、砂糖セグメントの損失も331百万円から243百万円へ縮小している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、清涼飲料向け等の需要回復に加え、販売価格の上昇もあって、前年同期比15.7%増の32,392百万円となりましたが、エネルギーコストの増加等により、520百万円のセグメント損失(前年同期は382百万円のセグメント損失)となりました。」
需要回復と販売価格上昇により砂糖セグメントは増収となり、前年までの販売価格低迷による影響は一部緩和している。一方、エネルギーコスト増加により損失は382百万円から520百万円へ拡大している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「一方、国内市況につきましては、期初204円~205円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まりましたが、急激な円安やエネルギーコスト上昇の影響を受けて、8月に216円~217円に上昇し、そのまま当第2四半期連結累計期間を終えました。 ビート糖は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ちこんでいる販売量が、清涼飲料や外食向け等の業務用において回復しつつあり、販売価格の上昇もあって、売上高は前年同期を上回りました。」
国内砂糖市況は円安・エネルギーコスト上昇を受けて上昇し、販売価格上昇もあってビート糖売上高は前年同期を上回った。価格低迷による影響は当四半期に緩和している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「国内市況につきましては、期初192円~193円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まりましたが、海外砂糖相場の上昇を受けて、8月に198円~199円に上昇、1月には204円~205円に上昇し、そのまま当期を終えました。」
海外相場の変動に伴う国内砂糖市況の変化を具体的な数値で開示している。市況は上昇した一方、原料糖在庫の保管費増加により砂糖事業はなお損失となっている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「一方、国内市況につきましては、期初192~193円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まりましたが、海外砂糖相場の上昇を受けて、8月に198~199円に上昇し、そのまま当第2四半期連結累計期間を終えました。」
海外砂糖相場の上昇を受けて国内砂糖市況が期初の192~193円から198~199円へ上昇しており、前年までの価格低迷による影響は当四半期に緩和している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「海外市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり期初10.04セントで始まり、4月下旬には新型コロナウイルス感染症の影響を受け世界的な消費の減少や原油価格の続落とレアル安、更に主要生産国ブラジルの増産見込みから、約13年ぶりとなる9.21セントまで下落しました。その後、8月には中国の砂糖輸入需要とタイのサトウキビ収穫量減少の予測から13.24セントまで上昇しました。砂糖市場は世界需給バランスが供給過多の見込みでありますが、投機筋の買い支えもあり、13.07セントで当第2四半期連結累計期間を終えました。一方、国内市況につきましては、期初187~188円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まり、そのまま当第2四半期連結累計期間を終えました。」
海外粗糖相場は9.21セントまで下落後13.24セントまで上昇し、国内市況は187~188円で推移するなど、市況変動と国内販売価格への影響要因を引き続き開示している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、37,729百万円(前期比1.6%減)となり、販売価格の低迷と、ビート糖のたな卸資産評価損の影響が大きく、613百万円のセグメント損失(前期は470百万円のセグメント損失)となりました。」
販売価格の低迷等により砂糖セグメントの損失が470百万円から613百万円へ拡大し、価格変動リスクの業績影響が悪化している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、販売価格の低下により、前年同期比1.4%減の29,026百万円となりました。損益につきましては、ビート原料糖のたな卸資産評価損が前年同期と比べて減少したこと、またコスト削減等により損益が改善し、230百万円のセグメント損失(前年同期は1,229百万円のセグメント損失)となりました。」
販売価格は低下したものの、棚卸資産評価損の減少とコスト削減等により、砂糖セグメント損失が1,229百万円から230百万円へ縮小している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「ビート糖は、前年同期に比べ国内砂糖市況の影響により販売価格は下落しましたが、販売量の増加により、売上高は前年同期並となりました。砂糖セグメントの売上高は前年同期比0.2%減の19,504百万円となり、販売量の増加及びコスト削減等により、セグメント利益は737百万円(前年同期は28百万円のセグメント損失)となりました。」
国内砂糖市況の影響で販売価格は下落したものの、販売量の増加とコスト削減等により、砂糖セグメントは前年同期の損失から737百万円の利益へ改善している。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、ほぼ前年同期並の10,142百万円となり、国内砂糖市況の安定とコスト削減等により、372百万円のセグメント利益(前年同期は115百万円のセグメント損失)となりました。」
国内砂糖市況の安定とコスト削減等により、砂糖セグメントは前年同期の損失から372百万円の利益へ改善しており、砂糖価格低迷による影響は当四半期に緩和している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、販売数量は増加しましたが、相場の下落に伴う販売価格の低下により、前年同期比2.2%減の29,430百万円となりました。損益につきましては、採算的に厳しいビート原料糖の販売増加、ビート原料糖のたな卸資産評価損に加え、保管費及び運送費の増加等もあり、1,229百万円のセグメント損失(前年同期は484百万円のセグメント損失)となりました。」
相場下落による販売価格低下に加え、採算の厳しいビート原料糖、棚卸資産評価損、保管費・運送費の増加により、砂糖セグメント損失が484百万円から1,229百万円へ拡大している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は前年同期比3.2%減の19,536百万円となり、販売価格の低迷等の影響が大きく、28百万円のセグメント損失(前年同期は1,139百万円のセグメント利益)となりました。」
国内砂糖市況の下落と販売価格の低迷等により、砂糖セグメントは前年同期の1,139百万円の利益から28百万円の損失へ転じている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、平成29年産ビート糖の増産による販売量の増加等により、前年同期比2.7%増の10,200百万円となりましたが、採算的に厳しいビート原料糖の販売量の増加と販売価格の低下等により、115百万円のセグメント損失(前年同期は689百万円のセグメント利益)となりました。」
採算的に厳しいビート原料糖の販売量増加と販売価格低下により、砂糖セグメントが前年同期の利益から損失へ転じている。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「損益につきましては、その影響と砂糖価格低迷等もあり484百万円のセグメント損失(前年同期は545百万円のセグメント利益)となりました。」
砂糖価格の低迷等が砂糖セグメントの損失として実際に表れ、前年同期の545百万円の利益から484百万円の損失へ転じている。 - FY2018-Q2初出有価証券報告書
「海外砂糖市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり期初16.54セントで始まり、6月には主要生産国のインドやタイ、中国、欧州の生産量増加見込みにより、世界市場が3年ぶりに供給過剰に転じるとの予想に加え、ブラジルの順調なサトウキビの圧搾作業により、12.55セントまで下落しました。その後、8月にブラジルがエタノールの輸入関税導入を決定したこと等もあり、相場は上昇し13.54セントで当第2四半期連結累計期間を終えました。一方、国内砂糖市況につきましては、期初195~196円(東京精糖上白現物相場、キログラム当たり)で始まりましたが、海外砂糖相場の下落を受けて7月に189~190円に下落し、そのまま当第2四半期連結累計期間を終えました。」
海外粗糖先物相場と国内砂糖市況が当四半期中に下落・反発し、国内相場も下落した経過を具体的な数値とともに開示している。