新型コロナウイルス感染症による需要・賃料・施設営業への影響
FY2020に初出。13回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020。直近の記載はFY2024-Q2。
ニッテンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに51社。
- FY2024-Q2対処有価証券報告書
「ビート糖は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ちこんだ販売量が、清涼飲料、菓子、外食向け等の業務用で回復が見られ、販売価格も上昇したことから、売上高は前年同期を上回りました。 精糖は、家庭用の販売量が減少したものの、業務用の販売量の回復と販売価格の上昇が見られ、売上高は前年同期を上回りました。」
感染症の影響で落ち込んだ業務用砂糖需要について、ビート糖・精糖とも販売量の回復がみられ、需要影響は一部緩和している。一方、精糖の家庭用販売量は減少している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「砂糖事業の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んでいる砂糖の販売数量が回復傾向にあること、及び砂糖相場高騰に伴う販売価格の上昇により、前年同期比10.2%増の11,755百万円となりましたが、棚卸資産評価損計上の影響が大きく、71百万円の営業損失(前年同期は289百万円の営業利益)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んでいた砂糖販売数量が回復傾向にあると記載しており、感染症による需要影響は一部緩和している。一方、棚卸資産評価損により利益面の悪化は残っている。 - FY2023対処有価証券報告書
「ビート糖は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ちこんだ販売量が、清涼飲料向けや菓子向け等の業務用において回復が見られ、販売価格も上昇したことから、売上高は前期を上回りました。」
感染症で落ち込んだ業務用ビート糖の販売量が回復し、販売価格上昇も加わって売上高が前期を上回ったと記載している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、清涼飲料向け等の需要回復に加え、販売価格の上昇もあって、前年同期比15.7%増の32,392百万円となりました。」
感染症の影響で落ち込んだ業務用砂糖需要について、清涼飲料向け等に回復がみられ、販売価格上昇も寄与して砂糖セグメントの売上高が前年同期比15.7%増となっている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「ビート糖は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ちこんでいる販売量が、清涼飲料や外食向け等の業務用において回復しつつあり、販売価格の上昇もあって、売上高は前年同期を上回りました。 精糖は、家庭向けの販売量が減少したものの、業務用の販売量に回復が見られ、売上高は前年同期を上回りました。」
感染症によって落ち込んだ業務用砂糖需要について、ビート糖・精糖とも回復がみられ、感染症による需要影響は一部緩和している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)におけるわが国経済は、長期に亘る新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の抑制に加え、ウクライナ情勢等の影響に伴う原材料価格の急騰や急速な円安の進行等、先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動の抑制が続く一方、砂糖事業の販売数量には回復傾向もみられると記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「ビート糖は、コロナ禍以前の一昨年並みの販売量までは届かず厳しい状況ですが、清涼飲料向けや製パン向け等の業務用販売に回復傾向がみられ、白糖、原料糖の売上高、販売量については前期を上回りました。」
感染症による需要影響は残るものの、業務用販売や白糖・原料糖の売上高・販売量には回復傾向がみられると記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「ビート糖は、新型コロナウイルス感染症の影響により、前期大きく落ちこんだ販売量は清涼飲料向けや外食向け等の業務用に回復が見られ、売上高は前年同期を上回りました。」
感染症の影響で落ち込んだ業務用砂糖需要には回復がみられた一方、感染症の影響は引き続き事業の需要動向に現れている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響により、菓子向け等の業務用の砂糖需要は依然として落ち込んでおりますが、飲料向け等の需要に若干の回復がみられ、砂糖セグメントの売上高は前年同期比1.3%増の8,719百万円となり、セグメント利益は、引き続き経費削減に取り組んだこともあり、369百万円(前年同期は0百万円のセグメント損失)となりました。」
感染症の影響が業務用砂糖需要の落ち込みとして引き続き実際に現れている一方、飲料向け等には若干の回復がみられている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「砂糖業界におきましては、消費者の低甘味嗜好を背景に、安価な輸入加糖調製品や高甘味度人工甘味料の増加に加え新型コロナウイルス感染症による消費の落ち込みなどから砂糖消費量は減少しており、厳しい状況となっております。 砂糖セグメントの売上高は、砂糖消費の減少による売上減少等により、前年同期比8.7%減の26,499百万円となりました。損益につきましては、コスト削減に努めましたが、ビート糖の売上減少の影響が大きく、873百万円のセグメント損失(前年同期は230百万円のセグメント損失)となりました。」
新型コロナウイルス感染症による消費の落ち込みが砂糖消費量の減少、砂糖セグメント売上高の8.7%減、873百万円の損失として実際に現れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「ビート糖、精糖とも、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛により、土産物や外食向けの業務用の販売が減少し、販売量、売上高とも前年同期を大幅に下回りました。 砂糖セグメントの売上高は前年同期比12.0%減の17,164百万円となり、前年同期比47.9%減の384百万円のセグメント利益となりました。」
新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛の影響が、土産物・外食向け業務用砂糖の販売量と売上高の減少、砂糖セグメント利益の47.9%減として実際に発生している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「砂糖セグメントの売上高は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛の影響により、菓子や飲料向け等の業務用の砂糖需要が落ち込み、販売数量が減少したため、前年同期比15.2%減の8,605百万円となり、0百万円のセグメント損失(前年同期は372百万円のセグメント利益)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が砂糖の業務用需要・販売数量の減少と砂糖セグメントの損失として実際に発生している。既存の食品、その他、不動産事業への影響に加え、砂糖事業への影響を具体化している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う学校の臨時休校により給食用パンの落ち込みはありましたが、パンの売れ行きは好調であり、イーストの売上高は増加しました。\n一方で、新型コロナウィルスの感染拡大防止のためボウリング場の営業を自粛したこともありスポーツレジャー施設の売上は減少し、また出版不況の影響もあり書籍販売も減少いたしました。」
学校給食パン需要の減少、スポーツレジャー施設の営業自粛と売上減少など、感染症の影響が複数事業で実際に発生したと記載している。不動産の賃料収入減少や砂糖需要減少は将来懸念としても示されている。