為替変動による調達コスト・海外業績への影響
FY2016に初出。16回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-07-30。
日清製粉グループ本社がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2017年)より1年早い。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに1社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「海外製粉事業につきましては、小麦相場下落や為替換算の影響等により売上高は前年を下回りました。」
為替換算の影響が海外製粉事業の売上高前年割れ要因として引き続き実績化した。 - FY2024-Q3穀物相場は安定化、円安は継続注視有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢等の影響により高騰した小麦をはじめとした穀物相場が落ち着きを取り戻してきた中、引き続き為替相場の動向を注視する必要はあるものの、当社グループを取り巻く事業環境は明るさを取り戻しつつあります。」
穀物相場は落ち着きを取り戻しつつある一方、為替相場の動向は引き続き注視が必要と記載している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢等の影響により高騰した小麦をはじめとした穀物相場が徐々に落ち着きを取り戻しており、一層の円安が進行した為替相場の動向を注視する必要はありますが、当社グループを取り巻く事業環境は好転の兆しが見えてきております。」
穀物相場には落ち着きの兆しがある一方、一層の円安進行を為替相場上の注視要因として明示している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「国内では新型コロナウイルス感染症の再拡大があったものの、社会活動の正常化が進み、景気は緩やかに持ち直しております。しかしながら、原材料価格の高騰や為替相場の円安による食糧インフレの進行は事業環境への影響も大きく、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
円安が原材料価格高騰と食糧インフレを通じて事業環境に大きく影響していると記載し、為替変動リスクの影響を具体化した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、ウクライナ情勢に起因する穀物・資源価格の急騰や為替相場の円安が加速するなど、食糧インフレが進行し、事業環境にも大きく影響が及んでおり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
為替相場の円安加速を、穀物・資源価格の急騰とともに事業環境への影響要因として記載し、為替変動リスクを具体化している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「海外製粉事業につきましては、北米における小麦相場上昇の影響、豪州における為替換算の影響等により売上げは前年を上回りました。」
豪州における為替換算の影響が記載されており、海外事業の業績が為替の影響を受けるリスクを引き続き示している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「海外製粉事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、北米等において家庭用加工食品メーカー向けの小麦粉の販売が堅調に推移した一方、豪州のAllied Pinnacle Pty Ltd.におけるプレミックス、ベーカリー関連原材料の販売やタイ、ニュージーランドにおける業務用小麦粉の販売が低調に推移し、円高に伴う海外事業の為替換算の影響等もあり、売上げは前年を下回りました。」
円高に伴う為替換算の影響が、感染症による販売低調とともに海外製粉事業の売上前年割れ要因として引き続き記載されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「海外製粉事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、豪州のAllied Pinnacle Pty Ltd.におけるプレミックス、ベーカリー関連原材料の販売やタイ、ニュージーランドにおける業務用小麦粉の販売が低調に推移し、円高に伴う海外事業の為替換算の影響等もあり、売上げは前年を下回りました。」
円高に伴う海外事業の為替換算影響が、感染症による販売低調とともに海外製粉事業の売上前年割れ要因として引き続き現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「海外製粉事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により豪州のAllied Pinnacle Pty Ltd.でのプレミックス、ベーカリー関連原材料やタイ、ニュージーランドで業務用小麦粉の販売が低調に推移し、円高に伴う海外事業の為替換算の影響等もあり、売上げは前年を下回りました。」
円高に伴う為替換算の影響が、海外製粉事業の売上げ前年割れの要因として実際に記載された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループは為替予約を実施するなど、為替変動によって業績を左右されないよう努めておりますが、加工食品事業をはじめ各事業において、原料・製品の一部を海外より調達しており、為替変動により調達コスト変動の可能性があります。また、海外事業においては損益、財務状況が円換算の変動の影響を受け」
為替予約等で対応する一方、調達コストおよび海外事業の円換算損益が為替変動の影響を受けるリスクを引き続き記載している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「海外事業につきましては、積極的な拡販により全体としては出荷が増加したものの、原料小麦価格の低下に伴う小麦粉価格の低下及び円高に伴う為替換算の影響により、売上げは前年を下回りました。」
円高による海外事業の為替換算影響が、通期でも売上減少要因として実績化している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「海外事業につきましては、積極的な拡販により全体としては出荷が増加したものの、原料小麦価格の低下及び円高に伴う為替換算の影響により、売上げは前年を下回りました。」
原料小麦価格の低下と円高による為替換算の影響が、海外事業の売上減少要因として引き続き実績化している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「原料小麦価格の低下及び円高に伴う海外事業の為替換算の影響により、売上げは前年を下回りました。」
為替変動が海外事業の業績に影響するリスクについて、円高に伴う為替換算の影響が実際の売上減少要因として現れた。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは為替予約を実施するなど、為替変動によって業績を左右されないよう努めておりますが、加工食品事業をはじめ各事業において、原料・製品の一部を海外より調達しており、為替変動により調達コスト変動の可能性があります。」
主な通貨としてドル・ユーロ・バーツを挙げ、為替予約による対応を記載している。