日清製粉グループ本社の2026年4〜9月期の連結決算で純利益が前年同期比76%増の181億円となり、減損の反動と政策保有株売却が利益を押し上げた。売上高は4417億円、営業利益はほぼ横ばいの224〜230億円水準とみられる。
日清製粉グループ本社が28日に発表した2026年4〜9月期の連結決算によると、純利益は前年同期比76%増の181億円となった。主な要因として、インドのイースト事業で計上した減損損失の反動が挙げられるほか、政策保有株の売却も利益を押し上げたとされる。
売上高は前期比2%増の4417億円、営業利益は微増の225億円程度と報じられている。米国の新工場による供給増加と円安が、包装資材などのコスト増を相殺したとの見方だ。今期の期初見通しは中東情勢の影響を15億円としていたが、現状もその水準で収まりそうだとの認識。
同日、日清製粉グループ本社は27年3月期の売上高予想を引き上げ、前期比4%増の9000億円程度を見込むことを示した。為替の前提を円安方向へ見直し、小麦相場の高騰も反映した。純利益は26%増の410億円を見込むとしている。
また、同日同社は最大200億円の自社株買いを発表。発行済み株式総数の5%にあたる1400万株を上限に、11月2日から27年6月23日までの期間で買い付ける。