自社原料生産に伴う在庫・資金負担と回収期間のずれ
FY2017に初出。29回の記載のうち9回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
日本アクアがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。139社中38社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに32社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「これは主として電子記録債権318百万円、未収入金187百万円が回収により減少、棚卸資産235百万円減少したことに対し、現金及び預金が345百万円増加したことなどによるものであります。」
電子記録債権・未収入金の回収と棚卸資産235百万円の減少、現金及び預金345百万円の増加により、在庫・債権に伴う運転資金負担が縮小した。営業活動によるキャッシュ・フローも1,431百万円へ改善している。 - 2026-05-08対処決算
「これは主として受取手形、売掛金及び契約資産1,046百万円、未収入金826百万円、電子記録債権209百万円が回収により減少、棚卸資産が286百万円減少したことに対し、現金及び預金が275百万円増加したことなどによるものであります。」
債権と棚卸資産が回収・減少し、運転資金負担が縮小した。 - FY2025-H1在庫増加と資金改善の併存有価証券報告書
「これは主として受取手形、売掛金及び契約資産630百万円、現金及び預金が483百万円、未収入金が468百万円減少したことなどに対して、棚卸資産が628百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・現金・未収入金が減少する一方、棚卸資産は628百万円増加した。在庫負担は生じているが、営業活動によるキャッシュ・フローは880百万円の収入へ改善している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当事業年度における営業活動による資金の減少は516百万円(前年同期は4,022百万円の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益2,598百万円に加え、減価償却費239百万円、仕入債務の増加1,174百万円による資金の増加の一方、売上債権の増加1,845百万円、未収入金の増加1,228百万円、未払消費税等の減少419百万円、法人税等の支払945百万円による資金の減少等によるものであります。」
棚卸資産は大幅に増加していない一方、売上債権1,845百万円、未収入金1,228百万円が増加し、営業活動によるキャッシュ・フローは516百万円の支出となった。売上拡大に伴う回収・運転資金負担が再び拡大している。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「これは主として未収入金430百万円、受取手形、売掛金及び契約資産397百万円、電子記録債権68百万円が回収により減少、棚卸資産が110百万円減少したことなどによるものであります。」
未収入金、売上債権、電子記録債権の回収が進み、棚卸資産も110百万円減少した。在庫・債権に伴う運転資金負担は前年度末から縮小している。 - FY2024-Q1回収進展と在庫増加の併存有価証券報告書
「これは主として未収入金527百万円、受取手形、売掛金及び契約資産422百万円、電子記録債権149百万円が回収により減少、現金及び預金が143百万円減少したことに対し、棚卸資産が285百万円増加したことなどによるものであります。」
未収入金・売上債権・電子記録債権の回収が進んだ一方、棚卸資産は285百万円増加し、在庫保有に伴う運転資金負担が再び生じている。 - FY2023対処有価証券報告書
「原料供給市場の改善に伴う原料在庫の調整により原材料及び貯蔵品、未収入金及び未収消費税等がそれぞれ876百万円、567百万円及び134百万円減少」
原料在庫が876百万円減少し、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期の297百万円の支出から4,022百万円の収入へ改善した。在庫・債権に伴う運転資金負担が縮小している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「これは主として未収入金1,336百万円、現金及び預金が808百万円減少、原料供給市場の改善に伴う原料在庫の調整により棚卸資産が968百万円減少したことなどによるものであります。」
原料在庫の調整により棚卸資産が968百万円減少し、未収入金も1,336百万円減少した。在庫・債権に伴う運転資金負担が前年度末からさらに縮小している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「これは主として未収入金1,168百万円、受取手形、売掛金及び契約資産411百万円、電子記録債権181百万円が回収により減少、現金及び預金が563百万円減少、原料供給市場の改善に伴う原料在庫の調整ににより棚卸資産が867百万円減少したことなどによるものであります。」
未収入金・売上債権・電子記録債権の回収と棚卸資産867百万円の減少があり、前年度末に拡大していた在庫・債権に伴う運転資金負担が縮小した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「これは主として未収入金1,115百万円、受取手形、売掛金及び契約資産338百万円、電子記録債権100百万円が回収により減少、現金及び預金が588百万円減少、棚卸資産が244百万円減少したことなどによるものであります。」
未収入金、売上債権、電子記録債権の回収と棚卸資産244百万円の減少があり、在庫・債権に伴う運転資金負担は前年度末から縮小した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「これは主として価格の上昇と在庫の増加により原料及び貯蔵品が2,188百万円増加、現金及び預金が749百万円増加、未収入金が530百万円増加したことに対して、売掛金146百万円が回収により減少したことなどによるものであります。」
原料価格上昇と在庫増加により原料・貯蔵品が2,188百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローも297百万円の支出となり、運転資金負担が拡大している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「これは主として年末の施工需要に対応する為の原料を調達したことにより棚卸資産が2,200百万円増加、未収入金が395百万円増加、その他に含まれる未収消費税等が156百万円増加したことに対して、現金及び預金が56百万円減少、受取手形、売掛金及び契約資産が366百万円が回収により減少したことなどによるものであります。」
年末施工需要に備えた原料調達により棚卸資産が2,200百万円増加し、前四半期の488百万円増加から在庫・運転資金負担が拡大した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「これは主として棚卸資産が1,377百万円増加、その他に含まれる未収消費税が100百万円増加したことに対し、現金及び預金が86百万円減少、受取手形、売掛金及び契約資産が715百万円、未収入金が118百万円が回収により減少したことなどによるものであります。」
棚卸資産が1,377百万円増加し、前四半期の488百万円増加から在庫負担が拡大した。債権回収は進んだものの、運転資金負担が強まっている。 - FY2022-Q1在庫増加・債権回収有価証券報告書
「これは主として受取手形、売掛金及び契約資産480百万円、未収入金372百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が137百万円増加、棚卸資産が488百万円増加したことなどによるものであります。」
債権・未収入金の回収と現金増加があった一方、棚卸資産は488百万円増加し、自社原料等の在庫保有に伴う運転資金負担が続いている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「これは主に税引前当期純利益1,428百万円に加え、減価償却費207百万円、たな卸資産の減少299百万円、仕入債務の増加1,215百万円による資金の増加の一方、売上債権の増加1,343百万円、未収入金の増加759百万円、法人税等の支払438百万円による資金の減少等によるものであります。」
棚卸資産は299百万円減少した一方、売上債権1,343百万円、未収入金759百万円が増加し、運転資金負担は債権側で拡大している。回収期間短縮にも取り組むとしている。 - FY2021-Q3債権・在庫の増加有価証券報告書
「この増加の主な要因は、現金及び預金が143百万円増加、受取手形及び売掛金421百万円増加、未収入金が155百万円増加、たな卸資産が94百万円増加したことなどによるものであります。」
現金及び預金が143百万円増加した一方、受取手形及び売掛金421百万円、未収入金155百万円、棚卸資産94百万円が増加し、運転資金負担が続いている。 - FY2021-Q2在庫増加継続・債権回収有価証券報告書
「この減少の主な要因は、現金及び預金が160百万円増加、たな卸資産が293百万円増加したことに対し、受取手形及び売掛金584百万円、未収入金272百万円が回収により減少したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収と現金増加があった一方、たな卸資産は293百万円増加し、在庫保有に伴う資金負担が継続している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金766百万円、未収入金216百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が91百万円増加、たな卸資産が414百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収と現金増加があった一方、たな卸資産は414百万円増加し、在庫保有に伴う資金負担が前四半期の在庫減少から再び拡大している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金176百万円、未収入金395百万円が回収により減少、たな卸資産が198百万円減少したことに対し、現金及び預金が67百万円増加などによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収に加え、たな卸資産が198百万円減少し、現金及び預金が67百万円増加した。在庫・回収期間に伴う資金負担は前四半期までより緩和している。 - FY2020-Q2在庫微増・債権回収継続有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金620百万円、未収入金499百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が236百万円増加、たな卸資産が30百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収と現金増加が続く一方、たな卸資産は30百万円増加し、在庫保有に伴う資金負担も継続している。 - FY2020-Q1在庫増加継続・回収による資金改善有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金624百万円、未収入金395百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が222百万円増加、たな卸資産が203百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収と現金増加があった一方、たな卸資産は203百万円増加し、在庫保有に伴う資金負担が続いている。 - FY2019在庫増加継続・資金収支改善有価証券報告書
「これは主に税引前当期純利益1,908百万円に加え、減価償却費165百万円、未収入金の減少475百万円による資金の増加の一方、売上債権の増加394百万円、たな卸資産の増加453百万円、仕入債務の減少427百万円、法人税等の支払197百万円による資金の減少等によるものであります。」
棚卸資産は453百万円増加して在庫負担が続いた一方、利益増加や未収入金の減少により営業活動による資金は1,657百万円の収入へ改善した。 - FY2019-Q3在庫増加幅拡大・回収継続有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金195百万円、未収入金757百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が163百万円増加、たな卸資産が539百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収と現金増加があった一方、たな卸資産は539百万円増加し、在庫保有に伴う資金負担が続いている。 - FY2019-Q2在庫増加継続・運転資金状況の改善有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金242百万円、未収入金715百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が150百万円増加、たな卸資産が327百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収と現金増加があった一方、たな卸資産は327百万円増加しており、在庫保有に伴う資金負担は継続している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金460百万円、未収入金461百万円が回収により減少したことに対し、現金及び預金が144百万円増加、たな卸資産が455百万円増加したことなどによるものであります。」
売上債権・未収入金の回収や現金増加があった一方、たな卸資産は455百万円増加し、在庫保有に伴う資金負担が続いている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「営業活動によるキャッシュ・フローは、359百万円の支出(前年同期は447百万円の収入)となりました。これは、税引前当期純利益762百万円、仕入債務の増加額873百万円、減価償却費156百万円などが収入に寄与した一方、売上債権の増加額776百万円、たな卸資産の増加416百万円、未収入金の増加額612百万円、法人税等の支払228百万円などによるものであります。」
売上拡大に伴い売上債権776百万円、棚卸資産416百万円、未収入金612百万円が増加し、営業活動による資金は359百万円の支出となった。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「この増加の主な要因は、たな卸資産が371百万円増加したことに対し、現金及び預金が借入金の返済により167百万円減少したことなどによるものであります。」
たな卸資産が前事業年度末比371百万円増加し、自社原料等の在庫保有に伴う資金負担が継続・拡大している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「たな卸資産が340百万円の増加したことなどによるものであります。」
たな卸資産が340百万円増加し、営業活動による資金が354百万円の減少となる要因の一つとして記載されており、在庫保有に伴う資金負担が実績として表れている。 - FY2017初出有価証券報告書
「原料の生産ラインを効率よく動かし、生産計画を実現させるために素原料等を自社で在庫する必要があり、その為の資金負担が増加しております。」
自社原料の委託製造に伴う在庫保有、買掛金決済の先行、売上回収との資金収支のずれをリスクとして初めて整理している。