コーポレートガバナンス改革の最終章として、CGコードの改訂は実効性を重視する内容へと整理され、改訂は2026年7月までに実施される見通し。改訂後は企業の報告義務や評価のあり方が見直され、ROE改善や人的資本投資の重要性が強調される。日本株の成長力を高める可能性が期待されている。
日本企業の成長戦略の要となるコーポレートガバナンス改革は、CGコードの第三次改訂をめぐり、2026年7月までに実施される見通しとされた。上場企業は改訂内容を踏まえたコーポレートガバナンス報告書を2027年7月末までに提出することが求められる見込みである。改訂の狙いは、形式的な対応を超え、実効性を伴う取り組みへと「実質化」する点にある。
改訂案では、基本原則・原則の数を減らし、解釈指針を再整理する。結果として、コンプライ・オア・エクスプレインの対象項目は83件から30件へ大幅に削減され、企業の説明責任の在り方が変わる見込みとされる。