日経平均は4日続伸で終えたが、長期金利の上昇と円相場の動きが市場の重荷となった。米株高の流れを受けた半導体・AI関連株の買いが中心だった。
24日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、前日比495円04銭高の6万5513円99銭で取引を終えた。AI・半導体株を中心に買いが集まった一方、長期金利の上昇が相場の上値を抑え、TOPIXは続落した。日経平均は一時6000円超の上昇場面もあった。
連休中の米株市場ではAI・半導体株が堅調で、ナスダック総合は3カ月半ぶり高値を更新。SOXは8%程度上昇し、AI投資の収益化期待が背景にある。東京市場でも値がさ株の半導体関連が全体を押し上げた一方、長期金利の上昇が高倍率株の下落を誘った。
国内市場では長期金利が一時3.075%と1996年8月以来の高水準を記録。ソフトバンクグループが大口の社債発行を発表したことも金利負担の観点で売られ、金融株の反応も弱含みとなった。
円相場は160円が焦点となりつつ、ドル円は158円台半ばへ上昇。日銀9月利上げの背景で円安圧力が続く中、米金利差の拡大がドル買い・円売りを促す展開が続くと見られている。
投機筋のポジションにも変化が見られ、CFTCのデータでは1週間で円のネットロングへ転換。日米金利差の影響の下、円売りポジションを再構築する動きが生じている。