日経平均は4日続落し、終値は64214.48円、前日比−111.16円だった。一時は63772.80円まで下落し、売買代金は東証で約75770億円、TOPIXは堅調だった。金利上昇と円高警戒が重荷となり、米雇用統計やFOMC・日銀会合を控える中、様子見ムードが広がった。
東京株式市場の日経平均は4日続落となり、終値は64214.48円(前日比−111.16円)で取引を終了した。序盤は反発基調で推移したものの、金利先高観と円高の不安が重しとなり、後場に下げ幅を広げた。市場は一時、前日比−552.84円安の63772.80円まで下落したが、TOPIXは終始堅調に推移した。
背景として、米国の金利動向への警戒と円高の影響が挙げられ、日米双方で金利上昇への懸念が高まっている。3日には米ISM非製造業景気指数、4日には米雇用統計の発表を控え、様子見ムードが広がっている。さらに今後は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀政策決定会合が控え、需給の落ち着きが出づらい状況が続く見込みだ。
セクター動向として、AI・半導体関連株は下落局面で買いが入る動きがみられ、金利上昇や月末の配当取りを意識した銘柄が買われる動きもあった。一方、日本製鉄・みずほFG・NTTなどが年初来高値を更新する場面もあり、銘柄ごとに動きが分かれた。
市場指標としては、TOPIXは0.5%高の4102.04ポイントで引け、東証プライム市場の指数は2115.54ポイント、売買代金は約75770億円だった。東証プライム市場の銘柄動向では、値上がり銘柄が海運・鉱業・保険など16業種、値下がりはその他製品・精密機器・医薬品など17業種となった。