世界のコンテナ運賃指数(WCI)が3週ぶりに反発し、40フィート貨物の総額は4485ドルとなった。アジア-欧州の運賃上昇が主因で、荷動きが戻りつつあることが背景として挙げられている。
物流調査会社ドリューリー(英国)が公表した世界コンテナ運賃指数は、40フィート当たり4485ドルとなり、前週比3%上昇で3週ぶりの反発となった。反発の背景にはアジア-欧州航路の運賃上昇と、国慶節後の荷動きの回復があると説明されている。
上海発ロッテルダム向けは3522ドルで6%上昇、ジェノバ向けは3945ドルで7%上昇した。アジア-欧州航路は13週連続の下落から上昇に転じ、欠便は今週の6便から来週は2便になる見通し。スエズ運河経由便の再開で供給力が増えるとの見方もある。
船社は19日からアジア-欧州航路で40フィート当たり4500〜4800ドルのFAK運賃を打ち出して値上げを図っている。一方で供給力の増加が市場にどこまで定着するかは不透明で、翌週の運賃はおおむね横ばいと見込まれている。
太平洋航路では上海発ロサンゼルス向けが7884ドル、ニューヨーク向けが1万75ドルと、それぞれ3%上昇・1%下落となった。翌週の欠便は6便と変わらず、輸送力は安定しており米国の旺盛な輸入需要が太平洋路の運賃を支える要因となっている。