米ハイテク株安を背景に東京外為市場でドル売りが優勢となり、円は157円台後半で小動きにとどまった。前日の米長期金利低下やAI関連の懸念が市場心理に影響し、ユーロは対ドルで上昇した。
30日早朝の東京外国為替市場では、米ハイテク株の急落を受けてドル売りが優勢となり、円は1ドル157円台後半で推移した。8時30分時点のレンジは157円74銭から75銭で、前日17時時点より円高・ドル安が進んだ。
ニューヨーク市場では米長期金利が前日比0.08%低い4.94%で終え、AI関連投資の懸念が再燃。インテルとアマゾンの株価が大きく下落し、リスクオフの流れが強まったことでドルの上値が抑えられた。
本邦の経済指標では10月都区部CPIの生鮮食品を除く総合が前年同月比2.6%と市場予想と一致。円相場への直接的な影響は限定的だった。ユーロは対ドルで上昇し、ユーロ円は約176円台半ばへと上げた。
本日の主要通貨レンジはドル円157.60~157.78円、ユーロドル1.1174~1.1192ドル、ユーロ円176.19~176.48円と示された。今後は米国の経済指標や企業決算がリスク sentimentと金利動向を通じて相場を左右すると見込まれる。