東京外国為替市場でドル円は米ハイテク株の急落を背景に一時156円台半ばまで下落。9時時点の水準と前日比を伝える。
23日朝の東京市場で、ドル円は1ドル=156円53銭~54銭の水準を付け、前日比70銗のドル安・円高となった。欧州時間の大幅安を受けて156円60銭台へ下落後、米国時間の序盤に買い戻されたが、中盤以降は長期金利の低下とナスダック総合指数の急落を背景に再び156円70銭近辺へ押し戻された。
米株式市場ではAI関連銘柄の売りが相場を圧迫し、ナスダック総合指数は急落。米長期金利は節目の5%を下回り、リスク回避の動きが強まった。これを受けてドル円は9月30日以来、およそ3週間ぶりの安値圏を付けた。
東京市場でもリスク回避のドル売り・円買いが続く見込みとされ、日経平均の下落幅次第でドル円は下値を探る展開が想定されている。外為仲介業者の声として、156円を割れる可能性があるとの指摘も伝えられた。
ユーロは対円で下落し、1ユーロ=175円64銭~65銭、対ドルで1.1220~1221ドルと表示された。フランスの財政悪化懸念と円買いの動きが重しとなった。