営業損失の継続と継続企業リスク
FY2016に初出。21回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載は2026-11-04。
セキドがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。73社中30社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに5社。
- 2026-11-04その他発生事実
「営業活動によるキャッシュ・フロー △257,362 △506,674」
営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスは前年同期から拡大した一方、商品は242百万円減少しており、在庫面の改善と営業キャッシュ・フローの悪化が併存している。 - FY2027-H1顕在化有価証券報告書
「当社は、美容事業の主力ブランド終了による売上高の減少により、前事業年度まで2期連続の営業損失、経常損失、当期純損失並びに営業キャッシュ・フローのマイナスを計上いたしました。また、一部の取引先金融機関と締結する「譲渡担保権設定契約書」に係る財務制限条項に抵触しておりますことに加え、2026年9月20日現在において債務超過にあることから、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しております。」
主力ブランド終了による業績悪化、2期連続の各損失・営業キャッシュ・フローのマイナス、財務制限条項への抵触、2026年9月20日現在の債務超過を理由に、継続企業の前提に関する重要な疑義と重要な不確実性を明示した。 - 2026-05-07悪化発生事実
「2期連続の営業損失並びに営業キャッシュ・フローのマイナスを計上いたしました。」
営業キャッシュ・フローのマイナスが当事業年度にも継続したことが明示され、黒字継続を前提とする状態からの悪化が確認されている。 - FY2021削除有価証券報告書
「(継続企業の前提に関する事項)該当事項はありません。」
通期で営業利益・経常利益・当期純利益を計上し、継続企業の前提に関する注記は記載されなかった。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「2021年3月期は、主力のファッション部門でコロナ禍での営業施策を徹底したこと、また、新設の美容部門が販路拡大や新製品投入の取組みにより主力事業の一つに成長したことで、当第3四半期累計期間は35百万円の営業利益を計上しております。今後も、現在、取り組んでいる施策を継続、強化することで、一層の業績向上を図ってまいります。」
2期連続の営業損失という重要事象は残るものの、第3四半期累計期間は営業利益35百万円となり、当四半期会計期間末でも継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社は、前事業年度まで2期連続で営業損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (9) 重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
2期連続の営業損失を重要事象として記載しつつ、対応策の実施を理由に継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないとの判断を継続している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当社は、前事業年度まで2期連続で営業損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (8)重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
営業損失の継続を重要事象として記載しつつ、対応策の実施を理由に継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないとの判断を継続している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社は、2019年3月期において107百万円、2020年3月期において379百万円の営業損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
営業損失が2期連続し、当年度の営業損失は379百万円へ拡大したため、継続企業に関する重要事象を改めて記載している。一方、営業キャッシュ・フローは529百万円の増加となり、重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当社は、前事業年度まで2期連続で営業キャッシュ・フローのマイナスを計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (8)重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
営業キャッシュ・フローのマイナスが2期連続した重要事象を引き続き記載しつつ、対応策の実施と資金調達を理由に重要な不確実性は認められないとの判断を継続している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当事業年度は、業績の改善と併せて商品回転率をさらに加速することで、当第2四半期累計期間での営業キャッシュ・フローの黒字化が図れております。」
前事業年度まで2期連続で営業キャッシュ・フローがマイナスだったが、当第2四半期累計期間は130百万円の黒字となった。継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないとの判断を継続している。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「当社は、前事業年度まで2期連続で営業キャッシュ・フローのマイナスを計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (8)重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
営業キャッシュ・フローのマイナスは前事業年度まで2期連続しているが、対応策の実施と資金調達を踏まえ、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないとの判断を継続している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当社は、前事業年度において223百万円、当事業年度において380百万円の営業キャッシュ・フローのマイナスを計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
前年度に続いて営業キャッシュ・フローのマイナスを計上し、継続企業の前提に関する重要事象が再び明示された。一方、必要な資金調達が可能であるとして重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2018対処有価証券報告書
「上記の状況から、当社は当事業年度末において継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していないと判断し、「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消することといたしました。」
営業利益87百万円、経常利益39百万円、当期純利益50百万円の計上を踏まえ、継続企業の前提に関する重要事象等および注記の記載を解消した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「当社は、3期連続で営業損失を計上しておりますが、一方で営業活動によるキャッシュ・フローは3期連続の増加となっております。当第3四半期累計期間においては、営業黒字化には至らなかったものの、第2四半期会計期間に続き、当第3四半期会計期間においても営業黒字化を達成しております。」
3期連続の営業損失と継続企業の前提に関する重要な不確実性は残るが、営業活動によるキャッシュ・フローの3期連続増加と、営業黒字化の2四半期連続達成を記載している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「当社は、3期連続で営業損失を計上しておりますが、一方で営業活動によるキャッシュ・フローは3期連続の増加となっております。当第2四半期累計期間においては、営業黒字化には至りませんでしたが、当第2四半期会計期間については営業黒字化を達成しております。これは、リユース事業の本格稼働、EC事業(インターネットショップ)の拡大、中低価格帯商品の展開と主要ブランドの集中仕入・集中販売が在庫回転率と売上総利益率の改善につながったものであります。今後につきましても、引続き上記の営業施策に取組むことで、業績の早期回復を図ってまいりますが、これらの対応策は実施途上にあるため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。」
継続企業に関する重要な不確実性は残るものの、第2四半期会計期間単独で営業黒字化を達成し、対応策による改善が示された。累計期間の営業損失と対応策の実施途上というリスク認識は継続している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当社は、前事業年度まで3期連続で営業損失を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (5)重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施しております。なお、これらの対応策は実施途上にあり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。」
3期連続の営業損失と継続企業の前提に関する重要な不確実性が引き続き記載されている。対応策は実施途上とされている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社は、3期連続で営業損失を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。」「しかしながら、これらの対応策は実施途上にあり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。」
営業損失の連続が2期から3期へ進み、対応策が実施途上であるため、継続企業の前提に関する重要な不確実性を認める記載となった。実際に営業活動によるキャッシュ・フローは3期連続で増加したとも記載している。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「当社は、前事業年度まで2期連続で営業損失を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (5)重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施しておりますが、これらの対応策は実施途上にあり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。」
営業損失が続くなか、対応策は実施途上であり、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められるとの記載に変化した。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当社は、2期連続で営業損失を計上しておりますが、一方で営業活動によるキャッシュ・フローは2期連続の増加となっております。当第2四半期累計期間においては、営業黒字化には至らなかったものの、引続き営業キャッシュ・フローは改善しております。」
2期連続の営業損失という重要事象を再確認しつつ、営業キャッシュ・フローの2期連続増加・改善と、対応策の実施を記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当社は、2期連続で営業損失を計上しておりますが、一方で営業活動によるキャッシュ・フローは2期連続の増加となっております。当第1四半期累計期間においては、営業黒字化には至らなかったものの、商品在庫の圧縮が在庫回転率と売上総利益率の改善につながり、引続き営業損失は縮小しております。」
営業損失の継続による重要事象を再確認しつつ、営業活動によるキャッシュ・フローの増加、在庫圧縮、営業損失の縮小を対応状況として記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社は、前事業年度において686百万円、当事業年度において290百万円の営業損失を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、」「今後につきましても、「3 対処すべき課題」に記載のとおり、①営業力の強化②コスト削減③人材の強化に取組むことで、業績の改善を図ってまいりますとともに、必要な運転資金は確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
営業損失が前期・当期に発生し、重要事象として開示された一方、対応策と運転資金の確保を理由に重要な不確実性は認められないと判断している。