小規模・短期案件や終了案件による開発稼働率低下
FY2020-Q1に初出。14回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2024-Q3。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「昨今、案件の大型化に伴う開発継続審議の厳格化から、発注者が開発途中で中止を意思決定することも増えており、当社グループとしましては、予期せぬ開発中止により、当該開発に携わっていた人員の余剰が発生するため、出来る限り速やかに新規案件への移行が重要な課題となっております。」
開発途中の中止による余剰人員と稼働率低下のリスク、および新規案件への速やかな移行の必要性を継続して記載している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「昨今、案件の大型化に伴う開発継続審議の厳格化から、発注者が開発途中で中止を意思決定することも増えており、当社グループとしましては、予期せぬ開発中止により、当該開発に携わっていた人員の余剰が発生するため、出来る限り速やかに新規案件への移行が重要な課題となっております。」
大型案件の開発途中での中止増加により、人員の余剰が発生するリスクが具体化した。新規案件への移行が遅れると稼働率・収益性に影響する構造が明示されている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「開発分野では、小規模や短期で終わる新規開発案件が多く、収益に紐づく人員稼働率の回復が遅れている」
小規模・短期案件の多さによる人員稼働率の回復遅延を継続して開示している。一方、運営サポート分野の受注によりゲーム事業全体はセグメント黒字となった。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「開発分野では、小規模や短期で終わる新規開発案件が多く、収益に紐づく人員稼働率の回復が遅れている」
小規模・短期の新規開発案件が多いことにより、人員稼働率の回復が遅れている。前四半期に回復傾向とされた稼働率リスクが再び業績要因として悪化している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「既存案件の進捗管理に注意を払うとともに、稼働率の改善を最優先に新規案件の受注に取り組んできた結果、前年同期までには至らないものの、回復傾向にあります。」
既存案件の進捗管理、稼働率改善の優先、少規模ながら新規案件の受注により、ゲーム事業の売上高・利益が前年同期水準には届かないものの回復傾向にあると説明している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「ゲーム事業においては、開発体制の規模が拡大するなか、大型案件をマネジメントする体制の確立が課題であり、一方で、稼働率改善を目指すなかで増える小規模案件において、マネジメント資源の分散による負荷増大と効率の低下」
従来の小規模・短期案件による稼働率リスクに加え、大型案件管理と小規模案件増加によるマネジメント資源の分散・効率低下が課題として明示された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「営業利益及び経常利益は、ゲーム事業におきましては、上記のとおり概ね予定どおり進捗しており、人員の稼働率についても改善に努めてきました。」
受注済み案件の進捗と人員稼働率の改善に取り組み、小規模・短期案件等による空き稼働への対応を継続している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「営業利益及び経常利益は、ゲーム事業におきましては、上記のとおり概ね予定どおり進捗しており、人員の稼働率についても改善に努めてきました。」
ゲーム事業の人員稼働率について改善に取り組んでいると継続して説明しているが、具体的な改善値は示していない。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「ゲーム運営サポートにおいて、運営サポートタイトルのサービス終了に伴う派遣の終了により、人員の稼働率が低下した」
運営サポートタイトルのサービス終了に伴う派遣終了が実際に発生し、人員の稼働率低下とゲーム事業利益の想定未達につながった。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「ゲーム事業においては、受注済み案件を中心に、新規案件の獲得にも努め、人員稼働率の維持に取り組みました。」
受注済み案件、新規案件の獲得、人員稼働率の維持に取り組んでおり、小規模・短期案件等による稼働率低下への対応を継続している。 - FY2020対処有価証券報告書
「開発及び運営サポートの小規模・短期案件終了等の影響によって低下していた人材リソースの稼働率が順調に改善したこと等により、通期として概ね計画どおりとなりました。」
小規模・短期案件や終了案件による空き稼動について、人材リソースの稼働率が順調に改善したと説明している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「当第4四半期連結会計期間において、当初想定より前倒しで利益計上となった案件があったことや開発及び運営サポートの小規模・短期案件終了等の影響によって低下していた人材リソースの稼働率の改善が進んだことで、利益進捗が伸びているものの、当第4四半期連結累計期間としては、原価増加による開発案件の利益率低下やロイヤリティ収益の減少、Windows7終了や開発体制拡大に伴う開発環境整備費用等の販管費の増加、並びに、小規模・短期案件や終了案件等の影響により稼働率が計画を下回ったこと等による減益幅を取り戻すまでには至らなかったことから、減益となりました。」
小規模・短期案件や終了案件等で低下していた人材リソースの稼働率は第4四半期会計期間に改善した。ただし、累計期間では計画未達による減益幅を取り戻すまでには至らなかった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「また、小規模・短期案件や終了案件等による人材リソースの空き稼動の対策に取り組んでまいりました。営業利益及び経常利益は、ゲーム事業においては、原価増加による開発案件の利益率低下やロイヤリティ収益の減少、Windows7終了や開発体制拡大に伴う開発環境整備費用等の販管費の増加、また、小規模・短期案件や終了案件等の影響により稼働率が計画を下回ったことから、減益となりました。」
空き稼動への対策を進めたものの、小規模・短期案件や終了案件等により稼働率が計画を下回り、ゲーム事業の減益要因として引き続き実績化している。 - FY2020-Q1初出有価証券報告書
「また、小規模・短期案件や終了案件等の影響により稼働率が計画を下回ったことから、減益となりました。」
開発遅延とは別に、小規模・短期案件や終了案件の発生によって人材リソースに空き稼動が生じ、稼働率が計画を下回るリスクが実際の減益要因として初めて明示された。