海外経済の先行き不透明感による景気下押しリスク
FY2017-Q1に初出。36回の記載のうち19回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-07-30。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。168社中125社が悪化側に。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度(2025年4月~2026年3月)の日本経済は、物価上昇の影響を受けつつも個人消費や企業業績が底堅く推移しました。一方で、地政学リスクの高まりやエネルギー価格の高騰もあり、先行きは見通しにくくなっています。」
個人消費・企業業績の底堅さが示された一方、地政学リスクの高まりとエネルギー価格高騰が先行きの不透明要因として示された。 - 2026-05-08悪化決算
「中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇や供給網の混乱が重荷となっているほか、ウクライナ情勢の長期化、米中対立に伴う地政学的分断など、世界経済の先行きは見通しにくい状況です。」
中東情勢、エネルギー価格、供給網、ウクライナ情勢、米中対立による不確実性が継続して示された。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2025年4月~9月)の日本経済は、多くの業種で価格転嫁が進んだ一方、米国による関税政策が企業の収益を圧迫しました。個人消費は猛暑の影響で関連商品の販売が伸び、底堅く推移しています。ただ、米国の通商政策や物価高により先行きは見通しにくくなっています。」
従来の原材料価格や人手不足、米中景気減速懸念に加え、米国の関税政策による企業収益圧迫と通商政策・物価高による先行き不透明感が示された。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2024年4月~9月)の日本経済は、個人消費や企業の設備投資が底堅く推移し、緩やかな回復基調が続きました。一方で、原材料価格の上昇や人手不足の深刻化が進んでいるほか、米国や中国の景気減速懸念もあり、先行きが見通しづらくなっております。」
緩やかな回復基調が示された一方、原材料価格上昇、人手不足の深刻化、米国・中国の景気減速懸念が経済環境の不透明要因として継続した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度(2023年4月~2024年3月)の日本経済は、多くの業種で価格転嫁が進み、企業の収益が改善したほか、インバウンドの増加などにより企業の景況感は回復基調が維持されました。一方、物価の上昇で家計の景況感が低下していることに加え、人手不足の深刻化、ウクライナや中東情勢の悪化、米中対立など不安定な国際情勢も相まって、先行きの不透明感が払しょくされない状況が続いています。」
企業収益や景況感の回復が示された一方、家計景況感の低下、人手不足の深刻化、ウクライナ・中東情勢、米中対立が通期の不透明要因として示された。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2023年4月~12月)の日本経済は、多くの業種で価格転嫁が進み、企業の収益が改善したほか、インバウンドの増加などにより企業の景況感は回復基調が維持されています。一方、物価の上昇で家計の景況感が低下していることに加え、人手不足の深刻化も一段と強まり、先行きの不透明感が払しょくされていない状況が続いています。」
企業収益や景況感の回復、インバウンド増加が示された一方、物価上昇による家計景況感の低下と人手不足の一段の深刻化が新たに強調された。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年4月~9月)の日本経済は、インバウンドの増加やコロナ禍からの経済の正常化を背景に、回復基調が維持されています。しかし、エネルギー価格や原材料価格の高騰に加え、円安の進行が物価上昇を加速させ、消費行動への影響も懸念されるほか、人手不足の深刻化も続き、先行きの不透明感が払しょくされていない状況が続いています。」
経済回復の記載がある一方、エネルギー・原材料価格高騰、円安・物価上昇に加え、人手不足の深刻化が継続する要因として明示された。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年4月~6月)の日本経済は、コロナ禍の終息に向けた動きが続く中、社会経済活動の正常化を背景に緩やかな回復基調が維持されています。しかし、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格や原材料価格の高騰に加え、円安の進行が物価上昇を加速させ、消費行動への影響も懸念されるなど、先行きの不透明感が払しょくされていない状況が続いています。」
社会経済活動の正常化と緩やかな回復が示された一方、ウクライナ侵攻、エネルギー・原材料価格高騰、円安・物価上昇による不透明感は継続した。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度(2022年4月~2023年3月)における日本経済は、コロナ禍からの経済回復が徐々に進み、個人消費に持ち直しの動きが見られました。しかし、物価上昇や人手不足の懸念など、経済の先行きに対する不安要素は残っています。」
経済回復と個人消費の持ち直しが示された一方、物価上昇や人手不足への懸念が残るとの記載が続いた。 - FY2023-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2022年4月~12月)の日本経済は、コロナ禍からの経済回復が徐々に進み、個人消費に持ち直しの動きが見られました。しかし、原油をはじめとした資源価格の高騰によるインフレ懸念など、経済への不安要因は残っています。」
コロナ禍からの経済回復と個人消費の持ち直しが示された一方、資源価格高騰によるインフレ懸念は残った。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2022年4月~6月)の日本経済は、ロシアによるウクライナ侵攻で原材料価格やエネルギー価格が高騰し、企業活動に大きな影響を受けました。新型コロナウイルスのワクチン接種は進んでいるものの新たな変異ウイルスが次々に出現し、先行きの不透明感が払しょくされない状況が続いています。さらに円安の進行が物価上昇を加速させ、消費行動への影響も懸念されています。」
ウクライナ侵攻による原材料・エネルギー価格高騰、新たな変異ウイルス、円安・物価上昇など、経済環境の下押し要因が具体化した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「しかし、年明け以降は、オミクロン株の感染急拡大によりサービス関連を中心に消費活動が低迷、さらに、食料品を中心とした原材料価格の上昇による物価高や原油などの資源高、ロシアによるウクライナ侵攻によるエネルギー価格をはじめとした世界経済の混乱、年度末には急激な円安の進行も加わり景況感が急激に悪化するなど、予断を許さない状況が続いています。」
オミクロン株、物価高・資源高、ウクライナ情勢、急激な円安が加わり、経済環境の下押し要因がさらに具体化した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「今後につきましては、国内での「オミクロン」株感染拡大を受けたまん延防止等重点措置などにより、個人消費をはじめ様々な経済活動が停滞する懸念があります。このほか世界的なインフレ加速や、米欧の中央銀行による金融緩和の縮小に向けた動き、また米国とロシアのウクライナをめぐる緊張を含めた国際情勢など、日本経済のリスク要因を慎重に見極めてまいります。」
従来の新型コロナや中国景気等の不透明感に加え、オミクロン株、世界的インフレ、金融緩和縮小、ウクライナをめぐる国際情勢が新たな経済リスク要因として具体化した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「しかし、世界規模での新型コロナからの経済回復とともに起きた供給不足からくる物価上昇や、原油をはじめとした資源価格の高騰によるインフレ懸念など経済への不安要因も出てきました。原油高騰によるインフレ懸念や不動産大手・恒大集団の経営問題に端を発した中国景気の減速、また新型コロナウイルス感染の「第6波」など、今後も日本経済のリスク要因を慎重に見極めながら、」
供給不足、物価上昇、資源価格高騰、中国景気の減速、新型コロナウイルス感染の第6波など、経済環境の不安要因が具体化した。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2021年4月~6月)の日本経済は、緊急事態宣言が出されるなど引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けて個人消費が落ち込んだものの、ワクチン接種が始まるなどやや明るい材料も見られました。」
新型コロナウイルス感染症による個人消費への影響が続く一方、ワクチン接種開始という明るい材料も記載された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当連結会計年度(2020年4月~2021年3月)における日本経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により厳しい状態が続きました。国内では一部地域を対象にした政府の緊急事態宣言発動に伴う外出自粛、休業要請などがあったほか、海外でのロックダウンによる景気低迷の影響も無視できず、消費や輸出が大きく落ち込みました。」
新型コロナウイルス感染症による国内外の経済低迷、消費・輸出の落ち込みが通期でも継続して記載された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2020年4月~12月)における日本経済は、GoToキャンペーンなどの消費喚起策で一時的に持ち直したものの、新型コロナウイルス感染拡大による海外のロックダウンや国内での外出自粛要請、娯楽施設などを対象とした休業要請などで、消費、輸出が大幅減となるなど大きく落ち込みました。」
消費喚起策による一時的な持ち直しがあった一方、海外ロックダウンや国内の自粛・休業要請による消費・輸出の大幅減が続いた。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2020年4月~9月)における日本経済は、新型コロナウイルス感染拡大による海外のロックダウンや国内での外出自粛要請、娯楽施設などを対象とした休業要請などで、消費、輸出が大幅減となるなど大きく落ち込みました。」
海外ロックダウン、国内の外出・休業要請により、消費・輸出の大幅減という経済環境の悪化が継続・深刻化した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年4月~6月)の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界経済の下振れの影響を大きく受けました。輸出が大幅に減少したのみならず、国内での感染拡大で企業活動や個人消費も停滞したほか、企業の設備投資先送りの動きも目立っております。」
従来の海外経済の不確実性が、新型コロナウイルス感染症に伴う世界経済の下振れ、輸出減少、企業活動・個人消費の停滞として実際に現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2019年4月~12月)における日本経済は、人手不足を背景に雇用と所得環境は底堅さを維持しているものの、米中貿易摩擦問題による外部環境の悪化と自然災害の影響で輸出や生産が低迷しました。」
米中貿易摩擦と自然災害の影響による輸出・生産の低迷が、実際に発生した経済環境として記載された。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2019年4月~9月)における日本経済は、個人消費は緩やかな回復が持続しているものの中国向けを中心とした輸出の低迷を背景に、企業部門の生産、サービス活動は弱含みで推移しました。」
中国向けを中心とした輸出低迷が企業部門の生産・サービス活動の弱含みにつながったと記載され、海外経済要因の影響が継続・具体化した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2019年4月~6月)の日本経済は、米中対立や中東情勢の緊迫化などに起因した輸出の下振れはあったものの、国内需要に牽引された非製造業の生産活動は拡大が続いています。」
米中対立や中東情勢の緊迫化に起因する輸出の下振れが実際に発生したと記載された。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度(2018年4月~2019年3月)の日本経済は拡大基調を維持しながらも、国内での自然災害や米中貿易摩擦の影響なども見られました。」
経済環境について、国内の自然災害と米中貿易摩擦という具体的な下押し要因が通期の状況として記載された。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2018年4月~12月)における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善傾向のなか引き続き緩やかな回復基調にあるものの、海外における不安定な情勢や経済の不確実性など、依然留意が必要な状況で推移しました。」
海外の不安定な情勢や経済の不確実性について、引き続き留意が必要な状況として記載された。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2018年4月~9月)における日本経済は、個人消費は緩やかに回復しているものの、豪雨等災害の影響もあって、企業部門の生産、サービス活動は弱含みで推移しました。」
従来の海外経済の不確実性を中心とした記載から、豪雨等災害の影響や企業部門の生産・サービス活動の弱含みを含む経済環境のリスクへ記載内容が移った。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2018年4月~6月)の日本経済は、原油価格の高騰や米中貿易戦争の行方など不安材料はあったものの、季節商材の活発化や旺盛なインバウンド需要により家計部門を中心に改善傾向にあります。」
景気は改善傾向とされた一方、原油価格の高騰や米中貿易戦争の行方が新たな不安材料として具体的に記載された。 - FY2018対処有価証券報告書
「当連結会計年度(2017年4月~2018年3月)の日本経済は、雇用所得環境改善を背景にした個人消費の持ち直しは一進一退が続いていますが、製造業を中心とした海外経済の回復による輸出の増加や国内需要の持ち直し等により企業収益は高水準を維持、設備投資も堅調に推移するなど、着実に回復している状況が続いております。」
従来の海外経済の不透明感という記載から、海外経済の回復と国内経済の着実な回復を示す記載へ変化した。ただし個人消費は一進一退とされた。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(平成29年4月~12月)における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善傾向のなか引き続き緩やかな回復基調にあるものの、海外における不安定な情勢や経済の不確実性など、依然留意が必要な状況で推移しました。」
海外の不安定な情勢や経済の不確実性について、引き続き留意が必要な状況として記載された。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(平成29年4月~9月)における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善傾向のなか引き続き緩やかな回復基調にあるものの、海外における不安定な情勢や経済の不確実性など、依然留意が必要な状況で推移しました。」
海外の不安定な情勢や経済の不確実性について、引き続き留意が必要な状況として記載された。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(平成29年4月~6月)の日本経済は、海外経済の先行きの不透明感や金融市場の変動による影響が懸念されるものの、雇用情勢、企業収益の改善傾向が続く中で、緩やかな回復基調で推移いたしました。」
海外経済の不透明感に加え、金融市場の変動による影響が懸念される状況が続いている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「しかし、海外経済での保護主義の台頭や中国経済リスク、雇用情勢改善に比べて依然として弱い個人消費の先行き等、依然として不透明な状況が続いております。」
海外経済リスクについて、保護主義の台頭、中国経済リスク、弱い個人消費の先行きが通期の経済環境として具体的に記載された。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(平成28年4月~12月)における日本経済は、企業収益が着実に持ち直し、設備投資や雇用情勢が改善傾向にある一方、米国大統領選挙の結果や中国経済の情勢、原油価格上昇の懸念をはじめとする海外経済の不確実性の高まり等により、景気の先行きについては、依然留意が必要な状況で推移いたしました。」
海外経済の不確実性について、米国大統領選挙、中国経済、原油価格上昇の懸念が新たに具体化して記載された。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「企業収益も底堅く雇用情勢も改善傾向にあるものの、英国のEU離脱問題や中国をはじめとする海外経済の不確実性の高まり等により、景気の先行きについては、依然留意が必要な状況で推移いたしました。」
海外経済リスクについて、英国のEU離脱問題や中国を含む海外経済の不確実性の高まりが具体的に記載された。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「海外経済の先行きの不透明感や熊本地震の影響など景気下押しのリスクはあるものの、雇用情勢、企業収益は改善傾向にあるなど、景気は緩やかな回復基調が続いています。」
海外経済の不透明感は、景気下押しの可能性として記載されており、具体的な数値化や発生事象としての記載はない。