船腹供給過多と海運市況低迷
FY2016に初出。35回の記載のうち12回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
- FY2026対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、上期は国際的な通商環境の不透明感や荷動き停滞懸念等の影響もあり、前年同期に比して軟調に推移いたしました。第3四半期には回復の動きが見られたものの、年明けには一時的に軟化し、その後は持ち直しの動きが見られました。」
上期の軟調さと年明けの一時的な軟化があった一方、その後は持ち直しの動きが記載され、直前の中間期より市況認識が一部緩和している。 - 2026-05-13対処業績予想の修正
「外航海運事業において、市況が想定より堅調に推移したことに加え、燃料価格上昇に伴う受渡差益が生じたことにより、連結売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想を上回る結果となりました。」
FY2026-H1に軟調とされたハンディ船市況について、通期では想定より堅調に推移したとされ、リスクの影響が一時的に低減したことが示されている。canonical thread 自体は変更しない。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、前年同期においては、パナマ運河の通航制限や中東情勢の緊迫化等を背景に高水準で推移しておりましたが、当中間連結会計期間には、国際的な通商環境の不透明感や心理的要因の影響もあり、前年同期に比して軟調な市況が続く結果となりました。」
前年同期の高水準から、国際的な通商環境の不透明感や心理的要因を背景に、ハンディ船市況が軟調に推移した。 - FY2025対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、第4四半期には例年通り旧正月の影響等から市況は弱含みの推移となったものの、第3四半期までは中東情勢の緊迫化やそれに伴う紅海航路の回避等によって市況が押し上げられたこともあり、前年度に比して堅調な市況が続く結果となりました。」
第4四半期には弱含みとなったものの、紅海航路回避等による市況押上げもあり、前年度に比してハンディ船市況は堅調に推移した。 - FY2024再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、パナマ運河の通航制限や中東情勢の緊迫化により上昇する局面も見られましたが、中国不動産市場の長期低迷化による中国経済減速に伴う需要減の影響により、年度を通じて低調な市況が続く結果となりました。」
一時的な市況上昇要因を認めつつ、中国経済減速に伴う需要減により年度を通じて低調だったとの認識を継続している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、米欧を中心とした世界的な金融引き締めを受けた景気減速に伴う荷動きの鈍化と、中国不動産市場の低迷長期化による中国経済減速に伴う需要減の影響により、低調な市況が続く結果となりました。」
世界的な金融引き締め、景気減速、荷動きの鈍化、中国不動産市場の低迷長期化および需要減により、ハンディ船市況が低調に推移しているとの認識を継続している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、8月以降回復基調で推移したものの、米欧を中心とした世界的な金融引き締めを受けた景気減速に伴う荷動きの鈍化と、中国不動産市場の低迷による中国経済減速懸念に伴う需要減の影響により、低調な市況が続く結果となりました。」
8月以降に回復基調が見られた一方、世界的な金融引き締めに伴う景気減速、荷動きの鈍化、中国不動産市場の低迷と需要減により、低調な市況が続いている。外航海運事業は39百万円のセグメント損失となった。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、米中市場における荷動き鈍化と中国の景気後退懸念に伴う需要減の影響により、春から夏にかけての運賃上昇期にも関わらず、例年になく低調な市況が続く結果となりました。」
米中市場の荷動き鈍化と中国の景気後退懸念による需要減により、季節的な運賃上昇期にもかかわらずハンディ船市況が例年になく低調に推移している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「ハンディ船輸送能力の停滞・減少と、バルクハンディ需要の緩やかな増加から、当社の外航海運事業における事業環境は長期的には明るいと考えております。一方で短期的には、世界経済の動向、地政学的な要因や、自然災害など、さまざまな要因の影響を受けます。」
従来の市況悪化・不透明感に加え、船腹供給の停滞・減少と需要増加による長期的な明るさを示す一方、短期的な外部環境リスクとの二層構造に整理している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、前年を上回る水準が続いていたものの、第2四半期後半より、米中市場における荷動きの鈍化による影響が出てまいりました。また、新型コロナウイルスの感染拡大に起因した海上輸送の混乱は解消に向かいつつあり、各国各港での検疫緩和・撤廃により、港湾処理能力が改善し、輸送能力が向上したことも、運賃上昇圧力を抑える要因となりました。」
ハンディ船市況は前年を上回る水準にある一方、米中市場の荷動き鈍化と輸送能力の改善が運賃上昇圧力を抑える要因となっているとの認識を継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、前年を上回る水準が続いていたものの、当第2四半期後半に向けて、米中市場における荷動きの鈍化による影響が出てまいりました。また、新型コロナウイルスの感染拡大に起因した海上輸送の混乱は解消に向かいつつあり、ゼロコロナ政策を継続する中国を除いた各国各港での検疫緩和・撤廃により、港湾処理能力が改善し、輸送能力が向上したことも、運賃上昇圧力を抑える要因となりました。」
ハンディ船市況は前年を上回る水準にある一方、米中市場の荷動き鈍化と輸送能力の改善が運賃上昇圧力を抑える要因となり、市況リスクが再び弱含む方向へ変化している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、昨年度から続く堅調な輸送需要と新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に起因した船舶の供給不足等により、損益分岐点を上回る水準で推移いたしました。」
堅調な輸送需要と船舶の供給不足を背景に、ハンディ船市況が損益分岐点を上回る水準で推移しているとの認識を継続している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による下落から回復し、損益分岐点を大きく上回る水準で推移いたしました。」
ハンディ船市況が新型コロナウイルス感染拡大による下落から回復し、損益分岐点を大きく上回る水準で推移しているとの認識を継続している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による下落から回復し、損益分岐点を大きく上回る水準で推移いたしました。」
新型コロナウイルス感染拡大による下落から回復したハンディ船市況が、損益分岐点を大きく上回る水準で推移したとの認識を継続している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による下落から回復し、損益分岐点を大きく上回る水準で推移いたしました。」
新型コロナウイルス感染拡大で下落していたハンディ船市況が回復し、損益分岐点を大きく上回る水準となった。 - FY2021対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるハンディ船市況は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で期初に一時的に大きく下落しましたが、その後は順調に回復し、当連結会計年度終盤には損益分岐点を大きく上回る水準に上昇いたしました。一方、船員交代問題や船舶修繕ドックにおけるリモート対応等の安全航行維持に対しての課題は多く継続しており、これらによる費用増大も続きました。」
新型コロナウイルス感染拡大で下落したハンディ船市況は年度終盤に損益分岐点を大きく上回る水準まで回復した。一方、船員交代やリモート修繕対応による費用増大は継続している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、大型船の市況回復の影響を受け上昇する局面がありましたが、9月以降は下落基調になり、また、当第3四半期末にかけてSOx(硫黄酸化物)規制強化前の混乱により市況の軟化傾向が強まりました。」
大型船市況の回復を受けた上昇局面の後、9月以降の下落基調とSOx規制強化前の混乱による軟化が続いている。前四半期から市況認識に実質的な変更はない。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により一時的に大きく下落しておりましたが、各国の経済活動再開の動きを受け、4月下旬に底を打ち、その後は順調に回復いたしました。一方で、各国の港におけるPCR検査等による停泊日数の増加、渡航制限や隔離措置による船員交代及びリモートドック対応等の問題は収束しておらず、収入機会の減少やコストの増加に繋がっており、市況上昇効果のすべてを享受できない状況であります。」
市況は4月下旬に底打ちし回復した一方、PCR検査による停泊日数増加、船員交代やリモートドック対応の問題が収束せず、収入機会の減少・コスト増加により回復効果を十分に享受できない状況となっている。外航海運事業は2,293百万円のセグメント損失となった。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって下落しておりましたが、各国の経済活動再開の動きを受け、4月下旬に底を打ち、その後は順調に回復いたしました。」
新型コロナウイルス感染拡大で下落したスモールハンディ船市況が、各国の経済活動再開を受けて4月下旬に底打ちし、その後回復した。ただし、外航海運事業のセグメント損失は1,171百万円で、採算回復は途上にある。 - FY2020悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船市況は、2020年1月から開始した燃料油環境規制に備え、操船や市況に混乱を来たす場面があり、2019年9月以降軟調に推移致しました。また年度終盤に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、海運市況はさらに下落しました。」
SOx規制対応前の混乱に加え、新型コロナウイルス感染症拡大により海運市況がさらに下落したと記載され、従来の軟調な市況認識からリスクが深刻化している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、大型船の市況回復の影響を受け上昇する局面がありましたが、9月以降は下落基調になり、また、当第3四半期末にかけてSOx(硫黄酸化物)規制強化前の混乱により市況の軟化傾向が強まりました。」
大型船市況の回復を受けた上昇局面から、9月以降の下落基調へ転じ、SOx規制強化前の混乱によって市況の軟化がさらに強まった。 - FY2020-Q2市況に上昇局面も外航海運損失は拡大有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、米中貿易摩擦の市況心理への影響がありましたが、大型船の市況回復の影響を受け8月以降上昇する局面がありました。」
米中貿易摩擦の影響が残る一方、8月以降には大型船市況の回復を受けて上昇局面が発生した。ただし、外航海運事業のセグメント損失は855百万円で、前年同期から28百万円悪化している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、米中貿易摩擦の市況心理への影響等があり、軟調に推移いたしました。」
スモールハンディ船市況は米中貿易摩擦の影響を受けて軟調に推移しており、前四半期に示された市況の弱さが継続している。外航海運事業のセグメント損失は306百万円となった。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船市況は緩やかな回復基調にありますが、米中貿易摩擦等の影響もあり、昨年10月以降、軟調に推移しております。」
回復基調を維持している一方、米中貿易摩擦等の影響により前年10月以降は市況が軟調に推移していると記載され、前回までの回復認識から外航海運市況に関するリスクが強まった。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、堅調な荷動きを背景に緩やかな回復基調を維持しています。 このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、スモールハンディ船市況の回復により売上高は前年同期比1,663百万円増収(+31.7%)の6,911百万円、セグメント損益は前年同期から282百万円改善し、827百万円の損失となりました。」
スモールハンディ船市況の緩やかな回復基調を維持している。外航海運事業のセグメント損失は前年同期から282百万円改善したが、827百万円の損失が残っている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、堅調な荷動きを背景に、緩やかな回復基調を維持しています。」
スモールハンディ船市況の緩やかな回復基調が維持されている。外航海運事業のセグメント損失も前年同期比274百万円改善したが、334百万円の損失が残っている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、堅調な荷動きを背景に、回復基調を維持しております。」
スモールハンディ船市況の回復基調を維持していると認識しているが、外航海運事業のセグメント損失は853百万円である。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、前年度第1四半期以降、堅調に推移しており、回復基調を維持しております。」
スモールハンディ船市況の堅調な推移と回復基調が続いていると記載され、前四半期から実質的な認識変更はない。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「外航海運事業における当社の主力であるスモールハンディ船の市況は、前年度第1四半期以降、緩やかながらも堅調な回復基調が続いております。」
スモールハンディ船市況は緩やかながら堅調な回復基調が続いている。ただし、外航海運事業のセグメント損失は1,053百万円であり、採算回復は途上にある。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるドライバルク船市況は、緩やかな荷量の増加があったものの、新造船の竣工による船腹量の増加もあり、市況の回復は小幅に留まりました。」
ドライバルク船市況は前年同期より改善し、外航海運事業のセグメント損失も前年同期比424百万円改善したが、新造船による船腹量増加のため回復は小幅にとどまっている。 - FY2017対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるドライバルク船市況は、歴史的な市況低迷期から徐々に回復してまいりましたが、依然として船腹供給過多の状況が継続しており、本格的な回復には至らず採算を大幅に割り込む水準となりました。」
歴史的な低迷期からの回復は続いたが、船腹供給過多と採算割れはなお継続している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるドライバルク船市況は、歴史的な市況低迷期から徐々に回復してまいりましたが、依然として船腹供給過多の状況が継続しており、本格的な回復には至らず採算を大幅に割り込む水準となりました。11月以降、大西洋において市況が急回復する局面がありましたが、当社船隊は太平洋を主要水域としており、影響は限定的でした。」
歴史的な低迷期からの回復は続き、大西洋では急回復局面もあったが、当社船隊の主要水域である太平洋への影響は限定的で、船腹供給過多と採算割れは継続している。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「外航海運事業におけるドライバルク船市況は、本年2月の歴史的な市況低迷期から徐々に回復してまいりましたが、依然として船腹供給過多の状況が継続しており、採算を大幅に割り込むこととなりました。」
歴史的な市況低迷期からの回復が続いている一方、船腹供給過多と採算割れは継続している。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「ドライバルク船市況は、平成28年2月頃の最悪期を脱したものの、依然として船腹供給過多の状況は解消されておらず、採算を大幅に割り込む水準となりました。」
市況は平成28年2月頃の最悪期を脱した一方、船腹供給過多と採算割れは継続している。外航海運事業は975百万円のセグメント損失となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「ドライバルク船市況は依然として船腹供給過多の状況にあり、さらに中国経済の減速も重なり、平成28年2月にバルチック海運指数が過去最低を記録する等、採算を大幅に割り込む水準となりました。さらに、スポット契約の比重が大きいハンディサイズばら積み船においては、市況との連動性が高いことから、極めて厳しい事業環境が続きました。」
市況低迷が実際に外航海運事業の4,703百万円のセグメント損失として現れている。