コロナ禍による病院・介護施設の消防設備需要停滞リスク
FY2021-Q1に初出。15回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2026-H1。
ポエックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「病院や福祉施設などにおける設備需要が改善傾向を示し、スプリンクラーヘッドの製造販売事業も着実に収益基盤が底上げしてきている」
病院・福祉施設等の設備需要が改善傾向を示し、コロナ禍以降の消防設備需要停滞は緩和方向に変化している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「主力製品であるスプリンクラー消火装置「ナイアス」の販売が、医療・福祉施設等を中心とした設備投資再開の動きを背景に、緩やかに回復基調へと転じつつあります。」
医療・福祉施設等の設備投資再開により、コロナ禍以降の消防設備需要停滞は緩和方向へ変化し、ナイアス販売も回復基調へ転じつつある。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の経済的影響は終息してきている状況でありますが、病院・福祉施設等において、コロナ禍で減退した設備機器需要は持ち直しておりません。」
感染症の経済的影響が終息に向かう一方、病院・福祉施設等の設備機器需要はなお回復していないと説明している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の経済的影響は終息してきている状況でありますが、病院・福祉施設等において、コロナ禍で減退した設備機器需要は依然、持ち直しておりません。この影響を受けて本事業における主な商材である自社製品スプリンクラー消火装置「ナイアス」の販売実績は前年同期から減少した動きとなり、経営成績は低調に推移しました。」
感染症の経済的影響が終息に向かう一方、病院・福祉施設等の設備機器需要は回復せず、ナイアス販売の減少と防災・安全事業のセグメント損失として影響が継続している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「本事業においては、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う、病院・福祉施設等において、コロナ禍で減退した設備機器需要は依然として十分持ち直しておりません。この影響を受けて中心的な商材である自社製品スプリンクラー消火装置「ナイアス」の販売は前年同期から減少した動きとなり、経営成績は低調に推移しました。」
病院・福祉施設等の設備機器需要が十分に回復せず、ナイアス販売が前年同期から減少したことで、防災・安全事業の低調さが続いている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、病院・福祉施設等の防災設備ニーズは徐々に持ち直しの傾向がみえてきました。こうした市場環境にあって、当社は、グループ内で製造販売するスプリンクラー消火装置「ナイアス」を病院や福祉施設をメインターゲットとして拡販しておりますが、コロナ禍において減退した設備機器需要は依然、持ち直しておらず、業績は低調に推移しました。」
感染症の5類移行に伴う需要回復の兆しはあるものの、病院・福祉施設の設備機器需要はなお低調で、リスクの影響が残っている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、病院・福祉施設等の稼働状況も消防設備ニーズも徐々に持ち直しの傾向にありました。」
病院・福祉施設等の消防設備ニーズについて、感染症の5類移行に伴い徐々に持ち直す傾向が記載され、防災・安全事業の売上高・セグメント利益も前年同期比で増加した。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染被害状況は徐々に改善しつつあり、病院等における消防設備の導入がやや活発となり売上高は増加しました。」
新型コロナウイルスによる病院等の消防設備需要の停滞について、感染状況の改善と導入のやや活発化、売上高の増加が示され、影響が一部緩和している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染被害が拡大してきたことで不透明な経営環境にありました。このような環境の下で病院や介護施設における設備投資意欲は依然として低調となっておりましたが、前期からある受注残を消化してきたことで売上高は増加しました。」
病院・介護施設の設備投資意欲の低調さは継続している。一方、前期からの受注残を消化したことで、防災・安全事業の売上高は増加した。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少し需要動向が低調に推移しているなか、病院等施設への対面営業が制約を受けるケースが多くありました。これらの影響を受けたことで、経営成績にも影響しました。」
病院・介護施設向け消防設備需要の低調さと対面営業の制約が続き、防災・安全事業の売上高17.0%減、セグメント利益40.6%減として顕在化している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少し需要動向が低調に推移している上、病院等施設への営業も制約を受けるケースが多くあるなどの影響を受け、その結果、経営成績は低調に推移しました。」
病院・介護施設向け消防設備需要の低調さと営業制約が継続し、防災・安全事業の売上高18.3%減、セグメント利益34.1%減として現れている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少していることを受けて需要が減少し、経営成績は低調に推移しました。」
コロナ禍に伴う病院・介護施設向け消防設備需要の停滞が、補助金額の減少と需要減少、低調な経営成績として続いている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「新規の消防設備工事の受注獲得に向けた営業活動を展開してまいりましたが、病院や介護福祉施設からの消防設備工事に係る需要が低調でありました。このような状況を踏まえて、リモートで営業展開を推進することにより、出張経費の削減等につなげてまいりましたが、収益減少の影響までカバーできず低調な推移となりました。以上の結果、防災・安全事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は350百万円(前年同期比41.6%減)、セグメント利益29百万円(前年同期比21.7%減)となりました。」
病院・介護福祉施設の消防設備需要の低調さが継続し、リモート営業による経費削減でも補えず、防災・安全事業の売上高41.6%減、セグメント利益21.7%減として影響が拡大している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、病院や介護施設においては需要環境が想定以上の低水準で推移し、経費は圧縮できたものの、当社グループが持つ引合い案件におきましては設置時期を延期するものが多数発生し、経営成績は低調に推移しました。」
コロナ禍による病院・介護施設の消防設備需要の停滞が想定以上の低水準となり、設置延期と低調な経営成績として顕在化している。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「コロナ禍において、病院や介護施設の消防設備需要の停滞が懸念されるものの、主要得意先からの受注は前年同期並みで推移しました。」
新型コロナウイルス感染拡大により、病院・介護施設向け消防設備需要が停滞する可能性を新たな事業リスクとして記載している。一方、当四半期の主要得意先からの受注は前年同期並みだった。