スプリンクラー補助金の変更・廃止によるナイアス需要変動
FY2018に初出。10回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2023。
ポエックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2023顕在化有価証券報告書
「コロナ禍において減退した設備機器需要は依然、持ち直しておらず、業績は低調に推移しました。」
病院・福祉施設向け設備需要の低迷が続き、防災・安全事業の売上高は前期比11.0%増となったものの、セグメント利益は25.6%減となった。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少し需要動向が低調に推移しているなか、病院等施設への対面営業が制約を受けるケースが多くありました。」
スプリンクラー設置補助金額の減少により需要が低調となり、対面営業の制約も加わって防災・安全事業の売上高・利益減少として影響が続いている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少し需要動向が低調に推移している上、病院等施設への営業も制約を受けるケースが多くあるなどの影響を受け、その結果、経営成績は低調に推移しました。」
スプリンクラー設置補助金額の減少と営業制約が需要低調および防災・安全事業の低調な経営成績として続いている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「コロナ禍において、テレビ会議システムを営業に活用するなど対応を図ってきましたが、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備の設置に係る補助金額が減少していることを受けて需要が減少し、経営成績は低調に推移しました。」
スプリンクラー設置補助金額の減少が需要減少と防災・安全事業の低調な経営成績として引き続き顕在化している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「防災・安全事業においては、第2四半期では主力のスプリンクラー消火装置「ナイアス」の納期延期が複数発生したことや、有床診療所向けスプリンクラー消火装置の設置補助金枠が今年度は想定以上に低水準であったことなどから、経営成績は低調な推移となりました。」
補助金枠が想定以上に低水準となった影響が引き続き実績に現れた。一方、その後は新規開拓営業により受注が改善し、第3四半期累計の業績は前年同期並みまで回復したと説明している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「防災・安全事業においては、主力のスプリンクラー消火装置ナイアスに係る工期が第3四半期以降にまたがるものがあったことや、有床診療所向けスプリンクラー消火装置の設置補助金枠が今年度は想定以上に低水準であったことなどから、経営成績は低調な推移となりました。」
有床診療所向け補助金枠が今年度は想定以上に低水準となり、ナイアスを含む防災・安全事業の経営成績の低調さとして現れている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、当第3四半期連結累計期間においては、有床診療所向けナイアスの受注案件の補助金採択状況が低調に推移した結果、経営成績も低調に推移しました。」
補助金採択状況の低調さが実際にナイアスの経営成績の低調さにつながったと説明している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「前年同期において旺盛な需要を獲得し売上高が順調に推移した反動を受け売上高が減少しました。」
補助金関連需要の反動によるナイアス売上の減少が当四半期にも実績として現れている。一方、関東・関西では大型案件の受注・引合いが増加している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「有床診療所向けスプリンクラー設備の設置補助金需要が前期首と比較して当期首でやや減少していました。」
補助金に依存するナイアス需要の変動が実際に発生し、前年同期比で防災・安全事業の売上高・利益が減少したと説明されている。一方、追加補正予算の決定と受注好調も併記されている。 - FY2018初出有価証券報告書
「当該補助金の採択漏れによる売上計上時期のズレや、失注が発生するリスクがあります。また、当該補助金制度の変更、あるいは廃止により顧客の購買意欲が減退した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
補助金の採択漏れ・制度変更・廃止による売上時期のずれ、失注、購買意欲減退をナイアスの需要リスクとして開示している。