ウクライナ情勢・急激な円安等による景気先行きの不透明化
FY2022-Q2に初出。11回の記載のうち6回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
メンタルヘルステクノロジーズがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。47社中22社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「こうした状況の中、中東情勢の当社グループの顧客層への影響につきましては、メンタルヘルスソリューション事業の顧客の一部に事業場の統廃合や従業員数の減少による解約が見られたものの、現時点では限定的なものに留まっております。」
中東情勢を含む景況悪化の影響について、顧客の一部で事業場統廃合・従業員数減少による解約が実際に発生したと記載している。一方、影響は限定的としている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国は、トランプ米大統領による高関税政策に不確定要因が残ったものの、猛暑によって家電製品や日用品等への特需が生じたことや、好調な建設需要やデジタル投資の拡大により、景況感は年の半ばから次第に改善しました。」
高関税政策による不確実性と、建設需要・デジタル投資による景況感改善を併記している。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間における我が国経済は、インバウンド需要の好調さはあるものの、食料品等の物価上昇による家計の節約志向や、金利・原材料価格上昇で企業の業績が低迷していることなどから下振れ傾向が続いております。加えて、中東情勢の緊迫化やトランプ米大統領による高関税政策の影響で、先行き不透明感が増している状況であります。」
景気の不透明要因が、食料品等の物価上昇、家計の節約志向、金利・原材料価格上昇、中東情勢、高関税政策へ整理・拡大されている。 - FY2024-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動が正常化に向かう一方、資源価格や原材料価格の高騰、円安による物価上昇が節約志向を高めていることなどで個人消費は低調に推移しました。今後の景気は緩やかな回復基調が見込まれていますが、国内外の見通しは依然として先行き不透明な状況が続いております。」
景気の不透明要因が、経済活動正常化と併記されつつ、資源・原材料価格の高騰、円安による物価上昇、消費者の節約志向へ整理されている。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、元日に発生した能登半島地震や、一部自動車メーカーの認証不正問題による生産・出荷停止の悪影響があったものの、好調な観光産業やインバウンド消費などによって3月には景気の上向き傾向が見られました。」
景気の下押し要因として能登半島地震や自動車メーカーの認証不正問題が記載される一方、観光産業・インバウンド消費による景気の上向き傾向も併記された。 - FY2023再定義有価証券報告書
「円安進行、中国経済の減速、東欧や中東の地政学リスクの高まり等の下押し要因により、全体としては不透明感のぬぐえない状況となりました。」
景気の不透明要因の記載が、従前の金融引き締めや物価高等から、円安、中国経済の減速、東欧・中東の地政学リスクへ広がっている。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、エネルギーなどコスト負担増加や、消費者の節約志向の高まりに加え、海外、特に中国経済の減速等などの下押し要因もありましたが、コロナ後のイベント再開や観光等のインバウンド需要の増加等により、全体としては景況感の改善が見られました。」
景気先行きの不透明さ・下押し要因について、従前のウクライナ情勢や金融引き締め等から、エネルギーなどのコスト負担増加、消費者の節約志向、中国経済の減速等へ記載要因が置き換わっている。一方、イベント再開やインバウンド需要増加による景況感の改善も併記している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「昨年から続く各国中銀による金融引き締めの長期化を受けた海外経済の不透明感はあるものの、円安による外国人観光客の増加や、新型コロナウイルスが5月に5類へ移行したことを受けた大型連休での国内旅行の増加により、景況感の改善が見られました。」
各国中央銀行による金融引き締めの長期化と海外経済の不透明感を引き続き記載している。一方、外国人観光客の増加や国内旅行の増加による景況感の改善も併記している。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「昨年末の入国制限の緩和による外国人観光客の増加や3月のマスク着用制限緩和で人流が増加したため、消費活動が活発化したものの、昨年から続く世界的な物価高や各国中銀による金融引き締めの長期化の影響をうけ不透明な状況が続いております。」
景気先行きの不透明さを生じさせる要因の記載が、従前のウクライナ情勢・急激な円安等から、世界的な物価高や各国中銀による金融引き締めの長期化へと置き換わっている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「その一方、ウクライナ情勢の緊迫化や急激な円安による資源及び原材料価格の高騰等により、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。」
ウクライナ情勢、急激な円安、資源・原材料価格の高騰による景気先行きの不透明さを再掲している。 - FY2022-Q2初出有価証券報告書
「その一方、ウクライナ情勢の緊迫化や急激な円安による資源及び原材料価格の高騰等により、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。」
ウクライナ情勢、急激な円安、資源・原材料価格の高騰を、景気の先行きを不透明にする外部環境として初めて記載している。