為替変動リスク
FY2016に初出。7回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。159社中71社が悪化側に。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「国際線貨物では、米国の関税政策により中国発北米向け三国間貨物の需要が伸び悩む中、アジア発北米向け貨物の取り込みを強化したこと等から、輸送重量は前年同期を上回りましたが、為替の影響に加え、自動車関連やEコマースの需要が減退したこと等により、収入は前年同期を下回りました。」
為替の影響が国際線貨物収入の前年同期比減少要因として実績化した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループの事業は、為替・原油価格・金利といった市況の変動に大きな影響を受けます。」
為替、原油価格、金利の市況変動が事業に大きな影響を及ぼすリスクとして、主要リスクの一つに整理された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「為替相場変動による収支への影響を緩和するため、同種通貨間においては収入で得た外貨を可能な限り外貨建て支出に充当しつつ、航空機及び航空機燃料の調達に必要な外貨の一部については、円貨換算ベースでの支払額の平準化ならびに抑制を図ることを目的として先物為替予約及び通貨オプション取引を活用しております。」
外貨収支の構造的リスクに対し、外貨充当、先物為替予約、通貨オプションによる対応を継続している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「事業規模を拡大させた国際線を中心に需要が好調に推移したが、燃油市況の下落に伴う燃油特別付加運賃収入が減少した他、円高に伴う外貨建て収入の円換算額が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ259億円減少し、1兆7,652億円となった。」
円高による外貨建て収入の円換算額減少が、通期売上高の減少要因として実績化した。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「国際線旅客は、旅客数は前年同期を上回った。一方、円高の影響による外貨建て収入の減少や、燃油価格の下落に伴う燃油特別付加運賃収入の減少等により、収入は前年同期を下回った。」
円高による外貨建て収入の減少が国際線旅客収入の前年同期割れとして現れた。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「円高基調の継続並びに中国発を中心とした需給環境の悪化に伴う単価の下落や、代理店向けの「国際貨物販売手数料」を廃止し、収入と費用を相殺したこと等の影響により、収入は前年同期を下回った。」
円高基調が国際線貨物収入の減少要因として実際の業績に現れた。また、為替差損も28億75百万円計上された。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、外貨収入よりも外貨支出の方が多く、円安になった場合には収支に与える影響は少なくない。」
外貨支出超過の構造を背景に、円安・円高双方の影響を記載している。