長期契約による安定利益の積み上げと市況エクスポージャー縮減
FY2016に初出。31回の記載のうち19回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018-Q1。直近の記載はFY2026。
商船三井がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。7社中1社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに0社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「従来の市況享受型、安定収益型に、それぞれの特徴を併せ持つハイブリッド型の区分を新たに加え、市況サイクルが異なる事業ポートフォリオによる分散効果を目指す。」
市況エクスポージャー縮減と安定収益の二分法から、市況享受型・安定収益型に加えてハイブリッド型を含む分散ポートフォリオへ整理した。 - FY2026-H1タンカー減益・LNGエタン船増益有価証券報告書
「このような事業環境下、タンカー事業全体としても前年同期比で減益となりました。/LNG・エタン船事業は既存プロジェクトのリファイナンスに伴う一過性の営業外収益等により前年同期比で増益となりました。また、既存プロジェクトの長期貸船契約の継続に伴い、引き続き安定利益を確保しました。」
タンカー事業は前年同期比で減益となった一方、LNG・エタン船事業は一過性収益と長期貸船契約の継続により増益・安定利益確保となった。 - FY2025-H1タンカー増益・LNG船減益有価証券報告書
「このような市況環境の中、安定的な長期契約の履行、コスト削減に努めた結果、タンカー事業全体では前年同期比で増益となりました。/LNG船事業は、既存の長期貸船契約や新造船竣工に伴い引き続き安定収益が積み上がっておりますが、管理船の入渠等による一時的な費用増のため、前年同期比で減益となりました。」
タンカー事業は長期契約の履行とコスト削減により増益となった一方、LNG船事業は安定収益を積み上げたものの、管理船の入渠等による一時費用で減益となった。 - FY2024-Q3タンカー・FPSO増益、LNG横ばい・FSRU減益有価証券報告書
「このような市況環境の中、安定的な長期契約の履行、コスト削減に努めた結果、タンカー事業全体では前年同期比で増益となりました。/FPSO事業は、既存の長期貸船契約により引き続き安定的な利益を確保する中、新規貸船契約の開始も寄与し、前年同期比で増益となりました。/LNG船事業は、一部の長期契約が満了し、新規契約の獲得もあったものの、前年並みの損益に留まりました。FSRU事業は、一部契約の終了及び貸船開始があり、前年同期比では減益となりました。」
長期契約を基盤とするタンカー・FPSO事業は増益となった一方、LNG船は契約満了の影響で前年並み、FSRUは契約終了等により減益となった。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「このような市況環境の中、安定的な長期契約の履行、コスト削減に努めた結果、タンカー事業全体では前年同期比で増益となりました。/LNG船事業は、既存の長期貸船契約により引き続き安定的な利益を確保しました。一部長期契約の満了がありましたが、新規契約の獲得などもあり、前年同期比で増益となりました。FSRU事業においても、一部契約の終了があった一方で新規契約の開始があり、前年同期比で損益は横ばいとなりました。」
長期契約を基盤とする安定利益の確保を継続しつつ、LNG船では一部契約満了を新規契約獲得で補い、FSRUでも新規契約を開始した。 - FY2023再定義有価証券報告書
「貨物構成の変化に対応しつつ市況エクスポージャーを戦略的に取って、好況時には高リターンを獲得する。/今後の需要増を見据えLNG船の中短期契約向け船隊を整備、一定の範囲内で市況リスクテイクを進める。」
従来の市況エクスポージャー縮減を一律に進める整理から、ドライバルクやLNGで一定範囲の市況リスクを戦略的に取る方針へ再整理した。 - FY2023-Q2タンカー増益・LNG減益有価証券報告書
「このような市況環境の中、安定的な長期契約の履行に加えて、コスト削減に努めた結果、タンカー事業全体では前年同期比で増益となりました。/LNG船事業においては既存の長期貸船契約により引き続き安定的な利益を確保する中、一部長期契約満了の影響もあり、前年同期比で減益となりました。」
タンカー事業では長期契約の履行とコスト削減により増益となった一方、LNG船事業では長期契約を基盤に安定利益を確保しつつ、一部契約満了により減益となった。 - FY2023-Q1前進有価証券報告書
「FPSO事業において、既存の長期貸船契約により引き続き安定的な利益を確保する中、新規プロジェクトの稼動も寄与し、前年同期比で増益となりました。/LNG船事業においては、既存の長期貸船契約により引き続き安定的な利益を確保し、前年同期比でほぼ横ばいの損益となりました。FSRU事業においては既存船が新規短期契約締結に伴い追加稼働し、前年同期比で増益となりました。」
長期貸船契約を基盤とするFPSO・LNG船の安定利益に加え、FPSOの新規プロジェクト稼働とFSRU既存船の新規短期契約による追加稼働を示した。 - FY2022前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、新たに竣工したLNG船1隻及びLNG燃料供給船1隻を含めて、既存の長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保し、前期比で増益となりました。」
LNG船1隻とLNG燃料供給船1隻が新たに竣工し、長期貸船契約を主体とする安定利益と増益につながった。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、LNG燃料供給船1隻が新たに竣工し、長期契約に投入されました。部門全体としても既存の長期貸船契約を主体に引き続き安定的な利益を確保しました。」
LNG燃料供給船1隻が竣工し長期契約に投入された。既存の長期貸船契約を主体に安定利益も確保した。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「LNG船部門では、当社持分法適用会社において新たに1隻が稼働を開始し、既存の長期貸船契約を主体に引き続き安定的な利益を確保しました。」
持分法適用会社でLNG船1隻が新たに稼働を開始し、長期貸船契約を基盤に安定利益を確保した。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「このような市況環境下において安定的な長期契約の履行、コスト削減に努めましたが、油送船部門全体では前年同期比で減益となりました。」
油送船部門で安定的な長期契約の履行とコスト削減を継続したが、厳しい市況を受けて前年同期比で減益となった。 - FY2021前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、新たにLNG船4隻及びLNG燃料供給船1隻の契約が開始した他、既存の長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保し、前年同期比で増益となりました。」
長期貸船契約を基盤とするLNG船事業で、LNG船4隻とLNG燃料供給船1隻の契約開始を示し、安定利益と増益を確認した。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「安定的な長期契約の履行に加え、市況の歴史的高値をとらえて有利契約を獲得したこと等により、油送船部門全体としては前年同期比で大幅な増益となり、黒字を計上しました。」
油送船部門で長期契約の履行に加え、市況高値を捉えた有利契約の獲得が行われ、前年同期比で大幅増益となり黒字を計上した。 - FY2021-Q2前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、当社が初めて保有する世界最大級の LNG 燃料供給船1隻及びロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け在来LNG船3番船の契約が開始した他、既存の長期貸船契約を主体に安定的に黒字を計上しました。」
LNG船部門で、世界最大級のLNG燃料供給船1隻およびヤマルLNGプロジェクト向け在来LNG船3番船の契約が開始し、長期貸船契約を基盤に黒字を計上した。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「このような市況環境下において、長期契約の安定的な履行や確実な契約延長の実施に努めた結果、前年同期比で損益が大幅に改善しました。」
油送船事業で長期契約の履行と契約延長を継続し、前年同期比で損益が大幅に改善した。 - FY2020前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、新規に竣工した8隻を含め長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保し、前年同期比で増益となりました。」
長期貸船契約を基盤とするLNG船事業で、新規竣工8隻を含む安定利益と増益を確認した。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、新たに竣工した7隻を含め長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保し業績は堅調に推移、利益を積み上げ前年同期比で増益となりました。」
LNG船部門では新規竣工船7隻を含む長期貸船契約を主体とした運航により、安定利益を確保し前年同期比で増益となった。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、新規に竣工した1隻を含め長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保し、業績は堅調に推移しました。」
新規竣工船1隻を含む長期貸船契約を主体とした運航により、LNG船部門が安定利益を確保した。 - FY2019前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、新規に竣工した7隻を含め長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保し、前期比で増益となりました。」
長期貸船契約を基盤とするLNG船事業で新規竣工7隻を含む安定利益を確保し、海洋事業でもFPSO1隻が新規稼働した。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「LNG船部門は、新規に竣工した4隻を含め中長期貸船契約を主体に安定的な利益を確保しました。海洋事業部門においても、FPSO・サブシー支援船等の既存プロジェクトが順調に稼働し、安定的に利益を計上しました。」
LNG船部門では新規竣工船4隻を含む中長期貸船契約により安定利益を確保し、海洋事業ではFPSO・サブシー支援船等の既存プロジェクトが順調に稼働した。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「LNG船部門は、既存の長期契約船に加え、欧州顧客向け新造船が新たに竣工したこともあり、業績は堅調に推移しました。海洋事業部門においても、6月に新規稼働した案件を含め既存プロジェクトが順調に稼働し、安定的に利益を計上しました。」
長期契約を基盤とするLNG船事業で欧州顧客向け新造船が竣工し、海洋事業では6月の新規稼働案件を含む既存プロジェクトが順調に稼働した。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「LNG船部門は、既存の長期契約船に加え、中国向けLNG輸送プロジェクト6隻の最終船が新たに竣工したこともあり、業績は堅調に推移しました。」
長期契約を基盤とするLNG船事業で、中国向けLNG輸送プロジェクト6隻の最終船が竣工し、安定収益基盤の具体的な進展が示された。 - FY2018前進有価証券報告書
「LNG船部門は、長期契約からの安定的な収益を享受し黒字を確保しました。期中には、世界初の砕氷LNG船プロジェクト向け第1船を含む5隻が竣工しました。海洋事業部門においても、既存プロジェクトに加えFPSO 1隻、FSRU 1隻の期中稼働があり、前期に続き安定的に黒字を計上しました。」
長期契約を基盤とするLNG船の安定収益に加え、LNG船5隻、FPSO1隻、FSRU1隻の竣工・稼働が示され、LNG・海洋事業の安定利益が継続した。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「このような市況環境下において、油送船部門は、長期契約の安定的な履行に加え、プール運航による運航効率の改善やコスト削減にも継続して努め、当第3四半期連結累計期間においても黒字を計上しました。」
油送船で長期契約とプール運航を通じた安定収益・効率改善を継続し、黒字を計上した。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「LNG船部門においては、中長期契約の下での運航を主としており、短期市況の低迷にも拘らず、新規に竣工した3隻を含めて第2四半期連結累計期間においても安定した利益を計上しました。海洋事業においてもFPSO1基が新規稼働し、サブシー支援船の収益も順調に寄与しており、安定的に利益を計上しました。」
LNG船では新規竣工船3隻を含む中長期契約運航で安定利益を計上し、海洋事業ではFPSO1基が新規稼働した。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「LNG船市況は、マーケットの船腹過剰が解消せず総じて低調に推移しましたが、LNG船部門は期中の新規稼働船2隻も含め長期契約による安定収益を引き続き確保し、前年同期比で増益となりました。」
市況低迷下でも、新規稼働船2隻を含む長期契約から安定収益を確保し、LNG船部門が前年同期比で増益となった。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「このような市況環境下において油送船部門は、長期契約の安定的な履行に加え、プール運航による運航効率の改善やコスト削減にも継続して努めた結果、前年同期比で減益となったものの、当第3四半期連結累計期間において黒字を計上しました。LNG船部門は、既存長期契約からの安定収益を引き続き確保する中、新規プロジェクトの稼働開始もあり、前年同期比で増益となりました。」
油送船・LNG船で長期契約を安定収益の基盤とする方針を継続している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「このような市況環境下において油送船部門は、長期契約の安定的な履行に加え、プール運航による運航効率の改善やコスト削減にも継続して努めた結果、前年同期比で減益となったものの、当第2四半期連結累計期間において黒字を計上しました。LNG船部門では長期契約による安定収益を引き続き確保し、前年同期比で増益となりました。また、海洋事業も長期契約の積み上げにより前年同期比で増益となりました。」
油送船、LNG船、海洋事業で長期契約を安定収益の基盤とする方針を継続している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「このような市況環境下において油送船部門は、長期契約の安定的な履行に加え、プール運航による運航効率の改善やコスト削減にも継続して努めた結果、前年同期比で減益となったものの、当第1四半期連結累計期間において黒字を計上しました。LNG船部門では長期輸送契約による安定収益を引き続き確保し、前年同期比で増益となりました。また、海洋事業も長期契約の積み上げにより前年同期比で増益となりました。」
油送船、LNG船、海洋事業で長期契約を収益の安定化に活用する方針を継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「SF2020では長期契約に基づく安定利益を積み上げる一方、市況のエクスポージャー(傭船マーケットでのフリー運航ビジネス)の縮減を図ってきました。」
長期契約を安定収益の源泉とし、フリー運航による市況感応度を下げる方向を示している。