中国経済減速による国際事業の低調
FY2016に初出。22回の記載のうち12回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017。直近の記載はFY2024-Q3。
福山通運がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、海上コンテナ不足を起因とした国際物流の混乱が正常化したことに伴い、高騰していた海上運賃も下落傾向となり低調に推移いたしました。以上の結果、売上高は80億70百万円(前年同四半期比18.2%減)、営業利益は2億88百万円(前年同四半期比44.8%減)となりました。」
国際物流の正常化に伴う海上運賃下落により国際事業が低調に推移し、減収減益となった実際の影響を記載している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、コンテナ不足を起因とした国際物流の混乱が正常化したことに伴い、高騰していた海上運賃も下落傾向となり低調に推移いたしました。」
国際物流の正常化に伴う海上運賃下落により、国際事業が低調に推移したことを記載している。 - FY2023対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、通関取扱件数は低調に推移いたしましたが、海上コンテナ取扱量の増加と上期までの海上運賃の高騰により増収となりました。」
通関取扱件数の低調さは残るものの、海上コンテナ取扱量の増加等により国際事業は増収増益となり、従来の国際事業低調リスクは緩和している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「海上運賃の高騰はピークを過ぎたものの、依然として高い水準にあり、海上コンテナ取扱本数の増加、海外でのトラック輸送の需要拡大などにより、順調に推移いたしました。」
海上運賃高騰は継続しているものの、コンテナ取扱本数増加と海外トラック輸送需要拡大により、国際事業低調リスクは緩和している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、中国・上海のロックダウンなど業績の下押し要因はあったものの、海上コンテナ取扱本数の増加、海上運賃の高止まりや海外でのトラック輸送における需要拡大などにより順調に推移いたしました。」
上海のロックダウンによる下押し要因が発生している一方、取扱本数増加と海外トラック輸送需要の拡大により国際事業は増収増益となり、従来の国際事業低調リスクは緩和している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、海上輸送は逼迫した状態が継続しておりますが、8月以降は取扱いも前年を上回り推移いたしました。また、海外でのトラック輸送におきましては、旺盛な需要は継続しており順調に推移いたしました。」
海上輸送の逼迫は継続しているものの、取扱いが前年を上回り、海外トラック輸送も順調に推移したことで、国際事業低調リスクは緩和している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「海上輸送の混乱はあったものの通関事業及びフォワーディング事業における取扱いは回復傾向にあり、海外でのトラック配送需要の拡大により国際運送事業は好調に推移いたしました。」
中国・東南アジア関連を含む国際事業について、通関・フォワーディングの取扱いが回復傾向となり、国際運送事業も好調に推移したと記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「国際事業におきましては、海上輸送の混乱に伴う海上運賃の高騰や特定荷主の輸入件数の増加によりフォワーディング事業及び通関事業は増収となりましたが、クロスボーダートラック輸送を行っているエリアでのロックダウンの影響もあり国際運送事業については低調に推移し減収となりました。」
従来回復していた国際事業について、ロックダウンの影響で国際運送事業が低調となり、国際事業全体の減収減益が発生した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「主要顧客の輸入取扱物量の増加に伴い、通関事業の取扱い件数は増加しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた海外での運送事業は大幅に減少いたしました。以上の結果、売上高は37億23百万円(前年同四半期比14.9%減)、営業利益は1億26百万円(前年同四半期比49.0%減)となりました。」
通関事業の増加では補えず、海外運送事業の大幅減少と国際事業の減収減益が実際に発生したと記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、主要顧客の輸入取扱物量の増加に伴い、通関事業の取扱い件数は増加しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたクロスボーダートラック輸送の取扱いは大幅に減少しました。以上の結果、売上高は19億70百万円(前年同四半期比10.7%減)、営業利益は78百万円(前年同四半期比36.4%減)となりました。」
従来の国際事業低調リスクについて、COVID-19の影響によるクロスボーダートラック輸送の大幅減少と、国際事業の減収減益が実際に発生したと記載している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、中国・東南アジアからのフォワーディング事業及び通関事業の取扱い件数やASEAN域内でのクロスボーダートラック輸送の取扱いも減少し、全体的に低調に推移いたしました。以上の結果、売上高は64億6百万円(前年同四半期比6.3%減)、営業利益は3億42百万円(前年同四半期比27.7%減)となりました。」
中国・東南アジア関連のフォワーディング・通関事業に加え、ASEAN域内のクロスボーダートラック輸送でも取扱い減少が発生し、国際事業は減収減益となった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、ASEAN域内でのクロスボーダートラック輸送は順調に推移いたしましたが、米中貿易摩擦の影響もあり中国・東南アジアからのフォワーディング事業及び通関事業の取扱い件数が鈍化し低調に推移いたしました。以上の結果、売上高は 43億73百万円(前年同四半期比1.8%減)、営業利益は2億47百万円(前年同四半期比14.3%減)となりました。」
米中貿易摩擦の影響により、中国・東南アジア関連のフォワーディング・通関事業の取扱い件数が鈍化し、国際事業は減収減益となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、ASEAN域内でのクロスボーダートラック輸送は順調に推移いたしましたが、中国・東南アジアからのフォワーディング事業及び通関事業は取扱い件数が鈍化し低調に推移いたしました。以上の結果、売上高は22億5百万円(前年同四半期比0.5%減)、営業利益は1億23百万円(前年同四半期比19.0%減)となりました。」
中国・東南アジア関連のフォワーディング・通関事業で取扱い件数の鈍化と低調な推移が実際に発生し、国際事業は減収減益となった。一方、ASEAN域内のクロスボーダー輸送は順調と記載している。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「また、中国・東南アジアからの輸入貨物取扱量が堅調であったことにより、通関事業も好調に推移いたしました。以上の結果、売上高は68億38百万円(前年同四半期比12.6%増)、営業利益は4億73百万円(前年同四半期比21.2%増)となりました。」
中国・東南アジア関連の輸入貨物取扱量と通関事業が堅調で、従来の国際事業低調リスクの緩和状態が続いている。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、中国・東南アジア発、日本着の輸入貨物取扱量が堅調であったことにより通関事業が好調に推移いたしました。」
中国・東南アジア関連の国際事業について、輸入貨物取扱量の堅調さと通関事業の好調を記載しており、従来の低調リスクの緩和状態が続いている。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「中国・東南アジアを中心としたフォワーディング事業及び通関事業が順調に推移いたしました。」
中国・アジア関連の経済減速を背景とした従来の国際事業低調リスクについて、関連事業が順調に推移したと記載している。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「また、中国・東南アジア諸国からの輸入貨物取扱量が堅調であったことにより通関事業も好調に推移いたしました。」
中国・東南アジア関連の国際事業について、輸入貨物取扱量の堅調さと通関事業の好調を記載し、従来の低調リスクの緩和を示している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、通関事業が好調に推移し、加えてASEAN域内での輸送ルートの拡充により、売上げは大きく増加いたしました。以上の結果、売上高は39億65百万円(前年同四半期比36.9%増)、営業利益は2億60百万円(前年同四半期比108.5%増)となりました。」
国際事業は通関事業の好調とASEAN域内ルート拡充により増収増益となり、従来の国際事業低調リスクの緩和を示している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、中国・東南アジアからのフォワーディング事業や通関事業が好調に推移いたしました。」
中国・東南アジアの経済環境に関連して低調だった国際事業について、フォワーディング・通関事業が好調に推移したと記載している。 - FY2017対処有価証券報告書
「国際事業におきましては、東南アジア・中国からの複合一貫輸送の拡大に努めた結果、フォワーディング事業及び通関事業は回復してまいりました」
中国・アジア新興国の経済減速による国際事業の低調について、フォワーディング事業・通関事業が回復したと記載している。一方で価格競争は継続している。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「国際事業におきましては、中国をはじめとするアジア新興国の経済減速の影響を受け、誠に厳しい事態が続いております。以上の結果、売上高は13億51百万円(前年同四半期比11.8%減)、営業利益は47百万円(前年同四半期比59.3%減)となりました。」
アジア新興国の経済減速による厳しい状況が継続し、国際事業の売上高と営業利益が前年同期比で減少している。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「国際事業におきましては、中国経済減速の影響を受け非常に厳しい状況のなか、新規顧客の開拓に努め、フォワーディング事業では小口混載部門に注力し、通関事業では取扱い件数の拡大に努めてまいりましたが両部門とも低調な運びとなりました。以上の結果、売上高は59億30百万円(前期比4.5%減)、営業利益は4億67百万円(前期比11.7%減)となりました。」
中国経済減速の影響を受けた厳しい状況と、国際事業の売上高・営業利益の減少を実績として記載している。