人手不足・乗務員不足による事業継続と輸送力への影響
FY2018に初出。11回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2026。
京福電気鉄道がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「貸切バス部門を中心に、運転士不足による受注抑制の影響が続きました。」
運転士不足が貸切バス部門の受注抑制として引き続き事業に影響した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「なお、京福バス㈱は運転士不足への対応策として、関係行政等と連携の上、一部路線の廃止や減便を伴うダイヤ改正を2024年10月1日に実施しました。」
運転士不足への対応が、一部路線の廃止・減便を伴うダイヤ改正の実施に至った。人手不足が輸送力・路線維持へ具体的に影響している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「貸切バスは京都地区・福井地区とも、運転士不足による受注抑制などの影響が続きました。」
乗務員不足が、貸切バスにおける受注抑制という具体的な事業影響として継続した。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
乗務員不足・人手不足に関する既記載リスクについて、新規発生・重要な変更はないとした。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「このような状況のもと、当社グループでは、インバウンド需要が引き続き堅調に推移するものの、課題であるバス・タクシーの慢性的な乗務員不足への対応は依然、厳しい状況にあります。」
バス・タクシーの乗務員不足が慢性的で、対応が依然として厳しい状況にあると再確認した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「京福バス㈱では、路線バスで、深刻化する運転士の要員不足への対応と収支改善のための効率化を実施しました。」
運転士不足は引き続き「深刻化」と記載され、路線見直し・タクシー移管等の対応を継続した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「京福バス㈱では、JR福井駅西口バスターミナルの供用を開始して以降、路線バスが増収傾向で推移していますが、深刻化する運転士の要員不足への対応と収支改善のための効率化を2018年4月と10月に実施しました。」
運転士の要員不足を「深刻化する」と表現し、従来から不足リスクが悪化したことを記載した。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「このような状況のもと、当社グループでは、バス・タクシーの運転要員の不足が続くなか、運輸、不動産、レジャー・サービスの各事業にわたり、安定的な収益確保のための基盤づくりと積極的な営業活動による業績の向上に努めました。」
バス・タクシーの運転要員不足が引き続き存在すると記載した。路線の減便・乗合タクシー移行など、不足への対応も継続している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「乗務員を確保できず事業継続が困難であったことに加え、JR京都駅に隣接し好立地にある本社跡地の有効利用も視野に入れ、京都バスタクシー㈱を2017年3月に会社清算したこともあり、11,446百万円(前期比219百万円、1.9%減)となりました。」
乗務員不足が京都バスタクシーの事業継続困難・会社清算として実際に現れ、京都バスや京福バスでも要員不足への対応が課題として示された。