近郊区間の複々線化工事と輸送力増強
FY2016に初出。11回の記載のうち10回が「前進」で、最初の「前進」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに3社。
- FY2026前進有価証券報告書
「列車運行の安全性を一層高めるため、高架橋の耐震補強工事や喜多見駅をはじめとした5駅のホームドア整備等を実施したほか、車内防犯カメラについて、計画された全車両への設置を完了しました。」
高架橋の耐震補強、5駅のホームドア整備、計画された全車両への車内防犯カメラ設置完了が記載されている。 - FY2024前進有価証券報告書
「町田駅および本厚木駅(3、4番ホーム)にホームドアを設置したほか、大規模地震による被害を抑制すべく、町田駅~相模大野駅間等の橋梁での耐震補強工事を実施しました。また、通勤車両16編成および特急車両4編成に車内防犯カメラを設置しました。」
ホームドア、橋梁耐震補強、車内防犯カメラの設置が具体的な輸送・安全基盤の進捗として記載されている。 - FY2023前進有価証券報告書
「通勤車両5000形3編成を増備したほか、通勤車両3000形について、環境面に配慮したリニューアルを実施し、2編成が営業運転を開始するなど、輸送サービスの向上を図りました。」
5000形3編成の増備、3000形2編成の営業運転開始、本厚木駅のホームドア設置、橋梁の耐震補強など、輸送・安全基盤の具体的な進捗を記載している。 - FY2022前進有価証券報告書
「鉄道事業では、輸送面において、本年3月、平日の朝方ラッシュ時間帯における着席ニーズの高まりを捉えた特急ロマンスカーの増発、運行定時性の向上や車両運用の効率化を目的とした江ノ島線の運行形態変更等、お客さまのご利用動向の変化を踏まえたダイヤ変更を実施しました。また、通勤車両5000形4編成を増備したほか、通勤車両1000形のリニューアルを引き続き実施するなど、輸送サービスの向上を図りました。」
特急ロマンスカーの増発、江ノ島線の運行形態変更、5000形4編成の増備など、輸送サービスの具体的な進捗が記載されている。 - FY2020前進有価証券報告書
「列車運行の安全性を一層高めるため、新たに代々木上原駅(1、4番ホーム)、東北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅でホームドアの使用を開始したほか、大規模地震や土砂崩壊等による被害を抑制すべく、新百合ヶ丘駅~柿生駅間のトンネル等での耐震補強工事や、愛甲石田駅~伊勢原駅間等での法面改修工事を実施しました。」
ホームドアの使用開始、耐震補強、法面改修など、安全・輸送基盤の具体的な進捗が記載されている。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「運輸業では、当社の鉄道事業において、複々線化効果等により定期・定期外ともに輸送人員が増加しました。以上の結果、営業収益は45,660百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は、当社の鉄道事業において減価償却費等の費用が増加したことから、9,767百万円(同2.7%減)となりました。」
複々線化後の効果として、定期輸送人員125,221千人、定期外輸送人員75,100千人、合計200,321千人(前年同期比1.3%増)が記載されている。輸送人員と運輸業収益は増加した一方、減価償却費等により営業利益は減少した。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「運輸業では、当社の鉄道事業において、複々線化に伴うダイヤ改正効果により定期・定期外ともに輸送人員が増加したほか、自動車運送事業におけるバス輸送が堅調に推移したことなどから、営業収益は1,354億4千2百万円と、前年同期に比べ23億5千9百万円の増加(前年同期比1.8%増)となりました。」
複々線化後のダイヤ改正効果について、輸送人員が計5億8,233万人、前年同期比1.3%増となり、運輸業収益にも増加が現れている。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「複々線化に伴うダイヤ改正効果により定期・定期外ともに輸送人員が増加した」
複々線化の工事そのものではなく、複々線化後のダイヤ改正効果と輸送人員増加が確認されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「輸送面において、最重要課題である当社線近郊区間の複々線化の早期完成に向け、東北沢~世田谷代田間において、下北沢駅周辺及び京王井の頭線交差部の緩行線トンネル構築工事や駅舎工事が進捗したほか、複々線化事業の効果を最大化するため、登戸駅下り1番線整備工事に着手いたしました。」
複々線化を最重要課題と位置づけ、工事進捗と関連駅設備工事への着手を記載している。