システム停止・誤作動・サイバー攻撃リスク
FY2016に初出。7回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2024。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。81社中16社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに12社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「デジタライゼーションの進展等に伴う世界的なサイバー攻撃被害の拡大、サイバー攻撃の巧妙化・多様化(技術進展が著しい生成AI等を利用したものを含む)、クラウドの活用やサプライチェーンの拡大に伴うサイバー攻撃による影響範囲の拡大等による当社グループ及び外部委託先等における業務の停滞・情報漏えいの発生」
サイバー攻撃リスクについて、生成AIの利用、クラウド、サプライチェーン拡大による攻撃の巧妙化・影響範囲拡大が想定シナリオに追加された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「在宅勤務・デジタライゼーション等の進展や大国間の対立激化等に伴うサイバー攻撃による世界的な被害の拡大」
サイバー攻撃・システムリスクについて、在宅勤務・デジタライゼーションに加え、国家間対立による世界的被害拡大が想定された。 - FY2021悪化有価証券報告書
「在宅勤務・デジタライゼーションの進展による影響が増大したシステム障害の発生」
在宅勤務とデジタライゼーションの進展によりシステム障害の影響が増大するシナリオが、グループ重要リスクとして具体化された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループには、サイバー攻撃による不正アクセス又は情報システムの不備等により、情報システムの停止、誤作動若しくは不正使用又は情報漏えい等が発生するシステムリスクが存在します。」
従来のシステム停止・開発遅延リスクに加え、サイバー攻撃による大規模な業務停滞、情報漏えい、保険金支払の可能性がグループ重要リスクとして明示された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループには、自然災害、事故、サイバー攻撃による不正アクセス又は情報システムの不備等により、情報システムの停止、誤作動もしくは不正使用又は情報漏洩等が発生するシステムリスクが存在します。また、事業収益性の更なる向上を実現するための大規模システム開発においては、予期せぬ事故等により開発作業の進捗遅延や開発予算の超過等が発生するリスクが存在します。」
システム停止・サイバー攻撃等に加え、大規模システム開発の遅延・予算超過を含むリスクの開示を継続している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「また、事業収益性の更なる向上を実現するための大規模システム開発においては、予期せぬ事故等により開発作業の進捗遅延や開発予算の超過等が発生するリスクが存在します。」
従来のシステム停止・誤作動・不正使用・漏洩に加え、大規模システム開発の進捗遅延や予算超過が明示され、リスクの対象範囲が拡大した。 - FY2016初出有価証券報告書
「自然災害、事故、サイバー攻撃による不正アクセス、情報システムの不備等により、情報システムの停止・誤作動・不正使用、情報漏洩等が発生するシステムリスクが存在します。」
サイバー攻撃を含むシステム障害・情報漏洩をリスクとし、システムリスク管理態勢の整備を対処としている。