予想を上回る自然災害・保険金支払リスク
FY2018に初出。10回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q2。直近の記載は2026-05-20。
SOMPOホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「単体リスクの合計額は、再保険スキームの変更などによる巨大災害リスクの減少などにより、20億円減少し、9,294億円となりました。」
再保険スキームの変更などにより損害保険ジャパンの巨大災害リスクが減少し、単体リスク合計額は20億円減少した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「親会社の所有者に帰属する当期利益は、Sompo International Holdings Ltd.における減益などにより前連結会計年度に比べて826億円減少し、1,777億円となりました。金利上昇と運用資産の増加による運用収益の増収および割引率の上昇による保険負債の減少があったものの、Sompo International Holdings Ltd.における大規模自然災害による損害の増加が主な要因であると認識しております。」
海外保険事業で大規模自然災害による損害増加が実際に発生し、利益減少要因となった。 - FY2021悪化有価証券報告書
「気候変動に伴う風水災害の頻発や激甚化によって、支払保険金が増加し、保険引受収支が悪化する等の影響が生じることにより、安定した保険の提供が難しくなる可能性があります。」
自然災害リスクは、従来の想定超過リスクから、気候変動による頻発・激甚化を伴う重大リスクとして位置づけられた。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「単体リスクの合計額は、自然災害を担保する保険商品の販売が増加したことによる巨大災害リスクの増加や、保有株式の価格上昇による価格変動等リスクの増加等により、369億円増加し、7,960億円となりました。」
自然災害を担保する商品の販売増加により巨大災害リスクが増加し、損害保険ジャパンの単体リスク合計額は369億円増加した。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、国内自然災害に係る保険金の減少やSompo International Holdings Ltd.の増益などにより、前年同四半期連結累計期間に比べて増益となりました。」
国内自然災害に係る保険金の減少が増益要因として記載され、前年に発生した自然災害による損益影響が当中間期には縮小した。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した「事業等のリスク」はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
自然災害リスクについて、新たな発生や重要な変更はないと説明している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、大規模自然災害の発生に伴い国内損害保険事業が減益となった一方で、前年同四半期連結累計期間における北米ハリケーンの影響の反動などにより海外保険事業が増益となったこともあり、前年同四半期連結累計期間に比べて増益となりました。/親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年同四半期連結累計期間に比べて433億円減少し、26億円の純利益となりました。」
国内で豪雨・地震・台風など大規模自然災害が発生し、国内損害保険事業の利益に実際の減少影響が現れた。国内損害保険事業の純利益は前年同期比433億円減少して26億円となった。 - FY2018初出有価証券報告書
「予想の範囲を上回る頻度や規模の自然災害が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。」
巨大自然災害に対して再保険や異常危険準備金を活用している一方、想定を超える頻度・規模の災害をリスクとしている。