不良債権・与信関係費用の増加リスク
FY2016に初出。37回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載は2026-08-07。
四国銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。44社中23社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「国内外の景気動向、不動産価格及び株価の変動、貸出先の経営状況等によっては、当行グループの不良債権及び与信関係費用が増加する可能性があり、その結果、当行グループの業績に影響を与える場合があります。」
リスク説明を継続する一方、実績面ではリスク管理債権が前年度末比28億35百万円増加し、562億19百万円となった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「合計額 53,384百万円 55,524百万円 貸倒引当金繰入額 ―百万円 631百万円」
リスク管理債権は前連結会計年度末の533億84百万円から555億24百万円へ増加し、貸倒引当金繰入額631百万円も計上された。不良債権残高の増加と信用コストの発生が確認される。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「合計額 53,347百万円 53,807百万円」
リスク管理債権の合計額が前年度末の533億47百万円から538億7百万円へ増加した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「金融再生法開示債権(リスク管理債権)は、新型コロナウイルス5類感染症移行後、一部の業種で経済活動の回復がみられたものの、原材料費の高騰等による経営環境の悪化を背景に、前連結会計年度末比28億円増加し533億円となりました。」
原材料費高騰等による貸出先の経営環境悪化を背景に、リスク管理債権が増加した。貸倒引当金繰入額は1億91百万円、貸出金償却は2億71百万円となっている。 - FY2024-Q3リスク管理債権高止まりと信用コスト項目の分化有価証券報告書
「合計額 50,540 百万円 53,107 百万円」
リスク管理債権は前年度末の505億40百万円から531億7百万円へ増加している一方、貸倒引当金繰入額は前年同期の2億61百万円から84百万円へ減少し、貸出金償却は14百万円から2億13百万円へ増加した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 50,540百万円 53,194百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の505億40百万円から531億94百万円へ増加した。信用リスク残高の拡大が続いている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「合計額 50,540百万円 51,634百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の505億40百万円から516億34百万円へ増加した。加えて、貸倒引当金繰入額2億80百万円と貸出金償却1億96百万円が計上され、信用コストの発生も確認される。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「合計額 46,011百万円 50,259百万円」
リスク管理債権の合計額は2022年3月末の460億11百万円から2022年12月末の502億59百万円へ増加した。危険債権額と貸出条件緩和債権額も増加しており、信用リスク残高が拡大している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 46,011百万円 49,638百万円」
リスク管理債権の合計額は2022年3月末の460億11百万円から2022年9月末の496億38百万円へ増加した。危険債権額と貸出条件緩和債権額も増加しており、信用リスク残高が拡大している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「合計額 46,011百万円 45,603百万円/貸倒引当金戻入益 88百万円 353百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の460億11百万円から456億3百万円へ減少し、貸倒引当金戻入益353百万円も計上された。直前期に拡大していた信用リスク残高と信用コストに改善がみられる。 - FY2022悪化有価証券報告書
「この見積りの変更により、当連結会計年度末の貸倒引当金は1,106百万円増加し、当連結会計年度の経常利益及び税金等調整前当期純利益は1,106百万円減少しております。」
感染症等による将来不確実性を踏まえ、貸倒引当金制度を高度化した結果、引当金が11億6百万円増加し、利益を押し下げた。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「合計額 41,502百万円 46,167百万円」
リスク管理債権合計額は2021年3月末の415億2百万円から461億67百万円へ増加した。貸倒引当金繰入額も前年同期の4億30百万円から6億44百万円へ増加し、不良債権残高と信用コストの双方で悪化が示された。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 41,502百万円 44,737百万円」
リスク管理債権の合計額は2021年3月末の415億2百万円から447億37百万円へ増加した。延滞債権額と貸出条件緩和債権額も増加している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「合計額 41,502百万円 41,944百万円」
リスク管理債権合計額は2021年3月末の415億2百万円から419億44百万円へ増加した。貸出条件緩和債権額も34億80百万円から38億18百万円へ増加している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症に起因する社会・経済活動の停滞が、貸出先の業績に影響を及ぼす可能性があり、その結果、当行グループの不良債権及び与信関係費用が増加する場合があります。」
感染症による貸出先業績悪化と信用コスト増加のリスクを明示している。実績面でもリスク管理債権は415億円へ増加し、貸倒引当金繰入額も12億16百万円となった。 - FY2021-Q3リスク管理債権残高の高止まりと信用コスト減少有価証券報告書
「合計額 40,234百万円 40,652百万円 貸倒引当金繰入額 1,366百万円 430百万円 貸出金償却 3,180百万円 61百万円」
リスク管理債権は前年度末の402億34百万円から406億52百万円となり高止まりした一方、前年同期と比べて貸倒引当金繰入額は13億66百万円から4億30百万円、貸出金償却は31億80百万円から61百万円へ減少した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 40,234百万円 40,733百万円」
リスク管理債権の合計額は2020年3月末の402億34百万円から407億33百万円へ増加した。破産更生債権は減少した一方、危険債権は291億89百万円から326億3百万円、要管理債権は33億87百万円から35億75百万円へ増加している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「合計額 40,234百万円 42,806百万円/貸倒引当金繰入額 ―百万円 382百万円」
リスク管理債権合計額は2020年3月末の402億34百万円から428億6百万円へ増加し、貸倒引当金繰入額も前年同期の計上なしから3億82百万円となった。信用リスクの残高・費用の双方で悪化が示されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「リスク管理債権は、融資取引先の経営改善支援に積極的に取り組むなか、債務者区分の見直しもあり、前連結会計年度末比10億円増加し402億円となりました。貸出金残高に対するリスク管理債権の比率は、同0.05ポイント上昇し2.25%となりました。」
信用リスクについて、新型コロナウイルス感染症による貸出先業績への影響と不良債権・与信関係費用増加の可能性を新たに明示した。実績面でも貸出金償却は35億61百万円、貸倒引当金繰入額は10億48百万円となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「合計額 39,208百万円 40,254百万円 貸倒引当金繰入額 395百万円 1,366百万円 貸出金償却 97百万円 3,180百万円」
リスク管理債権合計額は前年度末の392億08百万円から402億54百万円へ増加した。貸倒引当金繰入額は前年同期の3億95百万円から13億66百万円、貸出金償却は97百万円から31億80百万円へ増加し、不良債権残高と信用コストの双方で悪化が示された。 - FY2020-Q2不良債権残高減少と信用コスト増加有価証券報告書
「合計額 39,208百万円 38,597百万円 貸倒引当金繰入額 150百万円 658百万円」
破綻先・延滞債権等の合計額は前年度末の392億08百万円から385億97百万円へ減少した一方、貸倒引当金繰入額は前年同期の1億50百万円から6億58百万円へ増加した。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「合計額 39,208百万円 37,934百万円/貸倒引当金繰入額 367百万円 ―百万円」
リスク管理債権合計額は前年度末の392億8百万円から379億34百万円へ減少した。また、前年同期に計上された貸倒引当金繰入額367百万円は、当四半期には計上されていない。 - FY2019不良債権減少と信用コスト増加の併存有価証券報告書
「リスク管理債権は、不良債権の発生防止に努めるとともに、融資取引先の経営改善支援に積極的に取り組み、前連結会計年度末比3億円減少し392億円となりました。/貸倒引当金繰入額 995百万円」
リスク管理債権は減少した一方、貸倒引当金繰入額995百万円が計上され、残高の改善と信用コストの発生が併存した。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「合計額 39,521百万円 40,676百万円/貸倒引当金繰入額 ― 395百万円」
リスク管理債権合計額は前連結会計年度末の395億21百万円から406億76百万円へ増加した。前年同期にはなかった貸倒引当金繰入額395百万円も計上され、前四半期に続く信用コストの発生と不良債権残高の増加が示された。 - FY2019-Q2リスク管理債権微増と貸倒引当金繰入発生有価証券報告書
「合計額 39,521百万円 39,558百万円/貸倒引当金繰入額 ―百万円 150百万円」
リスク管理債権合計額は前年度末の395億21百万円から395億58百万円へ微増した。また、前年中間期にはなかった貸倒引当金繰入額150百万円が計上された。 - FY2019-Q1リスク管理債権減少と貸倒引当金繰入発生の併存有価証券報告書
「破綻先債権額 573百万円 498百万円 延滞債権額 35,831百万円 35,424百万円 貸倒引当金繰入額 ―百万円 367百万円」
リスク管理債権合計額は前期末の395億21百万円から391億61百万円へ減少した一方、貸倒引当金繰入額367百万円が計上され、信用コストの発生が確認された。 - FY2018対処有価証券報告書
「リスク管理債権は、不良債権の発生防止に努めるとともに、融資取引先の経営改善支援に積極的に取り組み、前連結会計年度末比44億円減少し395億円となりました。」
不良債権の発生防止と経営改善支援により、リスク管理債権が439億円から395億円へ減少し、貸出金残高比率も2.61%から2.35%へ低下した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「貸倒引当金戻入益 ―百万円 1,001百万円/合計額 43,934百万円 40,992百万円」
貸倒引当金戻入益1,001百万円を計上し、リスク管理債権合計額も前期末の439億34百万円から409億92百万円へ減少した。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「貸倒引当金戻入益 ―百万円 967百万円/合計額 43,934百万円 42,850百万円」
貸倒引当金戻入益967百万円が計上され、破綻先・延滞債権等の合計額も前連結会計年度末の439億34百万円から428億50百万円へ減少した。信用リスクに関連する費用・残高の改善が続いている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「経常収益は、国債等債券売却益の増加や貸倒引当金戻入益の計上等により、前年同連結累計期間比12億99百万円増加し130億1百万円となりました。/貸倒引当金戻入益 ―百万円 477百万円/合計額 43,934百万円 42,715百万円」
貸倒引当金戻入益477百万円が計上され、リスク管理債権合計額も前期末の439億34百万円から427億15百万円へ減少した。信用リスクに関連する残高と費用面の改善が開示されている。 - FY2017対処有価証券報告書
「また、リスク管理債権は、不良債権処理を進める一方、企業の経営改善支援に積極的に取り組み、前連結会計年度末比30億円減少し439億円となりました。貸出金残高に対するリスク管理債権の比率は、同0.24ポイント低下し2.61%となりました。」
信用リスクは継続的に開示されているが、不良債権処理と経営改善支援によりリスク管理債権残高・比率が低下した。 - FY2017-Q3不良債権残高減少と信用コスト発生の併存有価証券報告書
「貸倒引当金繰入額 ―百万円 523百万円 貸出金償却 541百万円 222百万円」
リスク管理債権合計額は469億95百万円から445億52百万円へ減少した一方、貸倒引当金繰入額523百万円が計上された。貸出金償却は前年同期の541百万円から222百万円へ減少した。 - FY2017-Q2不良債権残高減少と信用コスト発生有価証券報告書
「貸倒引当金繰入額 ―百万円 221百万円/貸出金償却 61百万円 207百万円」
貸倒引当金繰入額は前年同期の計上なしから221百万円、貸出金償却は61百万円から207百万円へ増加した。一方、破綻先債権等の合計額は前期末の469億95百万円から451億08百万円へ減少した。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「経常費用は、貸倒引当金繰入額の増加等により、前年同連結累計期間比2億95百万円増加し84億43百万円となりました。/貸倒引当金繰入額 18百万円 364百万円」
リスク管理債権合計は前期末の469億95百万円から469億69百万円へ微減した一方、貸倒引当金繰入額は前年同期の18百万円から364百万円へ増加し、信用コストの増加が実際に計上された。 - FY2016初出有価証券報告書
「国内及び四国地区の景気動向、不動産価格及び株価の変動、貸出先の経営状況等によっては、当行グループの不良債権及び与信関係費用が増加するおそれがあり、その結果、当行グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
地域景気、不動産・株価、貸出先の経営状況を要因とする信用リスクを開示している。リスク管理債権は469億95百万円、貸出金残高比率は2.85%である。