不良債権の増加・劣化と貸倒損失
FY2016に初出。35回の記載のうち15回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
紀陽銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。44社中23社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- FY2026不良債権残高の減少と追加引当有価証券報告書
「合計額 60,611百万円 59,389百万円 これにより、当連結会計年度において追加的な貸倒引当金1,349百万円を計上しております。」
リスク管理債権合計は606億11百万円から593億89百万円へ減少した一方、追加的な貸倒引当金13億49百万円を計上した。 - 2026-05-14悪化決算
「与信コスト総額(△) 2,382 2,568 △ 186」
当期の与信コスト総額は23億82百万円となり、貸出金償却や貸倒引当金繰入額などの信用コストが発生した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権額 2,826 百万円 3,486 百万円 危険債権額 47,228 百万円 48,626 百万円 貸出条件緩和債権額 10,556 百万円 10,969 百万円 合計額 60,611 百万円 63,083 百万円」
リスク管理債権合計は前年度末の606億11百万円から630億83百万円へ増加した。追加的な貸倒引当金16億57百万円も計上された。 - FY2025対処有価証券報告書
「合計額は、前連結会計年度の77,074百万円から60,611百万円となりました。」
リスク管理債権合計は770億74百万円から606億11百万円へ減少した。一方、追加的な貸倒引当金1,687百万円を計上している。 - FY2025-H1不良債権残高の減少と予防的引当の計上有価証券報告書
「合計額 77,074百万円 66,270百万円 これにより、当中間連結会計期間において当該予防的な貸倒引当金2,205百万円を計上しております。」
リスク管理債権の合計額は前年度末の770億74百万円から662億70百万円へ減少した一方、予防的な貸倒引当金22億5百万円を計上した。 - FY2024-Q3不良債権残高の減少と信用コストの増加有価証券報告書
「合計額 83,503 百万円 82,427 百万円 これに伴い、2024年3月期第4四半期連結会計期間において、その他経常収益内の償却債権取立益2,905百万円を計上いたします。」
リスク管理債権の合計額は前年度末の835億3百万円から824億27百万円へ減少した。一方、当第3四半期累計期間には貸出金償却25億34百万円、貸倒引当金繰入額10億3百万円が計上された。また、過年度に償却・引当を実施した貸出金の一部を回収し、翌四半期に償却債権取立益29億5百万円を計上する予定とされた。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「合計額 83,503百万円 80,139百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の835億3百万円から801億39百万円へ減少した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権額 14,237 百万円 14,223 百万円 危険債権額 55,290 百万円 55,860 百万円 三月以上延滞債権額 ― 百万円 ― 百万円 貸出条件緩和債権額 13,975 百万円 11,265 百万円 合計額 83,503 百万円 81,348 百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の835億3百万円から813億48百万円へ減少した。危険債権額は増加した一方、貸出条件緩和債権額が減少した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権額 14,558 百万円 14,237 百万円 危険債権額 52,448 百万円 55,290 百万円 貸出条件緩和債権額 13,916 百万円 13,975 百万円 合計額 80,922 百万円 83,503 百万円」
不良債権関連債権の合計額は809億22百万円から835億3百万円へ増加し、危険債権・貸出条件緩和債権が増加した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「合計額 80,922 百万円 83,617 百万円 貸倒引当金繰入額 414百万円 880百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の809億22百万円から836億17百万円へ増加した。貸倒引当金繰入額も前年同期の414百万円から880百万円へ増加した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 80,922 百万円 83,358 百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の809億22百万円から833億58百万円へ増加した。内訳では要管理債権等が増加し、不良債権関連エクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「合計額 80,922 百万円 81,033 百万円 貸倒引当金繰入額 140 百万円 341 百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の809億22百万円から810億33百万円へ小幅に増加した。貸倒引当金繰入額も前年同期の1億40百万円から3億41百万円へ増加した。 - FY2022不良債権残高の減少と予防的引当の計上有価証券報告書
「合計額 82,634百万円 80,922百万円 これにより、当連結会計年度において当該予防的な貸倒引当金3,076百万円を計上しております。」
開示債権合計は前年度の826億34百万円から809億22百万円へ減少した一方、新型コロナウイルス感染症影響先に対する予防的な貸倒引当金30億76百万円を計上し、与信コスト総額は45億円となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「合計額 82,449 百万円 82,353 百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の824億49百万円から823億53百万円へ小幅に減少した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「破綻先債権額 1,418 百万円 1,485 百万円 延滞債権額 67,379 百万円 67,877 百万円 3ヵ月以上延滞債権額 2 百万円 ― 百万円 貸出条件緩和債権額 13,650 百万円 15,506 百万円 合計額 82,449 百万円 84,869 百万円」
リスク管理債権の合計額が前連結会計年度末の824億49百万円から848億69百万円へ増加した。貸出条件緩和債権額などの増加により、不良債権関連エクスポージャーが拡大した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「合計額 63,715百万円 82,449百万円 与信コスト総額は、前連結会計年度比31億78百万円増加し38億88百万円となりました。」
リスク管理債権合計額は637億15百万円から824億49百万円へ増加し、与信コスト総額も7億10百万円から38億88百万円へ増加した。不良債権関連エクスポージャーと信用コストの双方が悪化した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「合計額 63,715百万円 78,509百万円」
リスク管理債権の合計額が前連結会計年度末の637億15百万円から785億9百万円へ増加した。延滞債権額や貸出条件緩和債権額も増加し、貸倒引当金繰入額3,207百万円が計上された。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 63,715百万円 73,585百万円 貸倒引当金繰入額 ―百万円 1,299百万円」
リスク管理債権の合計額が前年度末の637億15百万円から735億85百万円へ増加し、貸倒引当金繰入額1,299百万円も計上された。不良債権関連エクスポージャーと信用コストが悪化した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「合計額 63,715百万円 68,665百万円 貸倒引当金繰入額 ―百万円 1,093百万円」
リスク管理債権の合計額が前連結会計年度末の637億15百万円から686億65百万円へ増加し、貸倒引当金繰入額1,093百万円も計上された。不良債権関連エクスポージャーと信用コストの双方に悪化がみられる。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「破綻先債権額 1,415百万円 1,669百万円 延滞債権額 56,640百万円 58,333百万円 3ヵ月以上延滞債権額 766百万円 ―百万円 貸出条件緩和債権額 6,808百万円 6,087百万円 合計額 65,631百万円 66,089百万円」
リスク管理債権の合計額は前連結会計年度末の656億31百万円から660億89百万円へ増加した。内訳では破綻先債権額・延滞債権額が増加した一方、3ヵ月以上延滞債権額はゼロとなった。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「合計額 65,631百万円 65,764百万円」
リスク管理債権の合計額が前年度末の656億31百万円から657億64百万円へ小幅に増加した。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「合計額 65,631百万円 64,217百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の656億31百万円から642億17百万円へ減少した。また、貸倒引当金戻入益596百万円が計上された。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「また、与信コスト総額は、前連結会計年度比3億40百万円増加し21億86百万円となりました。」
与信コスト総額が21億86百万円に増加し、不良債権・信用リスクに関連する費用が実際に発生した。一方、リスク管理債権合計額は656億31百万円へ減少した。ネイティブ - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「貸倒引当金繰入額 ―百万円 279百万円 合計額 69,736百万円 68,612百万円」
貸倒引当金繰入額279百万円が計上され、不良債権関連リスクの一部が費用として発生した。一方、リスク管理債権合計額は前年度末の69,736百万円から68,612百万円へ減少した。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「合計額 69,736百万円 68,212百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の69,736百万円から68,212百万円へ減少した。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「合計額 69,736百万円 69,575百万円」
リスク管理債権の合計額は前連結会計年度末の69,736百万円から69,575百万円へ減少した。 - FY2018対処有価証券報告書
「破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりであります。」
リスク管理債権の合計額は前年度末の80,473百万円から69,736百万円へ減少した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「破綻先債権額 1,808百万円 延滞債権額 61,943百万円 3ヵ月以上延滞債権額 49百万円 貸出条件緩和債権額 9,166百万円 合計額 72,968百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の80,473百万円から72,968百万円へ減少し、前四半期の75,886百万円からも低下した。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「合計額 75,886百万円」
リスク管理債権の合計額は平成29年3月末の80,473百万円から75,886百万円へ減少し、前四半期報告時点の水準からも低下した。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「破綻先債権額 1,573百万円 延滞債権額 67,986百万円 3ヵ月以上延滞債権額 38百万円 貸出条件緩和債権額 9,114百万円 合計額 78,711百万円」
リスク管理債権の合計額は前年度末の80,473百万円から78,711百万円へ減少した。 - FY2017対処有価証券報告書
「破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりであります。」
リスク管理債権合計額は平成28年3月末の82,597百万円から平成29年3月末の80,473百万円へ減少した。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「合計額 82,597百万円 79,742百万円」
リスク管理債権の合計額は前連結会計年度末の82,597百万円から79,742百万円へ減少した。不良債権関連残高の低下が示されている。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「合計額 82,597百万円 81,329百万円」
リスク管理債権の合計額は平成28年3月末の82,597百万円から81,329百万円に減少しており、前年度末比では不良債権関連の残高低下が続いている。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「合計額 82,597百万円 80,908百万円」
リスク管理債権の合計額は前連結会計年度末から減少した。ただし、破綻先債権額や3ヵ月以上延滞債権額など内訳には増加項目もある。 - FY2016初出有価証券報告書
「地域経済や地価の動向、融資先企業の経営状況などにより、不良債権残高の増加や不良債権の劣化がありますと、与信関係費用が増加する可能性があります。」
平成28年3月末の破綻先・延滞・3カ月以上延滞・貸出条件緩和債権の合計額は82,597百万円。