低利回り・人口減少・マイナス金利による経営環境の悪化
FY2016に初出。35回の記載のうち22回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-07-30。
岩手銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。20社中11社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- 2026-07-30対処決算
「当第1四半期の経営成績につきましては、経常収益は、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金運用収益が増加したほか、株式等売却益などのその他経常収益が増加したことなどから、前年同期比42億82百万円増の184億65百万円となりました。」
貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により、資金運用収益が前年同期比で増加している。 - FY2026対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金運用収益が増加したことから、前連結会計年度比60億76百万円増の373億15百万円となりました。」
マイナス金利解除・追加利上げ後の金利環境のもと、貸出金利息・有価証券利息配当金の増加により資金運用収支が増加し、低利回りによる収益圧力がさらに緩和された。 - 2026-05-14対処業績予想の修正
「銀行単体において資金運用収益や株式等売却益などが増加したことから、経常収益が前期実績に対して 10%以上増加いたしました。」
経常収益の前期実績との差異の理由として資金運用収益の増加が示されており、低利回り等による収益圧力の一部緩和を示す出来事として記録する。株式等売却益も増加要因に含まれる。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことなどにより、前中間連結会計期間比33億50百万円増の187億77百万円となりました。」
貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により、資金運用収支が前年同期比で増加し、低利回り等による収益圧力が当中間期には一部緩和された。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことなどにより、前中間連結会計期間比18億57百万円増の154億27百万円となりました。」
日本銀行のマイナス金利政策解除・追加利上げの下で、貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により資金運用収支が前年同期比で増加し、低利回りによる収益圧力が当中間期には一部緩和された。 - FY2024対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金運用収益が増加したことから、前連結会計年度比17億5百万円増の276億47百万円となりました。」
貸出金利息・有価証券利息配当金の増加により資金運用収支が増加し、国内業務部門の資金運用利回りも0.73%へ上昇した。低利回りによる収益圧力は当年度に一部緩和された。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことなどにより、前第3四半期連結累計期間比12億7百万円増の208億24百万円となりました。」
貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により、資金運用収支が前年同期比で増加し、低金利・低利回りによる収益圧力が当第3四半期累計期間には一部緩和された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息が増加したことなどにより、前第2四半期連結累計期間比4億83百万円増の135億70百万円となりました。」
資金運用収支が前年同期比で増加し、貸出金利息の増加により低金利・低利回りによる収益圧力が当中間期には一部緩和された。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息が増加したことなどから、前第1四半期連結累計期間比39百万円増の68億97百万円となりました。」
資金運用収支が前年同期比で増加し、貸出金利息の増加により低金利・低利回りによる収益圧力が当四半期には一部緩和された。 - FY2023悪化有価証券報告書
「現在の地域金融機関を取り巻く環境は、低金利の長期化により預金と貸出を主体とする従来のビジネスモデルが先細りしていることに加え、異業種からの参入、ネット銀行の拡大など変化への対応が求められる状況にあります。」
低金利・人口減少を背景とする従来型ビジネスモデルの収益環境について、異業種参入やネット銀行拡大を加え、「先細り」と表現している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどにより、前第3四半期連結累計期間比5億22百万円減の196億17百万円となりました。」
有価証券利息配当金の減少を主因に資金運用収支が前年同期比5億22百万円減少し、低金利・低利回りによる収益圧力が継続して実績に表れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間比2億5百万円減の130億87百万円となりました。」
有価証券利息配当金の減少により、資金運用収支が前年同期比2億5百万円減少し、低金利・低利回りによる収益圧力が再び実績に表れている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が増加したことなどから、前第1四半期連結累計期間比1億80百万円増の68億58百万円となりました。」
当四半期は有価証券利息配当金の増加により資金運用収支が前年同期比で増加し、低利回り等による収益圧力の影響が一時的に緩和された。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金等の資金運用収益が減少したことから、前連結会計年度比6億82百万円減の264億98百万円となりました。」
低金利・低利回り環境による収益圧力が続き、資金運用収支は前年度比6億82百万円減少した。国内業務部門の資金運用利回りも0.83%から0.73%へ低下している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことから、前第3四半期連結累計期間比4億95百万円減の201億39百万円となりました。」
低金利・低利回り環境による収益圧力が継続し、有価証券利息配当金の減少を通じて資金運用収支が前年同期比4億95百万円減少した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間比2億14百万円減の132億92百万円となりました。」
有価証券利息配当金の減少を主因に、資金運用収支が前年同期比2億14百万円減少し、低金利・低利回りによる収益圧力が継続している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比2億93百万円減の66億78百万円となりました。」
有価証券利息配当金の減少を主因に、資金運用収支が前年同期比2億93百万円減少し、低金利・低利回りによる収益圧力が継続して実績に表れている。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金等の資金運用収益が減少したことから、前連結会計年度比16億6百万円減の271億80百万円となりました。」
低金利・低利回り環境による収益圧力が継続し、資金運用収支は前年度比16億6百万円減少、国内業務の資金運用利回りも0.83%へ低下した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金等の資金運用収益が減少したことから、前第3四半期連結累計期間比14億33百万円減の206億34百万円となりました。」
低金利・低利回り環境を背景とする資金運用収益への圧力が継続し、有価証券利息配当金等の減少を通じて資金運用収支が前年同期比14億33百万円減少した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間比11億75百万円減の135億6百万円となりました。」
低金利・低利回り環境を背景とする資金運用収益への圧力が継続し、有価証券利息配当金の減少を通じて資金運用収支の前年同期比減少として表れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比5億27百万円減の69億71百万円となりました。」
低金利・低利回り環境を背景とする資金運用収益への圧力が、有価証券利息配当金の減少および資金運用収支の前年同期比減少として続いている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「金融機関を取り巻く環境につきましては、マイナス金利政策の影響により資金収益の低下が続いていることに加え、デジタル化の更なる進展に伴う異業種の金融業務への参入拡大により競争が激化するなど、厳しい状況が続いております。」
資金運用収支は前年度比7億58百万円減の287億86百万円、貸出金利回りは0.96%へ低下し、低金利による収益圧力が年度実績に表れている。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金等の資金運用収益が減少したことから、前第3四半期連結累計期間比8億15百万円減の220億67百万円となりました。」
低利回り等を背景とする資金運用収益への圧力が継続し、資金運用収支の前年同期比減少として表れている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間比5億41百万円減の146億81百万円となりました。」
低金利・低利回り環境による資金運用収益への圧力が継続し、有価証券利息配当金の減少を通じて資金運用収支の前年同期比減少として表れている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、有価証券利息配当金が減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比6億80百万円減の74億98百万円となりました。」
低利回り等を背景とする資金運用収益への圧力が継続し、有価証券利息配当金の減少により資金運用収支が前年同期比6億80百万円減少した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息等の資金運用収益が減少したことから、前第3四半期連結累計期間比1億62百万円減の228億82百万円となりました。」
低利回り等による収益圧力が継続し、資金運用収支が前年同期比1億62百万円減少した。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「経常収益は、資金運用利回りの低下により貸出金利息などの資金運用収益が減少したものの、株式等売却益などのその他経常収益が増加したことなどにより、前連結会計年度比13億1百万円増収の471億68百万円となりました。」
資金運用利回りの低下により、貸出金利息等の資金運用収益が減少したことが年度実績に表れている。資金運用収支は前期比3億66百万円減の300億14百万円となった。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息等の資金運用収益が減少したことから、前第3四半期連結累計期間比16百万円減の230億44百万円となりました。」
低利回り等による収益圧力が継続し、資金運用収支が前年同期比16百万円減少した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、貸出金利息が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間比1億55百万円減の150億74百万円となりました。」
低利回り等による収益圧力が、貸出金利息の減少および資金運用収支の前年同期比1億55百万円減として上期実績に表れている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、利回りの低下により貸出金利息が減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比1億71百万円減の77億69百万円となりました。」
低利回りによる収益圧力が、貸出金利息の減少および資金運用収支の前年同期比1億71百万円減として当第1四半期にも表れている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「貸出金や有価証券運用利回りの低下による利鞘の縮小が続いており、更には、人口減少や少子高齢化によるマーケットの縮小が懸念されることから、当行を取り巻く経営環境は厳しさが一段と増していると認識しております。」
低利回りによる利鞘縮小に加え、人口減少・少子高齢化による市場縮小を重ねて記載し、経営環境の厳しさが一段と増したとしている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、利回りの低下を主因に貸出金利息等の資金運用収益が減少したことなどから、前第3四半期連結累計期間比11億11百万円減の230億60百万円となりました。」
低利回りによる収益圧力が、貸出金利息等の減少および資金運用収支の前年同期比減少として第3四半期累計実績に表れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、利回りの低下により貸出金利息が減少したことなどから、前第2四半期連結累計期間比8億26百万円減の152億29百万円となりました。」
低利回りによる収益圧力が、貸出金利息および資金運用収支の減少として上期実績に継続して表れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「資金運用収支は、利回りの低下により貸出金利息が減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比1億89百万円減の79億40百万円となりました。」
低利回りによる収益圧力が、貸出金利息および資金運用収支の減少として実績に表れている。 - FY2016初出有価証券報告書
「貸出金や有価証券運用の利回り低下に加え、人口減少によるマーケットの縮小、そして、日銀によるマイナス金利の導入など、一段と厳しさを増す経営環境」
新中期経営計画の策定背景として、既に生じている経営環境の変化を記載している。