金利・価格・為替の変動による市場リスク
FY2016に初出。38回の記載のうち14回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載は2026-07-30。
岩手銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中3社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- 2026-07-30顕在化発生事実
「2027 年 3 月期第 1 四半期末の有価証券含み損の総額 4,117 百万円」
満期保有目的の債券について、四半期末時点の含み損が実額として開示された。差引含み益は△4,103百万円である一方、「本件による業績予想への影響はございません」としている。 - FY2026市場リスク量減少と債券損失拡大が併存有価証券報告書
「当連結会計年度末における当行の市場リスク量(損失額の推計値)は26,682百万円(前連結会計年度末は28,365百万円)であります。」
市場リスク量の推計値は前年度末から減少した一方、国債等債券売却損・償還損は合計196億37百万円となり、市場環境の変動が損益に大きく表れた。景気低迷と市場不安定化はトップリスクにも選定されている。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の増加などにより、前中間連結会計期間比22億44百万円減の△36億33百万円となりました。」
国債等債券償還損の増加により、その他業務収支の赤字幅が前年同期の△13億89百万円から△36億33百万円へ拡大した。市場関連収益への変動影響が当中間期に実績として表れている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却損の増加などにより、前中間連結会計期間比7億31百万円減の△13億89百万円となりました。」
国債等債券売却損の増加により、その他業務収支が前年同期の△6億58百万円から△13億89百万円へ悪化した。金融政策変更後の金利環境における市場関連収益への影響が実績に表れている。 - FY2024急激な金利上昇をトップリスクとして明示有価証券報告書
「・ 金融政策変更による急激な金利上昇 当連結会計年度末における当行の市場リスク量(損失額の推計値)は31,307百万円(前連結会計年度末は35,623百万円)であります。」
金融政策変更による急激な金利上昇をトップリスクとして明示する一方、市場リスク量の推計値は356億23百万円から313億07百万円へ減少した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比34億72百万円増の△14億32百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支の赤字幅が前年同期の△49億04百万円から△14億32百万円へ縮小した。市場関連収益への影響は一部緩和された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第2四半期連結累計期間比6億32百万円増の△6億58百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支の赤字幅が前年同期の△12億90百万円から△6億58百万円へ縮小した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第1四半期連結累計期間比10億41百万円増の△4億29百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支の赤字幅が前年同期の△14億70百万円から△4億29百万円へ縮小した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末における当行の市場リスク量(損失額の推計値)は35,623百万円(前連結会計年度末は21,128百万円)であります。」
市場リスク量の推計値が前年度末の211億28百万円から356億23百万円へ増加した。有価証券残高の減少、債券売却・償還損の増加、その他有価証券評価差額金の減少も開示されている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の増加などにより、前第3四半期連結累計期間比49億8百万円減の△49億4百万円となりました。」
国債等債券償還損の増加などにより、その他業務収支が前年同期の4百万円の黒字から49億04百万円の赤字へ悪化した。市場関連収益への影響が大きく実績に表れている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の増加などにより、前第2四半期連結累計期間比11億78百万円減の△12億90百万円となりました。」
国債等債券償還損の増加などにより、その他業務収支が前年同期の△1億12百万円から△12億90百万円へ悪化した。その他有価証券評価差額金も221億円から75億円へ減少している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の増加などにより、前第1四半期連結累計期間比15億53百万円減の△14億70百万円となりました。」
国債等債券償還損の増加により、その他業務収支が前年同期の83百万円の黒字から14億70百万円の赤字へ悪化した。市場関連収益への影響が当四半期の実績に表れている。 - FY2022対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における当行の市場リスク量(損失額の推計値)は21,128百万円(前連結会計年度末は23,960百万円)であります。」
市場リスク量の推計値は前年度末の239億60百万円から211億28百万円へ減少した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却損の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比79百万円増の4百万円となりました。」
国債等債券売却損の減少などにより、その他業務収支は前年同期の75百万円の赤字から4百万円の黒字へ改善した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却益の減少などにより、前第2四半期連結累計期間比1億12百万円減の△1億12百万円となりました。」
国債等債券売却益の減少により、その他業務収支が前年同期のほぼゼロから1億12百万円の赤字へ低下した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却益の減少などにより、前第1四半期連結累計期間比78百万円減の83百万円となりました。」
国債等債券売却益の減少により、その他業務収支が前年同期の1億61百万円から83百万円へ減少した。 - FY2021対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における当行の市場リスク量(損失額の推計値)は23,960百万円(前連結会計年度末は25,392百万円)であります。」
市場リスク量の推計値は前年度末の253億92百万円から239億60百万円へ減少した。有価証券売却益の増加などにより、有価証券関係損益も改善している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却益の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比3億27百万円減の△75百万円となりました。」
国債等債券売却益の減少などにより、その他業務収支は前年同期の252百万円の黒字から75百万円の赤字へ低下した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却益の減少などにより、前第2四半期連結累計期間比1億81百万円減の0百万円となりました。」
国債等債券売却益の減少により、市場関連を含むその他業務収支が前年同期のプラスからゼロへ低下した。金融市場では短期金利が△0.061%、長期金利が0.015%となっている。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第1四半期連結累計期間比2億43百万円増の1億61百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支は前年同期の赤字から黒字へ改善し、市場関連収益への影響が一部緩和された。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「経常費用は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い期末の株価が大幅に下落したことにより株式等償却などのその他の経常費用が増加した一方で、貸倒引当金繰入額が減少したことなどにより、前年度比22億68百万円減少の399億23百万円となりました。」
株価下落に伴う株式等償却891百万円、有価証券関係損益△296百万円、その他有価証券評価差額金の減少が発生した。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比7億19百万円増の2億52百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支は前年同期の467百万円の赤字から252百万円の黒字に改善した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「金融市場におきましては、長短金利操作付き量的・質的金融緩和が継続される一方、世界的な金利低下の流れを受け、長期金利は低下しました。当中間期末における短期金利(無担保コール翌日物)は△0.064%、長期金利(新発10年国債)は△0.215%となりました。」
世界的な金利低下を受けて短期・長期金利がマイナス水準となり、市場環境の悪化が継続している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却益の減少などにより、前第1四半期連結累計期間比1億97百万円減の△82百万円となりました。」
国債等債券売却益の減少などにより、その他業務収支は前年同期の115百万円の黒字から82百万円の赤字となった。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、外国為替売買損の増加などにより、前第3四半期連結累計期間比4億51百万円減の△4億67百万円となりました。」
外国為替売買損の増加などにより、その他業務収支の赤字幅が前年同期の△16百万円から△4億67百万円へ拡大した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「その他業務収支は、外国為替売買損の増加などにより、前第2四半期連結累計期間比63百万円減の△13百万円となりました。」
外国為替売買損の増加により、その他業務収支が前年同期の50百万円の黒字から13百万円の赤字となった。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第1四半期連結累計期間比86百万円増の1億15百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支が前年同期の29百万円から115百万円へ改善し、市場関連収益への影響が一部緩和された。 - FY2018悪化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券売却益の減少や外国為替売買損の増加などにより、前連結会計年度対比5億68百万円減の△11億19百万円となりました。」
国債等債券売却益の減少や外国為替売買損の増加により、市場関連を含むその他業務収支の赤字幅が拡大した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比4億31百万円増の△16百万円となりました。」
国債等債券償還損の減少により、その他業務収支の赤字幅が前年同期の△4億47百万円から△16百万円へ縮小した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「経常収益は、資金運用収益や有価証券関係収益が減少したことなどから、前第2四半期連結累計期間比7億74百万円減の230億59百万円となりました。」
市場運用を含む有価証券関係収益の減少が、経常収益の前年同期比7億74百万円減として実績に表れている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「経常収益は、資金運用収益や有価証券関係収益が減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比11億61百万円減収の119億24百万円となりました。」
資金運用および有価証券関係収益の減少が、経常収益の前年同期比11億61百万円減として実績に表れている。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「その他業務収支は、持分法適用関連会社3社の連結子会社化の影響や国債等債券売却益の減少などにより、前連結会計年度対比7億円減の△5億51百万円となりました。」
市場関連収益の変動に加え、国債等債券償還損1,538百万円などが発生し、その他業務収支が減少した。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「その他業務収支は、国債等債券償還損や金融派生商品費用の増加などにより、前第3四半期連結累計期間比8億32百万円減の△4億47百万円となりました。」
有価証券・金融派生商品に関連する費用の増加が、その他業務収支の減少として実績に表れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「平成28年度上期の国内経済につきましては、英国のEU離脱選択に伴う株価の下落や円高の進行等により輸出関連産業などを中心に大きく動揺したものの、内需が底堅く推移したことや英国経済が急激な景気後退に陥る事態はとりあえず回避されたことなどから平静さを取り戻し、緩やかな回復基調を維持しました。」
英国のEU離脱選択に伴う株価下落・円高進行による市場の動揺を実際に発生した経済環境として記載している。一方、その後は平静さを取り戻したとも説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「金利、株式、為替等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(オフバランスを含む)の価値が変動し損失を被るおそれや、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るおそれがあります。」
市場運用部門の市場リスク量を343億71百万円、預金・貸出金等の金利リスク量を49億95百万円と記載している。