個人消費・実質可処分所得の弱さ
FY2016に初出。30回の記載のうち22回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-10-05。
アクシアル リテイリングがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。68社中53社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに4社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「お客様の購買動向は、物価上昇が高い水準で継続していることから慎重さがうかがえ、節約志向が強いものと思われます。」
物価上昇と節約志向が続くなか、来店客数は全店で前年同期比98.9%、既存店で98.5%となった。一方、買上点数は全店で102.5%、既存店で102.7%となった。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「物価高騰で、お客様の節約志向が高まったことや、来店頻度の高まりによるお買物1回あたりの購入数量の減少がありました。この結果、買上点数は、既存店で前年同期に比べ2.6%減少し、全店では前年同期に比べ2.2%減少いたしました。」
物価高騰と節約志向が、買上点数の既存店2.6%減少・全店2.2%減少として現れた。一方、来店客数はESLP等により増加した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「円安の進行や、消費者物価と実質可処分所得の伸び率乖離が課題となっております。物価高騰で、お客様の節約志向が高まったことや、来店頻度が高まったため、買上点数は、既存店で前年同期に比べ2.9%減少し、全店では前年同期に比べ2.4%減少いたしました。」
物価上昇と実質可処分所得の伸び悩みが、節約志向および買上点数の既存店2.9%減少・全店2.4%減少として現れた。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「来店頻度の高まりに加え、物価高騰でお客様の節約志向が高まったため、買上点数は、既存店で前年同期に比べ2.2%減少し、全店では前年同期に比べ2.4%減少いたしました。」
人流回復により来店客数は増加した一方、物価高騰と節約志向の高まりが買上点数の減少として現れた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「物価高騰でお客様の節約志向が高まったため、買上点数は、既存店で前年同期に比べ2.3%減少し、全店では前年同期に比べ2.4%減少いたしました。」
物価高騰と節約志向の高まりが、既存店・全店の買上点数減少として実際の販売指標に現れた。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「物価高騰でお客様の節約志向が高まったため、買上点数は、既存店で前年同期に比べ2.2%減少し、全店では前年同期に比べ2.3%減少いたしました。」
物価高騰と節約志向の高まりが、既存店・全店の買上点数減少として実際の販売指標に現れた。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「前年同期には、来店頻度を減らしまとめ買いをする傾向や食事は外食を控え店舗で購入して内食・中食で済ますといったお客様の動向がみられましたが、当連結会計年度は、この傾向が弱まったことに加えて、昨今の様々な物価上昇による節約志向の高まりにより、買上点数は、既存店で前年同期に比べ1.6%減少し、全店では前年同期に比べ1.4%減少いたしました。」
内食・中食やまとめ買いの動きの弱まりと物価上昇による節約志向が、買上点数の減少として実際の業績に現れた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「前年同期に見られた来店頻度を減らす分、来店時にまとめ買いをする、食事は外食を控え店舗で購入して内食・中食で済ますといったお客様の動向が緩んだことや、商品・原材料等の仕入価格上昇に伴う販売価格改定の影響により、買上点数は、既存店で前年同期に比べ1.0%減少し、全店では前年同期に比べ0.8%減少いたしました。」
内食・中食やまとめ買いの動きが緩み、販売価格改定の影響も加わって、買上点数が既存店で1.0%、全店で0.8%減少した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「前年同期に見られた来店頻度を減らす分、来店時にまとめ買いをする、食事は外食を控え店舗で購入して内食・中食で済ますといったお客様の動向が緩んだことや、商品・原材料等の仕入価格上昇に伴う販売価格改定の影響により、買上点数は、既存店で前年同期に比べ1.2%減少し、全店では前年同期に比べ0.8%減少いたしました。」
内食・中食やまとめ買いの動きが緩み、販売価格改定の影響も加わって買上点数が既存店で1.2%、全店で0.8%減少した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「営業利益以下につきましては、お客様の急激な家計負担増加を懸念し、販売価格への転嫁を抑制していることによる売上総利益率の微減、電気料金や各種資材の大幅な値上げ並びに前年同期は無かった新規出店を2店舗行ったことによる成長投資に係る費用の発生で前年同期に比べ減少いたしました。」
急激な家計負担増加への懸念と販売価格への転嫁抑制が売上総利益率の微減につながり、電気料金・資材価格の上昇も利益を押し下げる要因となった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「既存店について、新型コロナウイルス感染症による売上伸長の反動減に加え、景況感の悪化による生活防衛意識の高まりを想定するとともに、既存店舗の建て替えを2店舗実施するため、当連結会計年度と比較して若干の減少を見込んでおります。」
コロナ禍の反動減に加え、景況悪化による生活防衛意識の高まりを次期の個人消費下振れ要因として想定した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期については見通しが立たず、また、世界的に感染防止策が実施され経済全体が停滞していることから、今後の消費動向は、消費者の収入減少、節約志向の高まりで下振れするものと考えられ、その影響は、中長期にわたることが想定されます。」
従来の可処分所得の伸び悩み・慎重な購買行動に加え、コロナ禍による収入減少と節約志向の影響が中長期化する可能性を記載した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「販売動向につきましては、外出自粛要請や生活様式の変化等による内食・中食需要の高まりから、売上高の増加があるものと考えておりますが、一方で、経済活動停滞による消費者の収入減少、節約志向の高まりによる売上高の減少もあるものと考えております。」
新型コロナウイルス感染症に伴う経済活動停滞、消費者の収入減少、節約志向の高まりを、個人消費の弱さに関する追加要因として認識した。一方、内食・中食需要の高まりによる売上増加要因も併記した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「購入支出については、可処分所得の伸び悩みにより、個人消費は低調に推移しているものと認識しており、お客様の購買行動は、慎重さが伺えます。」
可処分所得の伸び悩み、個人消費の低調さ、慎重な購買行動を販売環境上のリスクとして継続認識した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「また、有効求人倍率が高止まりを続けている一方、個人の消費支出が低調に推移しており、当社グループの主力事業である食品小売業界においては、人口動態や消費構造の変化の影響を受けているものと思われます。」
個人消費支出の低調な推移、人口動態および消費構造の変化が食品小売業界に影響しているとの認識を継続した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「また、有効求人倍率が高止まりを続けている一方、個人の消費支出が低調に推移しており、当社グループの主力事業である食品小売業界においては、人口動態や消費構造の変化の影響を受けているものと思われます。」
個人消費支出の低調な推移、人口動態および消費構造の変化が食品小売業界に影響しているとの認識を継続した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、有効求人倍率が高止まりを続けるなど、緩やかな拡大を続けている一方、個人の消費支出が低調に推移し、人口動態や消費構造の変化の影響を受けているものと思われます。」
個人消費支出の低調な推移に加え、人口動態や消費構造の変化が販売環境に影響しているとの認識を継続した。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、有効求人倍率がバブル期を超え、高度成長期に迫る水準に達したものの、消費支出は伸び悩んでおり、内需拡大や景気回復の実感には至りませんでした。」
消費支出の伸び悩みが続き、内需拡大や景気回復の実感に至らない販売環境が継続した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、有効求人倍率がバブル期を超え、高度成長期に迫る水準に達したものの、消費支出は停滞が続いており、経済循環の好転には至らない状況が続きました。」
消費支出の停滞が続く経済環境を、当四半期の販売環境として記載した。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「有効求人倍率がバブル期を超え、高度成長期に迫る水準に達したものの、消費支出は低迷を続け、経済循環が良いとは言えない状況が続きました。」
消費支出の低迷が続く経済環境を記載した。加えて、買い物頻度の減少傾向など、個人消費の弱さが当四半期の販売環境にも現れている。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度に入ってから、お客様の購買動向がより慎重な傾向に転じたことに加え、出店による自社競合の影響もあり、既存店の客数は、前期に比べ0.9%減少いたしました。ただ、総じて商品が売れないという状況ではなく、価格以上の価値が認められる商品やライフスタイルに合った商品を信頼のおける店舗で購入しようというお客様の傾向が見られており、当社グループがお客様にご提供する商品・サービスが評価され、既存店の売上高は、前年同期に比べ0.4%増加いたしました。」
購買動向の慎重化と既存店客数0.9%減少が続く一方、商品・サービスへの評価により既存店売上高は0.4%増加した。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「お客様の購買動向は、当連結会計年度に入ってから、より慎重な傾向に転じ、既存店の客数は、前年同期に比べ0.4%減少いたしました。ただ、総じて商品が売れないという状況ではなく、少々値段が高くても確かな商品やライフスタイルに合った商品を信頼のおける店舗で購入しようというお客様の傾向が見られており、当社グループがお客様にご提供する商品・サービスが評価され、既存店の売上高は、前年同期に比べ0.9%増加いたしました。」
購買動向の慎重化が続き、既存店客数は前年同期比0.4%減少した。一方、既存店売上高は0.9%増加した。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「お客様の購買動向は、当連結会計年度に入ってから、より慎重な傾向に転じ、既存店の売上高は、前年同期に比べ0.3%増加したものの、既存店の客数は、前年同期に比べ0.6%減少いたしました。」
購買動向の慎重化が続き、既存店客数が前年同期比0.6%減少した。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「お客様の購買動向は、前連結会計年度から一転、4月に入り鈍化の様相を呈し、客数は、全店で前年同期に比べ1.3%増加したものの、既存店では前年同期に比べ0.9%減少いたしました。」
個人消費の背景要因そのものではなく、購買動向の鈍化と既存店客数0.9%減少として、販売環境の弱さが現れた。 - FY2016初出有価証券報告書
「物価上昇や社会保険料の個人負担増加等により個人の実質可処分所得が減少し、個人消費が力強さに欠けている表れと考えております。」
実質可処分所得の減少と個人消費の弱さを販売環境上のリスクとして認識している。