主力衣料品の低迷
FY2017-Q1に初出。20回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q2。直近の記載はFY2023-Q1。
さいか屋がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。13社中8社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに3社。
- FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当社の営業面では、2022年3月21日の新型コロナウイルス感染症まん延防止重点措置の解除以降、3年ぶりの特段の制限なく外出できるゴールデンウィーク等、外出機会の増加により、服飾雑貨、衣料品の春夏物需要の回復が寄与し、2022年3月から2022年5月の売上高は3カ月連続して前年売上高を上回りました。」
主力の服飾雑貨・衣料品について、外出機会の増加に伴い春夏物需要が回復し、3カ月連続で前年売上高を上回った。 - FY2022-Q3後退有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、高額商材の販売が好調に推移した他、新型コロナウイルス感染に伴う2021年9月30日の緊急事態宣言の解除に加え、主要顧客向け施策が奏功したこと、気温低下により秋冬商材の動きが好調であったことなどから、全体的に回復基調にあります。なお、入店客数においてはコロナ禍以前の水準には至っていない状況です。」
高額商材や秋冬商材が好調となり業界は回復基調とされた一方、入店客数はコロナ禍以前の水準に戻っていない。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「一方、個人消費については、旅行やレジャー、外食、ファッションなどの外出型消費の需要が大幅に減少しております。」
新型コロナウイルス感染症の影響により、ファッションを含む外出型消費の需要が大幅に減少したと記載している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「7月以降の新型コロナウイルス感染者数が再び増加傾向となり外出自粛ムードが高まったことに加え、天候面でも梅雨明けが例年より遅れたことが影響し、主力のアパレルにて盛夏商材が振るわず苦戦したことなどから、第2四半期の累計期間売上高は全店舗で予測した売上高を下回る結果となりました。」
新型コロナウイルス感染者数の再増加、外出自粛ムード、梅雨明けの遅れにより、主力アパレルの盛夏商材が苦戦し、全店舗で予測売上高を下回った。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「卒入学式などセレモニーの中止により衣料品や身の回り品などのオケージョン商材の動きも悪く厳しい結果となりました。」
新型コロナウイルス感染症に伴うセレモニー中止が、衣料品等の需要低迷として実際の業績環境に現れている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「低温多雨、長梅雨、記録的な暖冬などの影響による衣料品の不振や台風19号の影響による臨時休業などといった天候要因、10月の消費税増税の影響により、当社全体では、全店舗で予測した売上高を下回る結果となりました。」
天候要因により衣料品の不振が生じ、全店舗の予測売上高未達という業績影響が発生したと記載している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、消費税率引き上げ前には駆け込み需要が盛り上がったものの、10月の増税以降は反動により売上高の落ち込みが続いているほか、10月に発生した台風19号の影響による臨時休業や天候不順による衣料品の不振もあるなど、厳しい状況が続いております。」
増税後の反動、台風19号、天候不順により、主力衣料品の不振を含む厳しい百貨店業界の状況が実際に発生していると記載している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、6月・7月の低温多雨、長梅雨などの影響により、主力の衣料品を中心とした夏物商材が苦戦するなど、地方では依然厳しい状況が続いております。」
低温多雨や長梅雨の影響により、主力衣料品を中心とした夏物商材の苦戦が実際の業界状況として記載されている。 - FY2019削除有価証券報告書本ファイリングでは、主力衣料品の低迷を直接の業績要因として記載していない。
- FY2019-Q3秋冬衣料品の鈍化と自然災害影響の併記有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、主力の衣料品が気温の低下に伴いコートなどの秋冬物商材が堅調に立ち上ったものの、その後、気温が高めに推移したことにより動きが鈍化しました。9月は2度の台風上陸や北海道胆振東部地震などの度重なる自然災害の影響もあり減収となりましたが、」
秋冬物衣料品は一時堅調に立ち上がったものの、気温上昇により動きが鈍化し、9月には自然災害による減収も記載している。 - FY2019-Q2異常気象による衣料品等需要の減退有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、主力の衣料品のクリアランス前倒し効果や気温の上昇による季節需要の高まりなどで好調に推移しましたが、7月に入り西日本豪雨をはじめ、連日の猛暑、台風12号の上陸などの異常気象もあり減退しておりますが、」
衣料品はクリアランス前倒しや季節需要で一時好調だったものの、西日本豪雨、猛暑、台風12号などの異常気象により需要が減退したと記載している。 - FY2019-Q1回復兆候と需要減退の併記有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、主力の衣料品が春物の季節商材で回復の兆しを見せたものの、低温の影響で夏物需要が減退しておりますが、高額消費とインバウンドが引き続き好調に推移した大都市圏は回復傾向にあります。」
春物衣料品には回復の兆しが見られた一方、低温の影響で夏物需要が減退したと記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「近隣商圏における業種、業態を超えた販売競争の激化などにより、紳士・婦人衣料品をはじめとした主力商材の売上高が回復に至らず」
前四半期まで秋冬衣料品の持ち直しが記載されていたが、通期では主力衣料品を含む商材の売上高が回復に至らなかったと説明している。 - FY2018-Q3後退有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、冷え込みによる防寒需要の高まりなどにより、秋冬物の衣料品に持ち直しの動きが見られたほか」
従来の主力衣料品の低迷に対し、秋冬物衣料品に持ち直しの動きが見られたと記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、主力の衣料品の低迷が継続するものの、富裕層の需要の強さから、美術・宝飾・貴金属などの高額商材が活況となるほか、都市部を中心としたインバウンド需要も化粧品をはじめ好調が継続しております。」
主力衣料品の低迷が継続しているとする一方、高額商材と化粧品を含むインバウンド需要の好調も記載している。 - FY2018-Q1後退有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、主力の衣料品が低迷しておりますが、徐々に回復していることにより落ち込み幅に改善傾向がみられております。」
主力衣料品の低迷は続いているものの、徐々に回復し落ち込み幅に改善傾向があると記載している。 - FY2017後退有価証券報告書
「衣料品売上が、7月と11月には回復傾向が見られたものの、主力の食料品を含め全体の売上高は厳しい状況が続きました。」
衣料品は7月・11月に回復傾向が見られたとされ、従来の低迷から一部改善が示された一方、全体の売上高は厳しい状況が続いている。 - FY2017-Q3後退有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、売上高は9か月連続でマイナスとなったものの、シェアの高い衣料品が徐々に回復していることを背景に落込み幅に改善傾向が見られております。」
百貨店業界の衣料品は回復傾向と落込み幅の改善が示された。一方、自社では春物・秋物衣料の不振が続き、衣料品売上の低迷は残っている。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「7月中旬以降から8月にかけての天候不順により、特に衣料品の売上げが伸び悩み、売上高は前年を下回る状況が続いております。」
衣料品の不振が継続し、天候不順も重なって売上高が前年を下回る状況として記載されている。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「百貨店業界におきましては、主力の衣料品が低迷するなか、雑貨の売上につきましては、平成27年4月より14ヶ月連続で前年同月比プラスを確保するなど、一部好調な商品もありますが、」
衣料品の低迷を業界環境および当四半期の営業上の逆風として記載している。