上海高島屋の継続赤字見込みと減損損失
FY2018に初出。19回の記載のうち9回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q2。直近の記載は2026-10-15。
高島屋がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。11社中5社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- 2026-10-15対処決算説明資料
「上海はテナント誘致等、収益基盤強化に向けた取り組み効果により黒字転換」
上海高島屋について、継続していた赤字が中間期に黒字へ転換し、収益基盤強化策の効果を記載している。 - FY2027-H1対処有価証券報告書
「上海高島屋におきましては、新たなテナントの誘致等、収益基盤の強化に向けた取組の効果もあり、増収及び黒字転換を達成いたしました。引き続き、コスト削減を併せて推進し、さらなる利益の増大につなげてまいります。」
継続赤字・減損リスクが記載されていた上海高島屋について、新規テナント誘致等の効果により増収と黒字転換を達成したと記載している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「上海高島屋におきましては、新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、景気低迷による消費減速の影響が大きく、減収・赤字となりました。」
新たなテナント誘致を進めているものの、上海高島屋は通期で減収・赤字となり、継続赤字リスクが悪化した。 - 2026-04-17対処決算説明資料
「また、上海およびサイアムは売場改装などの効果により黒字転換、ベトナムは為替影響により小幅な減益となる計画である。」
上海について、売場改装などの効果による黒字転換を計画として示している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「上海高島屋においては、新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、景気低迷による消費減速の影響が大きく、減収・赤字となりました。」
新たなテナント誘致を進めているものの、景気低迷による消費減速の影響で上海高島屋は減収・赤字となった。 - FY2025悪化有価証券報告書
「上海高島屋におきましては、市場変化に対応した新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、中国経済の低迷の影響が大きく、減収・赤字となりました。」
営業継続後に回復局面もあった上海高島屋について、新たなテナント誘致を進めているものの、中国経済低迷により減収・赤字となった。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「上海高島屋は、市場変化に対応した新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、長引く中国経済の低迷の影響が大きく、減収減益となりました。」
新たなテナント誘致などの対策を進めているものの、長引く中国経済低迷の影響により上海高島屋の減収減益が続いている。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「一方、上海高島屋では、市場変化に対応した新たなテナントの誘致など収益基盤の強化に継続して取り組んでおりますが、長引く中国経済の低迷の影響は大きく、減収減益となりました。」
営業継続後に回復局面もあった上海高島屋について、長引く中国経済低迷の影響により再び減収減益となった。 - FY2024-Q2上海の休業反動による増収と減益が併存有価証券報告書
「上海高島屋は、前年のコロナ影響による休業(67日間)反動もあり大きく増収となりましたが、休業に伴うコロナ関連費用の特別損失への振替反動も同じく大きく、減益となりました。」
上海高島屋は前年の67日間休業の反動で売上が大きく回復した一方、費用計上の反動により減益となり、収益環境の改善は一様ではないと記載している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「一方、上海高島屋は、一時的にコロナ感染が急拡大したことにより、売上高の回復が遅れ、減収減益となりました。」
営業継続後に回復していた上海高島屋で感染急拡大が発生し、売上回復の遅れと減収減益が生じた。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「一方、上海高島屋は、市内での感染拡大により3月18日から時短営業をし、4月1日からは全館休業、6月7日から6月30日までは時短営業をしたことにより減収減益となりました。」
上海高島屋では感染拡大に伴う時短営業・全館休業が発生し、減収減益となった。営業継続後に改善していた同店の収益環境が再び悪化した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「海外(2021年1月~3月)におきましては、コロナ影響が少なかった上海高島屋、ホーチミン髙島屋、サイアム髙島屋の各店で売上の回復が見られ、増収増益となりました。」
上海高島屋について、営業継続後の当四半期に売上回復が見られ、ホーチミン・サイアムとともに増収増益となった。 - FY2021対処有価証券報告書
「また上海高島屋は、全館フロアにおけるMDの再構築とローコスト経営を推進し、一層の収益改善を進めてまいります。」
上海高島屋の継続赤字・減損リスクに対し、全館MDの再構築とローコスト経営による収益改善策を示した。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「8月に予定を変更して営業継続を決定した上海高島屋は、セールの売上効果もあり増収増益となりました。」
閉店予定を変更して営業を継続した上海高島屋について、セールの効果により増収増益となったと記載している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「上海高島屋は、8月25日に閉店を予定しておりましたが、お客様から継続を希望する多くの声が寄せられる中、店舗賃借先からの支援等を得られることとなったため、閉店を中止し営業を継続していくこととなりました。」
解散・清算および閉店の計画は、顧客の継続希望と店舗賃借先の支援等を受けて中止された。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「上海高島屋百貨有限公司は上海市長寧区において百貨店「上海高島屋」を運営しておりました。「上海高島屋」は開業以来、本格的な日本型百貨店の実現を目指し現地顧客の支持を拡大してまいりましたが、売上は伸ばすものの、業態間競争の激化や隣地商業開発の遅延と変更により、当初計画には及ばず黒字化に至っておりませんでした。こうした中、昨年来の米中貿易摩擦の長期化による経済の停滞、個人消費の落ち込み等により、これ以上の事業改善が見込めないことから、当該子会社の解散および清算計画を決議いたしました。これに伴い「上海高島屋」は2019年8月25日をもって閉店する予定です。」
継続赤字と減損損失のリスクに関連して、上海高島屋の解散・清算および2019年8月25日の閉店予定が決議された。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「上海高島屋百貨有限公司(中華人民共和国 上海市)…営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなる見込みである資産グループの帳簿価額を公正価値まで減額し、当該減少額を減損損失1,598百万円として特別損失に計上しました。」
上海高島屋について、営業損益が継続してマイナスとなる見込みを理由に1,598百万円の減損損失を計上した。