新型コロナウイルス感染症による訪日客・全事業への影響
FY2019に初出。15回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2023。
ラオックスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。9社中2社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに6社。
- FY2023対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の分類が、5類へ移行されましたが、今後、なんらかの感染症が拡大した場合には、当社グループ直営店舗及び商業施設での営業制限、訪日外国人旅行客の需要減少や外出自粛による消費低迷、また、これらの影響が長期にわたった場合、当社グループの経営成績および財政状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。」
COVID-19の分類5類移行により従来の影響は緩和方向にある一方、将来の感染症拡大を一般的なリスクとして再整理している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類見直しによる水際対策の大幅な緩和、及び継続的な金融緩和を背景とした円安誘導によりインバウンド(訪日外国人)旅行需要の回復等が見込まれております。」
新型コロナウイルスの感染症法上の分類見直しと水際対策の大幅緩和により、訪日需要の回復が見込まれる段階へ進んだと説明している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスからの社会経済活動の正常化が進む中、緩やかな持ち直しが続く一方で」
新型コロナウイルスによる社会経済活動への影響は、正常化が進み緩和する方向が示された。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は軽減されつつありますが、」
新型コロナウイルス感染症の影響は軽減されつつあると説明され、国内経済への影響は従来より緩和する方向が示された。一方、中国では年初に従業員の罹患による影響が残っている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「海外事業において中国上海のロックダウンによる経済活動の制限を大きく受け、売上高37,874百万円(前年同期比21.3%減)となりました。」
感染症リスクは、上海ロックダウンによる経済活動制限として海外事業に波及し、連結売上高の前年同期比21.3%減につながった。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の連結業績は、アセット・サービス事業において不動産売却案件が生じたものの、海外事業において中国上海のロックダウンによる経済活動の制限を大きく受け、売上高24,124百万円(前年同期比21.7%減)となりました。」
感染症の影響は、訪日客減少だけでなく、上海ロックダウンによる経済活動の制限として海外事業に波及し、連結売上高の前年同期比21.7%減につながった。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「海外事業では、中国国内の子会社においてゼロコロナ政策による行動規制の影響や、飲食店の休業、物流網の遅延や寸断等が生じ、また、主要な販売先に対する与信管理の強化等もあり、売上高は減収となりました。」
感染症リスクは、ゼロコロナ政策に伴う行動規制、飲食店休業、物流網の遅延・寸断として海外事業に引き続き実際の影響を及ぼしている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響により店舗の一時休業や集客の苦戦を余儀なくされた国内リテール事業の減収に加えて」
感染症の影響が国内リテールの休業・集客難・減収として引き続き顕在化している。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間(7~9月)に入り中国国内において新型コロナウイルスの感染者が確認された事から防疫対策が強化され、結果として国際物流の遅延などの影響を受けることとなり、売上高は前年同期比で減少することとなりました。」
COVID-19の影響は訪日客減少だけでなく、中国国内の防疫対策強化による国際物流の遅延として海外事業にも実際に波及した。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「一方で、インバウンド情勢は依然として海外からの渡航制限が継続しており、現在も回復の目途は立っておりません。」
海外からの渡航制限と訪日客減少の影響が続き、インバウンド需要の回復時期が見通せない状況を継続して認識している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響により、インバウンド事業の主要顧客である中国からの旅行客をはじめとした訪日外国人が減少しており、また、生活ファッション事業の一部においても外出自粛要請に基づく消費マインドの低下などから、売上高が減少するなど足元の業績に影響が生じております。」
COVID-19の影響が訪日客減少によるインバウンド事業だけでなく、外出自粛による生活ファッション事業の消費マインド低下・売上減少にも及んだ。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響により、インバウンド事業の主要顧客である中国からの旅行客をはじめとした訪日外国人が減少しており、また、生活ファッション事業の一部においても外出自粛要請に基づく消費マインドの低下などから、売上高が減少するなど足元の業績に影響が生じております。」
COVID-19の影響がインバウンド事業だけでなく生活ファッション事業にも及び、訪日客減少・消費マインド低下・売上高減少として実際に発生している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による業績の急激な落ち込み等により、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しております。」
COVID-19の影響がインバウンド事業・生活ファッション事業を中心に全社業績へ波及し、営業損失、経常損失、親会社株主帰属四半期純損失として顕在化した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間においては、2020年1月は前年同期比を上回る業績で推移していたものの、2月以降の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による業績の急激な落ち込み等により、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しております。」
感染症リスクが実際に全社業績へ波及し、2月以降の急激な業績落ち込みと営業・経常・純損失として顕在化した。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社グループでは、新型インフルエンザや新型コロナウイルスをはじめ、重大な感染症が発生・蔓延した場合は、免税品販売事業である「インバウンド事業」のみならず、全ての事業において、大幅な顧客の減少や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
感染症の流行がインバウンド事業だけでなく全事業の顧客数・業績に影響するリスクを初めて独立項目として明示した。COVID-19による中国からの訪日客減少と経営環境の急変も記載している。